1. TOP
  2. [ アクション映画 ] アクション
  3. アンストッパブル

アンストッパブル

2013.09.02

「アンストッパブル」のブルーレイ


 【 ストーリー・あらすじ 】

 ペンシルヴェニア州ブリュースターのミンゴ操車場。この日、初めてコンビを組むことになった勤続28年のベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)と、職務経験4ヶ月の新米車掌ウィル(クリス・パイン)。始めからソリが合わず、それぞれ私生活でも問題を抱える2人は、険悪な雰囲気で旧式機関車1206号に乗り込むことに。その頃、同州のフラー操車場では、運転士によるブレーキ操作のミスが原因で、最新鋭の貨物列車777号が無人のまま走り出してしまう。39両の大編成で全長約800mを誇るそれは、極めて危険性の高い化学物質とディーゼル燃料を大量に積んでいるため、その先に待ち受ける急カーブで転覆すれば大惨事に発展することは必至だった。あらゆる手立てを講じるも敢えなく失敗に終わる中、フランクとウィルはブレーキでその暴走を停止させるという無謀な手段に出るのだが…。

 【 出演 】
デンゼル・ワシントン, クリス・パイン, ロザリオ・ドーソン

 【 監督 】
トニー・スコット



 【 感想 】

 この映画「アンストッパブル」を皆さんは鑑賞されたことがありますか?アメリカで実際に起こったディーゼル機関車の暴走事故を映画化した作品です。スピード感があって、ハラハラドキドキが楽しめる作品になっています。興味のある方はぜひご覧ください。

いくつもの人為的ミスが重なって起こった事故


 操作ミスと整備ミス、それらがいくつも重なり、38両編成で全長800mもの貨物列車を牽引するディーゼル機関車が無人のまま走り始めます。パワーマックスのディーゼル機関車はどんどんと速度を上げ、猛スピードで暴走してしまうのです。

 きっとマニュアルや手順のようなものが存在していたと思いますが、長年の勤務によりそれらが疎かになってしまっていたんでしょうねっ。今回のミス以前にも、小さなミスをいくつかしてきたんだろうなぁと想像がつきます。

鉄道の朝

 そして今回、それらのミスがいくつも重なって恐ろしい事件を引き起こしてしまったんです。最悪ですよねっ。まぁ、人間ですからミスも仕方ないと思います。なので、それらのミスをも想定し対応手段としてのマニュアルやシステムも存在するわけですが、それらが役に立たないほどの人為的ミスが重なってしまったんですねっ。

 あと無人で暴走する乗り物というのがまず珍しいですよねっ。車にせよ何にせよ、有人だからこそ走りますし、仮に走っていたとしても障害物はどこかにあるものです。なので線路という決まった道があるからこそ走り続けるという設定が本作の面白さなのだと思います。

暴走する機関車

ベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)と新米車掌ウィル(クリス・パイン)


 この日初めて仕事をすることになったベテラン機関士のフランク(デンゼル・ワシントン)と、配属されてまだ4ヶ月の新米車掌のウィル(クリス・パイン)、これがまたなかなか上手くいかないんですよねぇ。

フランクとの出会い

 仕事中に電話をしていたりミスばかりするウィル、そんなウィルにガミガミうるさいフランク、お互い良く思っていないんです。まぁ「ベテランと新人」「玄人と素人」という構図は映画ではよくある設定ですが、個人的には好きな設定です。

 「ザ・ロック」「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」「セブン」のコンビように、徐々に上の者を尊敬し下の者を認めていくという、2人の関係が築かれていくプロセスが描かれている作品はすごく好きです。

鋭い眼のウィル

暴走機関車の停止大作戦


 猛スピードで暴走するディーゼル機関車が向かう先には大きな急カーブが待ち受けており、脱線は確実。そうなると、多大な被害が出てしまうということで、停止大作戦が始まります。

 一体どうやって停止させるのか?惰性で走っているわけではなく、パワー全開で走っているわけですからかなり難しいです。ということで、操車場長を務める女性コニー(ロザリオ・ドーソン)は人気のない場所で、脱線させて被害を抑えようと案を出すのです。

 人気がない場所で脱線させれば被害者こそ出ないでしょうが、全長800mもの怪物なので被害・損害がかなり出るのは間違いないです。コニーの考えはどうなんだろう?と思いましたが、脱線が上手くいくかどうかは置いといて、後々に彼女の考えは正しかったとわかるんですねっ。

電話をしているコニー

 それに比べてコニーの上司にあたる運行部長ガルビン。彼はダメですねっ。最小限に抑えようとしているのは、街の被害よりも会社の損害です。全てが後手後手に回ってしまい、最終的に脱線という方法を取りますが失敗に終わるという最悪のケースになってしまいます。

 ガルビンはダメダメです。それに比べて操車場長のコニーはすごく頭が良く柔軟なんですよねっ。きちんと現場で起きている状況を把握した上で判断をしていたと思います。この構図は「踊る大捜査線」に似ていますねっ。

 現場のフランクとウィルが「踊る大捜査線」の青島、操車場長の女性コニーが室井さん、そしてダメダメのガルビンが室井さんの上司たち。こういう構図は「やりたいことをできない」「現場をわかっていない」というイライラを与えてくれるので、いいスパイスになっていたと思います。

交信するフランク

旧式機関車1206号で暴走機関車を追う!!


 暴走ディーゼルを止めるには後ろから連結して引っ張るしかないと判断したフランクは、旧式の機関車1206号で暴走ディーゼルを追っかけ始めたのです。猛スピードで追いかけるが・・・果たして間に合うのか!?

 あの化け物のような暴走機関車を引っ張って止めることが、果たして可能なのか?その前に追い付くことはできるのか?色々な疑問と不安がありつつも操車場長のコニーもフランクの考えに賛成し、作戦が始まります。

 機関士としてベテランであり、実際に現場にいるフランクの考えと勘を信用したコニー。この関係性がまた良かったです。そして追いかける間、フランクとウィルがお互い悩みなどを打ち明け合ったりして、関係が深まっていくんですねっ。

フランクとウィル

連結大作戦


 フランクとウィルが乗った旧式機関車1206号がとうとう暴走機関車に追い付くのですが、連結って後ろからぶつかればガッチャン!!と繋がるものでもないんですねっ。ストッパーのような杭も打たなければいけないし、大変そうでした。

連結部分のウィル

 しかも、その作業を猛スピードで動き続けている中行わなければいけないわけですから、まさに命がけです。連結部分にウィルが向かい、フランクに支持しながら作業を行います。

 ウィルが杭を打つ時に宙ぶらりんになった時はやばかったですねぇ。テレビでその状況を観ていた奥さんもすごく心配そうに見ていました。結果、ウィルは足を負傷してしまいまいたが、見事連結は成功。ブレーキをかけて暴走機関車の速度を落としていきます。

ウィルの家族

ベテラン機関士フランクが走る


 一時は速度を落とすことに成功した暴走機関車ですが、徐々に速度を取り戻してしまいます。もう引っ張って止めることは無理だと判断したフランクは、貨物車それぞれの単独ブレーキをかけながら、暴走機関車の運転席へと向かっていくのです。

 ウィルは負傷してしまっているわけですから、ここはフランク演じるデンゼル・ワシントンの見せ場ですねっ。動き続ける貨物車のブレーキを掛けながら走り続けるわけですが、あれは見ていて怖かったです。私なら這いずりながらしか無理だなぁと思いました。

運転席に向かうフランク

急カーブへ突入


 急カーブまでに止めなければいけなかったのですが、残念ながら間に合わず、そして手段もなく、急カーブに突入してしまいます。急カーブの横には可燃物タンクあるので、脱線してしまうと大惨事は免れない。果たして無事曲がりきることはできるのか?

 遠心力で車体が持って行かれそうになっていましたが、ギリギリ片輪走行で耐えていたのは凄い絵でした。貨物車の単独ブレーキと旧式機関車1206号のブレーキによって、少し速度は落ちていたからこそですねっ。それにしてもあの迫力ある映像を作り出せるCGってすごいなぁと感心しました。

急カーブに突入する機関車

停止作戦、大成功!!


 最後は暴走機関車を追っていた同僚の車に乗り移り、そこから運転席へ乗り移って見事停止させることに成功しました。実話を元に製作されたということで、結果はハッピーエンドになるとわかっていましたが、すごく楽しめました。

 ウィルは奥さんと上手くいったみたいですし、フランクはクビにならずに済みました。ダメダメのガルビンはクビになり、代わりに操車場長を務めていた女性コニーが運行部長に昇格。そして、ミスをして事故の原因を作ったデューイは、事故後にファーストフード業界に転職したというのも凄いですねっ。ただ、似合ってると思いました。

 スピード感やハラハラドキドキもあって映画「スピード」に似ていますが、実話が持つリアリティだったり悪人がいないというのもあって、暴走機関車が停止した時、劇中の人たちと同じように喜べてすごく気持ちのいいラストでした。

喜ぶウィルとフランク

「実話映画」関連の記事一覧

映画「アンストッパブル」のDVD・Blu-ray一覧

こんばんは、パッチさん。

僕もこの映画のDVD観ましたよ~!
パッチさんにコメントしたかもしれないのですが、どこのジャンルでコメントしたか忘れてしまいました。(スミマセン)

列車の片輪走行のところではドキドキしました。
ある程度スピードが落ちていたから脱線せずに済んだんですね!

最後にフランクがクビにならなかったのが良かったです。
ハッピーエンド好きの僕としては、面白かったです!

全然話は変わりますが、パッチさんはもう「恋しくて」はご覧になりましたか??
(良い意味で)気軽に観れる青春映画です。
機会がありましたら是非観てみてください!!

またオジャマします!!
  • 2013/09/07
  • マサカズさん
 【マサカズさんへ】

こんばんは、マサカズさん。
コメントありがとうございます。

確かに以前鑑賞されたというコメントをいただきました。
デンゼル・ワシントンの演技、そして実話映画だからこその面白さを仰っていましたよっ。

片輪走行はほんとに凄かったですよねっ。
あのシーンでのハラハラドキドキはすごく楽しめました。

そしてマサカズさんの大好きなハッピーエンドでしたよねっ。
クビが撤回され、新人の夫婦仲もよくなり
気持ちのいいラストだったと思います。

あと「恋しくて」、観たい観たいとずっと言っておきながら
まだ鑑賞できずにいるんです・・・。
新しく生まれ変わったレンタル屋さんのことはご存じだと思いますが
最初行った時にはレンタル中
そして、次行った時には見つからず・・・。

映画レンタルのスペースが以前よりも狭くなったので
すごく残念に思います。
単に私が見つけられなかっただけだと信じたいです。

例えば「キック・アス」はずっと観たいと思っている映画なんですが
この作品はツタヤが独占レンタルしているので
他のレンタル屋さんには置いていないんです。

あと、確か「アメイジング・スパイダーマン」もツタヤが独占していたと思います。
いくつものレンタル屋さんが立ち並ぶ都会であればいいのですが
残念ながら私の地域はそれほど都会ではないので
不便をすごく感じます。

と、かなり長いグチになっちゃいましたねっ。
申し訳ありませんでした。

でも、「恋しくて」は観たいと思っているので
また鑑賞してみたいと思います。

はいっ、いつでもお待ちしております。
ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2013/09/08
  • パッチさん
ストーリーは至って単純。だから面白い!
頭を使わずに集中して見れる作品ですよね。
しかも実際にあった事件を元に作られた話ですから余計興味がわいてきます(^O^)

作中内のフランクとウィルのコンビは見てて非常によかったです。
最初はあまり仲が良くなかったのが暴走列車を止めるという一つの目的の為に一心同体となる様に思わず胸が熱くなりました。

最後も大体の人がハッピーエンドを迎えられてスッキリしました。(一人ファストフード業界に行った人がいたけど)

個人的には何回見ても面白い映画だと思います(^-^)
  • 2013/09/08
  • ベンジャミンさん
 【ベンジャミンさんへ】

こんばんは、ベンジャミンさん。
コメントありがとうございます。

確かにストーリーは単純ですねっ。
暴走した列車を止めるということのみを物語にした作品です。

そしてこれが実話を元に作られたというのが上乗せされて
さらにドキドキが加わっていると思います。

ベンジャミンさんの仰る通り
本作の主役フランクとウィルのベテランと新人という構図で
最初は距離があった二人ですが
一つの目的に向かっていく過程で少しずつ距離が縮まっていくところなんかはとても良かったです。

100%ハッピーエンドとは言えませんが
ファーストフード店に行った人も
体系などで何となくですが、天職なんじゃないかなぁと思っちゃいました。

難しいことは考えずに観れるので
何回観ても楽しめる作品ですよねっ。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2013/09/10
  • パッチさん
おはようございます、パッチさん。

レビューに久々のコメントです。
この映画は、劇場ではなくTVで録画して観ました。

デンゼル・ワシントンは好きな俳優でもあるし、こういう役柄はぴったりくる感じがします。スピード感があってハラハラする映画は、観ていて楽しいです。
それにパッチさんの記事が、絶妙にポイントポイントを絞って説明しているので、解りやすくまさにプロ級ですね(笑)

「キック・アス」がまだ観れてないのですね。そうですか、TUTAYA独占とは知りませんでした。
続編も決まってますし、来年にはTV放映するのじゃないかな~3部作になるみたいですよ。

私は相変わらずしこしこ映画館に通ってますが、今年は例年の倍のペースです。明日も休みをとって2本観る予定です(今年は一日3本観た時もありました)。最近観た中でもお薦めしたいのが、この映画にも出演しているクリス・パインの「スター・トレック イントゥ・ダークネス」です。前作もすごく良くてその年のNo.1に選んだのですが、今回も勝るとも劣らぬ面白さでした。しっかりしたドラマ仕立てのストーリー、エンターテイメント性にとんだスケール感と前作を観ていなくても充分楽しめる作品です。監督のJ.Jあエイブラムスには感嘆しました。「スター・ウォーズ」にもかなり期待が高まります。
機会があれば、ご賞味を。

ではまた。
  • 2013/09/10
  • ケビンさん
 【ケビンさんへ】

こんばんは、ケビンさん。
コメントありがとうございます。

そういえば、少し前にテレビで放送されていましたねっ。
デンゼル・ワシントンの演技は素晴らしく
役柄の性格がすごく伝わってきましたし、ぴったりの役だなぁと思いました。

あと記事へのお褒めの言葉ありがとうございます。
作品自体の起承転結がはっきりしていたので、まとめやすかったです。

そして残念ながら「キック・アス」はまだ鑑賞できていないんです。
ツタヤ独占レンタルが存在することは
「キック・アス」を近くのレンタル屋さんで見つからなかった時に知ったのですが
映画やドラマなどけっこうの数があるみたいです。

あと「キック・アス」の続編のニュースはチラッとどこかで見たのですが
3部作になる予定なんですねっ。
それは知りませんでした。
3部作というシリーズに成り得たのも1作目の成功があってこそだと思いますので
尚更観たくなりました。

そして、ケビンさんはこれまで劇場でたくさん鑑賞されていましたが
今年もすごいペースで鑑賞されているなぁと感心させられます。
1日3本というのは物凄いですねっ。
レンタルDVDでさえ、私は3本が最高だったと思います。

ケビンさんの最近のおすすめ「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
残念ながら1作目をまだ鑑賞できていないのですが
評判はすごく耳に入っていたので
いつでも鑑賞できるように実は手元にあるんです。
ですので、また鑑賞してみますねっ。

あと「スター・ウォーズ7」の監督にJ・J・エイブラムスが決まったので
ほんとにどのような作品になるか楽しみですねっ。
J・J・エイブラムスといえばSFというイメージが個人的にあるので期待したいです。

はいっ、いつでもお待ちしております。
ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2013/09/14
  • パッチさん



【任意】

【任意】



管理者にだけ表示を許可する

「アンストッパブル」のトラックバックURL

http://makemyself.blog64.fc2.com/tb.php/707-dc9d9682