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ハンガー・ゲーム

2014.02.05

「ハンガー・ゲーム」のジャケット


 【 ストーリー・あらすじ 】

 生存確率1/24。それは最後の1人になるまで戦い続ける、究極のサバイバル!
 独裁国家パネム。この国の権利者は、支配する12の地区から若い男女ひとりずつを選出し、「ハンガーゲーム」というイベントを実施していた。全国のテレビ中継されるその競技は、24人のプレイヤーが闘技場に投げ出され、最後のひとりになるまで戦う究極のサバイバル・ゲーム。幼い妹の代わりとして第12地区の代表に自ら志願したカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、同郷のピータとともに人生のすべてを懸けた戦いに身を投じていく・・・。

 【 出演 】
ジェニファー・ローレンス, ジョシュ・ハッチャーソン, リアム・ヘムズワース, ウディ・ハレルソン, レニー・クラヴィッツ

 【 監督 】
ゲイリー・ロス



 【 感想 】

 この映画「ハンガー・ゲーム」を皆さんは鑑賞されたことがありますか?「ハンガー・ゲーム」シリーズの第1作目の映画です。主演を務めるジェニファー・ローレンスの魅力たっぷりの作品となっています。ぜひご覧ください。

サバイバルゲーム


 本作を簡単にいうと「殺し合いのゲーム」です。選ばれた男女が最後の1人になるまで殺し合う、個人的にはこのような設定は好きです。しかも、近未来が舞台というSFの要素が入っているのでリアルさが抑えられていましたし、エンターティメント性の高い作品になっていて幅広い層が楽しめる作品だと思います。

 ただ、期待が大きかったのか映画としてはちょっと物足りなさを感じたというのが正直なところです。しかし本作は3部作として予定されていますので、続編も含めて評価していきたいなぁと思いました。

 2013年12月公開の2作目「ハンガー・ゲーム2」では監督も1作目とは変わっていますし、どのような作品になっているのか楽しみです。

登場人物の紹介


カットミス 「ハンガーゲーム」 カットニス (ジェニファー・ローレンス)
妹の身代わりにハンガーゲームへ出場。
弓矢を得意としている。

ピータ 「ハンガーゲーム」 ピータ (ジョシュ・ハッチャーソン)
カットニスと同じく第12地区から選ばれた。
カモフラージュを得意としている。

ヘイミッチ 「ハンガーゲーム」 ヘイミッチ (ウディ・ハレルソン)
過去のハンガーゲームの勝者。
カットニスとピータの教育係。

シナ 「ハンガーゲーム」 シナ (レニー・クラヴィッツ)
カットニスのスタイリスト。
カットニスの良き理解者。

ルー (アマンドラ・ステンバーグ) ルー (アマンドラ・ステンバーグ)
第11地区出身の12歳の少女。
カットニスを姉のように慕っている。

ゲイル 「ハンガーゲーム」 ゲイル (リアム・ヘムズワース)
カットニスの狩猟仲間。
カットニスに好意を抱いている。

スノー大統領 「ハンガーゲーム」 スノー大統領 (ドナルド・サザーランド)
独裁国家パネムを治める最高権力者。
残忍な部分を持っている。

シーザー (スタンリー・トゥッチ) シーザー (スタンリー・トゥッチ)
ハンガーゲームの公式インタビュアー。
ハンガーゲームの司会進行を務める。



第12地区代表、カットニス・エヴァディーン(ジェニファー・ローレンス)


 独裁国家パネムで年に1度「ハンガーゲーム」と呼ばれるイベントが開催されます。これは貧困層が暮らしている12の地区から男女1名ずつの計24名が選出され、最後の1人になるまで殺し合いをするというサバイバルゲームです。

 第12地区から出場するプレイヤーを選ぶ選考会で、女性プレイヤーとして選ばれたのはカットニスの妹のプリムローズ。そこでカットニスは妹の身代わりとしてプレイヤーに志願したのです。

抽選会にいるカットニス

 これはちょっと感動しました。妹を想うカットニスがものすごくかっこよかったです。過酷なサバイバルゲームにおいて妹が生き残れる可能性はほぼゼロ、かといって自分が生き残れる自信があるわけではありません。とにかく妹を助けたいという一心での志願だったのだと思います。

 妹の身代わりとなりプレイヤーとして壇上に立っていたカットニスの表情からは、覚悟と恐怖が入り混じったような感情が伝わってきて、この時にジェニファー・ローレンスは素晴らしい女優さんだなぁと思いました。

選ばれたカットニスの表情

 サバイバルが始まってからもそうですが、表情による表現が見事で、彼女の抱く微妙な心境が物凄く上手く表れていたと思います。はっきりいってジェニファー・ローレンスが主演だからこそ、本作を観る価値ありといっていいぐらい、彼女の魅力に溢れていました。

 かわいくもあり綺麗でもあり、そしてかっこいい。そして、お姉さんの顔、女性の顔、プレイヤーの顔。一言でいえば「しなやかさ」というのが彼女の魅力なんだと思います。べた褒めしたくなるぐらい全てが良かったです。

色々なジェニファー・ローレンス

パフォーマンス


 ハンガーゲームで勝ち残るためには、心技体だけではないんです。ハンガーゲームはテレビで放送され、いわばショーなのです。いかに観客を惹きつけることができるか、これもまたハンガーゲームで勝ち残るために必要なことなんです。

 そこで重要となるのがスポンサーです。大会中に物資や食料などを提供してくれるスポンサーを獲得することが必要なんですねっ。オープニングセレモニーから自分たちの魅力を表現し、インタビューもスポンサーを意識して答えていかなければいけません。

カットニスとピータ

 これは面白いシステムですねっ。ただ単にサバイバル術に長けている者が勝つというわけでなく、弱者にもチャンスがあるということですもんねっ。作戦を練ったり、パフォーマスを工夫したりと、個人戦ではなくチーム戦という感じがして良かったと思います。

 ただ、実際に大会中に薬などの提供がありましたが、逆に強いにも関わらずスポンサーを獲得できなかったから生き残れなかったプレイヤーを描くことによって、スポンサーの重要度が増したと思いますし、続編ではこのシステムがもっと活きてこればいいなぁと思います。

 あと、色々なところでゲームが始まるまでが長すぎるという感想をよく目にしましたが、個人的にはゲームが始まるまではハンガーゲームが単なるサバイバルではなく、人によって殺し合いでありお祭りでもあるという「ハンガーゲーム」の本質みたいなものが伝わってきて良かったです。

インタビュー

「ハンガーゲーム」スタート!!


 不安を拭い切れないカットニスですが、ハンガーゲームがとうとう始まります。スタートと同時に武器を取りに行くプレイヤーたち、しかし、1つの場所にみんなが集まるということはどれほど危険なことか。スタート直後に多数入れ混じる殺し合いが始まります。

 スタートと同時に殺し合いが始まり、大勢のプレイヤーがいなくなったのにはびっくりしました。いきなり約半数のプレイヤーがいなくなってしまいましたもんねっ。

 ゲームとして成り立ってないように思えますが、こうなることをわかっていてスタート場所に設置した主催者側の嫌らしさというものを感じました。オープニングで盛り上げる、これもまた観客を喜ばせる演出なんでしょうねっ。武器はゲットできなかったけれども、まずは無事にカットニスがスタートを切れたので安心しました。

逃げ惑うカットニス

仲間


 たった1人が生き残るサバイバルゲームですから、自分以外はみんな敵なんです。しかし、どこかが手を組んでしまうと、それに対抗するためにはこちらも手を組まなければ難しいんですよねっ。ただ、手を組んでもいずれは戦わなければいけない・・・いわば浅い絆で結ばれており、何かあれば簡単に裏切りが出てくる、ものすごく難しい関係だなぁと思いました。

 ただ深い絆で結ばれる仲間も存在します。それはみんながみんな自ら志願して参加しているわけではないからなんですねっ。死にたくない、でも殺したくもない、そういったプレイヤーもいるということなんです。

 カットニスがその1人で、第11地区出身の12歳の少女ルーと共に行動を始めます。ルーにどこか妹の面影を感じていたんでしょうねっ。カットニスのルーに向ける表情はすごく優しくて素敵でした。

 しかし、いくら仲良くなり最後まで2人で生き残ったとしても、ハンガーゲームのルールの下どちらか1人は命を落とさなければいけません。そんなことを考えながら観ていましたが、もしそうなったとしたらカットニスは自ら命を落としたでしょうねっ。

 抽選で選ばれた妹を助けた時のように、きっとルーも助けたと思います。勝利への執念は持っていると思いますが、彼女に大切な人は殺せません。それなら自分が死ぬ方が後悔しないんだと思います。ハンガーゲームにおいてその優しさは弱点だと思いますが、彼女の魅力でもあるんですよねっ。

横たわるルー

パートナーのピータ


 「最後の1人になるまで殺し合う」それがハンガーゲームのルールですが、途中でルールが変更になります。「同じ地区のプレイヤー2名が生き残った場合は、その2名を勝者とする」というものです。

 これはカットニスに同郷のピータが想いを抱いているのをインタビューで言ったのが影響しルールが変更されたんですよねっ。カットニスとピータの恋の行方もハンガーゲームの見どころとして取り入れることにより、観客がより楽しめて盛り上がると大会本部が考えたからなんです。

テレビ中継

 なので、このラブストーリーも見どころと言いたいところですが、全然そんなことはありません。「吊り橋効果」なんてどこへやら、この恋模様を利用することがハンガーゲームでの勝利へ繋がるとカットニスとそのスタッフは考えたのです。

 カットニスに想いを寄せるピータがちょっとかわいそうだなぁと思いましたが、これも勝利のためなんですよねっ。2人で戦った方が可能性が高い、そしてスポンサーの支援を受けやすいということで、ピータを想っているかのようにカットニスは演じるのです。

傷ついたピータ

最後の決戦


 プレイヤーは残りわずか、サバイバルゲームは佳境へと差し掛かります。小さい頃から戦いの英才教育を受けてきた優勝候補とされるプレイヤー、第2地区代表のケイトーとの戦いが始まります。

 カットニスとピータは力を合わせて戦うのですが、最後にしてはちょっとハラハラドキドキに欠けていたかなぁと思いました。このような戦いはもっとゲームの序盤・中盤で描いておいて、最後にはもっと盛り上がる戦いが用意されていたらもっと良かったと思います。

 あとカットニスの弓の見せ場がもっと用意されていたら良かったのになぁと思いました。個人的にはゲーム前にリンゴを射抜いたシーンが一番良かったです。でもピータのカモフラージュの使い方は良かったですねっ。サバイバルにおいて隠れるというのは重要なことですから、良い特技だなぁと思いました。

 ただ、そもそも映画の尺が足りないのが問題だと思いますが、敵プレイヤーの描写が少な過ぎたので愛着の湧く悪役プレイヤーがいなかったのが勿体ないなぁと感じました。そのあたりも最後の戦いの盛り上がりに影響していたのだと思います。

弓を引くカットニス

ハンガーゲームの勝者


 何はともあれ、最後までカットニスとピータが生き残ったのは嬉しかったです。ただここで再びルールが変更になるんですねっ。同じ地区の2人が生き残れば、2人とも勝者とするというルールが、再び1人しか生き残れないというルールに戻されるんです。

 運営側のせこさというものを感じましたが、これは上手く乗り越えたなぁと思いました。仲間同士で殺し合うことを避け、2人一緒に死のうと決断した時の運営の慌てぶりときたらなかったですよねっ。

 見事勝者は第12地区の2人になり、観客はヒーロー&ヒロインのように騒ぎ立てていましたが、この時のカットニスは歓びというよりも生きて帰ってこれた安堵の方が大きかったと思います。

勝者の2人

続編


 本作の続編「ハンガー・ゲーム2」では歴代優勝者を集めたハンガーゲームが開催されるということで、すごく面白そうだと思いました。どのような作品になっているのか期待したいです。

 本作では映画の尺から考えて、ちょっとゲームに時間がかけられなかったので、「ハンガー・ゲーム2」ではもっとゲームの部分が充実していてほしいです。

 あと監督が2作目では違う監督になっているので、また違った「ハンガー・ゲーム」が観れるんじゃないでしょうかねっ。そして、やっぱりカットニス演じるジェニファー・ローレンスが今度はどのような一面を魅せてくれるのか楽しみです。

ハンガー・ゲーム2のカットニス

「ハンガー・ゲーム」シリーズのDVD・Blu-ray・本・書籍等

こんにちはパッチさん。


「ハンガー・ゲーム」は2作まで鑑賞済みです。この映画の魅力はなんと言ってもパッチさんも絶賛のカットニスことジェニファー・ローレンスにつきると思います。ジェニファー・ローレンスに関しては「ハンガー・ゲーム」の他、「世界にひとつのプレイブック」と最近観た「アメリカン・ハッスル」でも鑑賞したのですが、「ハンガー・ゲーム」とは全然違うむしろカットニスとは対象的な役を演じていて、この女優は凄いなと思いました。元々「ウィンターズ・ボーン」(未見)から気になってはいたのですが、思った以上に魅力的で演技力もあり、観るたびに雰囲気が変わるまさにミスティーク(X-MEN)そのものですね。

気になるのがやはり続編ですが、3部作といっても実際は4部作つまりハリー・ポッターやトワイライト形式で、最終章は2部に分かれます。2作目はパッチさんがおっしゃってた通り監督も代わってるのでどうなるかと思ってましたが、正直1作目よりは良かったです。ネタバレしちゃうので詳しくは言えませんが、カットニスやピーターを含め複雑な心情とかが結構描かれています。ただ、最終章前なので良いところで終わってしまうのですが、続きがどうなるのだろうかと早く観たい衝動にかられるので、戦略的にはOKです。

不安要素というか気になるのが、先日なくなったフィリップ・シーモア・ホフマンのことです。物語のキーマン的な存在なので撮影にどう影響してくるのかが気になります。ニュースによると最終章の一部は撮り終えていて、あとは1週間程度の撮影で彼のシーンは終わりだったそうです。公開には影響がないとか記事が出てたのですが、最後はすっきりした感じで終わって欲しいですね。

  • 2014/02/06
  • ケビンさん
 【ケビンさんへ】

こんばんは、ケビンさん。
コメントありがとうございます。

「ハンガー・ゲーム」でのジェニファー・ローレンス
ほんとに素晴らしかったです。
サバイバルゲームが始まるまでで、すでに彼女の魅力が十分伝わってきましたし
「ハンガー・ゲーム2」も観てみたいと思いました。

あとケビンさんは「世界にひとつのプレイブック」も鑑賞済みなんですねっ。
アカデミー賞では主演女優賞を受賞した作品ですし
ぜひ観てみたいです。

そして「観るたびに雰囲気が変わるまさにミスティーク」という表現はすごく上手いですねっ。
まだ若い女優さんですし
今後の作品はほんとに楽しみです。

2作目ではカットニスやピーターを含め複雑な心情が描かれているということで
1作目ではどうしても世界観の説明に時間を割かなければいけなかった分
サバイバル部分が駆け足になっていたので
どんな風になっているのか楽しみです。

そして、フィリップ・シーモア・ホフマンの訃報は
好きな俳優さんだっただけにすごく残念でした。

フィリップ・シーモア・ホフマンがキーマンとなるということですので
脚本が少々変更されると思いますが
シリーズとして大作になっているだけに
ラストは素晴らしい終わり方になってもらいたいです。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2014/02/07
  • パッチさん
パッチさん、こんばんは。

とうとう、ハンガーゲーム最終章観てきました。

率直な感想ですが、終わり方は残念な感じでした。
あ、ストーリーがというよりも映画として脚本的にどうなんだろうてことです。なんだか、途中カットされたみたいな。
ネタばれになるので言えませんが、え?こんな簡単に決着、みたいに思えました。盛り上がってきて、肩透かしって感じです。

あとやっぱりシーモア・ホフマンですが、出番が少なかったです。名前(役名)はセリフの中に出てくるのですが、やっぱり映像が無いからか、不自然な感じでした。

そういったモロモロ合わせて残念な感じでした。

やはりシリーズものって難しいのかな?
ハリー・ポッターと比べるのは違うかも知れませんが、作り的にあまい部分があるような気がします。

すみません、(パッチさんは)まだ観ていないと思いますが、あくまでも個人的な意見ですので、パッチさんはパッチさんなりの感じ方があると思います。また、レビュー楽しみにしています。

ではでは。
  • 2015/11/22
  • ケビンさん
 【ケビンさんへ】

お久しぶりです、ケビンさん。
コメントの返事が遅くなっていまい申訳ありません。

「ハンガーゲーム」の最終章を鑑賞されたんですねっ。
私はまだ2作品までしか鑑賞していないので
ぜひ見てみたいです。

カット割りだったり終わり方がちょっと物足りない感じみたいですが
やっぱりフィリップ・シーモア・ホフマンのことが
ちょっとは影響しているんでしょうか。

ここ最近では期待のシリーズだけにちょっと残念ですねっ。

「ハリーポッター」の場合だと原作がものすごく大ヒットしただけに
力の入れ具合や製作費もけっこう違ったんでしょうかねっ?

はいっ、鑑賞する際には世界観にどっぷり浸かって
楽しんでみたいと思います。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2016/08/31
  • パッチさん



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