100人の映画通が選んだ本当に面白い映画 第31弾 (「TSUTAYA」発表)
定期的にTSUTAYAが発表している「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」の第31弾が発表されましたので、今回ご紹介したいと思います。
今回発表された良作は5本、ぜひ映画鑑賞の際にお役立てください。
心をみがけば、奇跡が起きる!
アキ・カウリスマキが銀幕に返り咲き
ル・アーヴルの靴みがき (11)
【 出演 】 アンドレ・ウィルム
【 監督 】 アキ・カウリスマキ
+ Story +
北フランスの港町ル・アーヴル。かつてパリでボヘミアン生活を送っていたマルセル。今はここル・アーヴルで靴みがきの仕事をしながら、愛する妻アルレッティとつましくも満たされた日々を送っていた。しかしある日、アルレッティが倒れて入院してしまう。やがて医者から余命宣告を受けたアルレッティだったが、そのことをマルセルには隠し通す。そんな中、マルセルはアフリカからの密航者で警察に追われる少年イドリッサと出会い、彼をかくまうことに。そして、母がいるロンドンに行きたいという彼の願いを叶えてあげるべく、近所の仲間たちの協力を得ながら密航費の工面に奔走するマルセルだったが…。
ベルトルッチ最高傑作の呼び声高し
全編にわたる熱気と官能美に溜息
暗殺の森 (70)
【 出演 】 ジャン=ルイ・トランティニャン
【 監督 】 ベルナルド・ベルトルッチ
+ Story +
若い哲学講師のマルチェロ(トランティニャン)は少年の頃、彼を犯そうとした男を射殺した罪悪感に今もさいなまれていた。その苦しみから解放されるためファシズムを選択した彼に、パリ亡命中の恩師である教授を調査するよう密命が下る。ハネムーンを口実にパリに赴いたマルチェロと妻ジュリア(サンドレッリ)は、快く教授に迎え入れられた。だが、恩師の若妻アンナ(サンダ)には目的を悟られてしまい、敵意を抱かれると同時に深い仲にもなってしまう。やがて、別荘に向かう教授夫妻は、マルチェロの目前で暗殺されるのだが…。
息が詰まるほどの緊張感を生み出す脱獄映画の傑作
穴 (60)
【 出演 】 ジャン・ケロディアイ・ヴィー・シー
【 監督 】 ジャック・ベッケル
+ Story +
ラ・サンテ刑務所でもとりわけ厳戒な牢獄の一室。中には神父というあだ名を持つ最年長のヴォスラン、3度も脱獄歴のあるローラン、目つきの鋭いマニュ、そして女好きなジェオがいた。そこへガスパールという新顔が入ってくる。地下に穴を掘るという脱獄計画を練っていた4人は、迷いながらもガスパールを仲間に加えた。5人は綿密な準備のもとに穴を掘りすすめるが……。
政治的背景から10年間お蔵入り状態だったブロンソン幻の出演作
特攻サンダーボルト作戦 (76)
【 出演 】 チャールズ・ブロンソン、ピーター・フィンチ
【 監督 】 アーヴィン・カーシュナー
+ Story +
76年のエンテベ空港ハイジャック事件を鮮烈に描いたアクション超大作。
1976年6月27日、テルアビブ発パリ行きのエール・フランス機139便が、アテネ空港出発30分後にハイジャックされた。乗客は245人。飛行機はリビアを経て、ウガンダのエンテベに着陸。イスラエル人(ユダヤ人)以外の人質全員が解放され、テロリストたちは世界各国に拘留されているゲリラの釈放を要求する。要求のタイム・リミットは7月4日午前11時。イスラエルのラビン首相はショムロン准将を司令官に精鋭部隊を組織、決死の救出作戦を展開する・・・。
爆走する21世紀の恐怖!!
驚異の超近代マシンが激突する死の大レース!!
デス・レース2000年 (75)
【 出演 】 デヴィッド・キャラダイン
【 監督 】 ポール・バーテル
+ Story +
西暦2000年、全米は恒例の大陸横断レースに湧いていたが、それは走行中に人間を殺していく事でポイントを稼ぐ死のレースだった。もっとも貧弱でもっともユニークな“未来殺人ゲーム”モノ(マカロニ製は除く)で、主演の覆面レーサー、フランケンシュタインにD・キャラダイン、マシンガン・ジョーに「ロッキー」以前のスタローンが扮したロジャー・コーマン作品。仮装行列のような奇ッ怪な車のデザインと場当たり的な競技ルールがとにかく凄い。
感想
「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」の第31弾で発表された5本の発掘良品をご紹介させていただきましたが、皆さんが鑑賞されたことのある作品はありましたか?
私は全然なかったのですが、昔の作品はあまり鑑賞できていないので、これからどんどん鑑賞していきたいなぁと思いました。映画に新しいとか古いってあまり関係ないですもんねっ。
個人的には「穴」が観てみたいです。脱獄映画ということですが、脱獄ものってハズレがほぼ無いと思います。脱獄の日に向けて地道に準備を進める過程や、見つかるかどうかのハラハラドキドキはやっぱり面白いです。
あと「デス・レース2000年」も観てみたいです。タイトル通り死のレースということで、あらすじを読んだ限り単純に楽しめそうな感じなので安心感があります。
ということで、第31弾「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」をご紹介させていただきました。映画鑑賞の際にお役立てください。
書籍化されました
これまでツタヤが企画してきた「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」が本になりました。第1弾から第4弾で取り上げてきた計89本の作品が紹介されています。本になるなんてすごいですねっ。この企画が好評だということが伺えます。今後もこの企画を続けていってもらいたいです。
- Comment(4)
- [ 洋画 関連 ] 気になる企画
唯一観たことがあるのが、『デス・レース2000年』。もちろん、テレビですけど、スタローンが出てて結構面白かったです。一度しか観てない割には、観た当時、衝撃だったのか、オープニングとエンディングはしっかり覚えてました。
古い作品に限らず、有名な作品とか観損ねているので、今年はまず、『新・午前十時の映画祭』にも行こうと思っています。
最近は、映画アプリで観た感想等を書き留めているので、またいつかそれを参考にブログ書けるようになればいいなと思っています。それではまた。
- 2013/06/12
- ケビンさん
こんばんは、ケビンさん。
コメントありがとうございます。
「デス・レース2000年」を鑑賞されたことがあるんですねっ。
けっこう昔の作品ですが
オープニングとエンディングとはいえ、覚えていらっしゃるということで
それだけインパクトがあったことなんだと思います。
タイトルもそうですが
あらすじを読んだ限り面白そうなので
1度観ておきたいなぁと思いました。
ケビンさんは劇場での鑑賞をたくさんされていますが
「新・午前十時の映画祭」も鑑賞していく予定なんですねっ。
選ばれた作品なので、ハズレがほぼないでしょうし
そういう意味で安心感もあっていいですねっ。
「新・午前十時の映画祭」は公開劇場が限られていますが
記憶が正しければ、確かケビンさんのお住まいは私と近かったので
もしかしたら、あの劇場で鑑賞されているのかなっ?って
ちょっと想像しちゃいました。
おそらく、映画館の下が本屋さんのところですよねっ?
あと、感想を書き留めれるような映画アプリがあるんですねっ?
全く知りませんでした。
ちょっとした時間を使ってできそうなので、便利だなぁと思いました。
ブログ楽しみにしてます。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2013/06/13
- パッチさん
「新・午前十時の映画祭」『アラビアのロレンス』を観てきました。
長時間の映画なのでインターミッションがあったりと初めての体験でした。
映画館ですが、おそらくパッチさんがおっしゃってるのは、H沿線の方だと思いますが、基本J沿線の方なので、下の階はレストランです。
あとアプリですが、いろんなアプリがあるのですがどれも一長一短で、今使っているのが一番自分にしっくりくる感じです。
パッチさんがもし、Andoroidをお使いでしたら、一度検索してみて下さい。アプリ名は、「sCore鑑賞アルバム」です。メモや覚え書きにはちょうどいい感じです。
次回は、『カッコーの巣の上で』を観たいと思ってます。たぶんパッチさんは、鑑賞済みだと思いますが、未観なので楽しみです。ではまた。
- 2013/06/17
- ケビンさん
こんばんは、ケビンさん。
コメントありがとうございます。
「アラビアのロレンス」を鑑賞されたということですが
インターミッションがあったというのはすごいですねっ。
映画の途中で休憩があるということ自体、私は知らなかったので
貴重な経験かもしれませんねっ。
そして先日言っていた映画館は
ケビンさんの仰る通りH沿線の方です。
たまに行った時に
今「新・午前十時の映画祭」で何が公開されているのかチェックしていたので
てっきりそちらだと思いました。
あと「sCore鑑賞アルバム」というアプリを教えていただきありがとうございます。
パソコンとは違い、携帯だといつでもどこでも使えるので便利ですよねっ。
また探して使ってみたいと思います。
「カッコーの巣の上で」は昔に1度鑑賞してから観ていないので
再鑑賞しておきたい作品です。
そういえば「新・午前十時の映画祭」では当時のフィルムではなく
綺麗な映像で観れるので
今後劇場に足を運ぶ方が増えていきそうですねっ。
「カッコーの巣の上で」、ぜひ楽しんで下さい。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2013/06/17
- パッチさん
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