100人の映画通が選んだ本当に面白い映画 第20弾 (TSUTAYA発表)
今回で20弾となる「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」をTSUTAYA(ツタヤ)が発表しましたので、今回ご紹介したいと思います。今回発表された良作は全部で5本、ぜひ皆さんの映画鑑賞にお役立てください。
ジョン・ウーの美学を余すことなく盛り込んだ
贅沢過ぎる一本
ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌 (1992年)
【 出演 】 チョウ・ユンファ
【 監督 】 ジョン・ウー
+ Story +
「男たちの挽歌」のジョン・ウーとチョウ・ユンファが再び手を組んだハード・アクション。1997年、中国返還直前の香港を舞台に、刑事に扮するチョウ・ユンファと、麻薬捜査官に扮するトニー・レオンが武器密輸団相手に繰り広げる戦いを描く。
学園スリラーとSFが融合した、一風変わった娯楽作
パラサイト (1998年)
【 出演 】 イライジャ・ウッド
【 監督 】 ロバート・ロドリゲス
+ Story +
「デスペラード」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のロバート・ロドリゲスと、「スクリーム」の脚本家ケヴィン・ウィリアムソンが組んだSFスリラー。気弱な少年ケイシーは、ある日、グラウンドで奇妙な生き物を見つける。その生き物を水槽に入れた時、その生き物は変形し、攻撃的な本性を露にした。やがて、ケイシーはやたらに水を欲しがる辺りの人達のおかしな行動に気づく。「あの生物が人間に寄生しているかもしれない」と感じたケイシーは、仲間と共に学園の調査を開始。そこで、取り付かれた先生が保険医を襲う場面に遭遇する・・・。
人生の壁を突破するのに必要なものが詰まった
70年代青春映画の名作
ヤング・ゼネレーション (1979年)
【 出演 】 デニス・クリストファー、デニス・クエイド
【 監督 】 ピーター・イエーツ
+ Story +
インディアナ州ブルーミントンを舞台に、大学へも行かず自分の目的を模索している4人の若者を生き生きと描いた青春映画。イタリアかぶれの主人公と彼が熱中する自転車レースを中心に、家庭の問題、大学生とのトラブル、恋などのエピソードを織り込んだスティーヴ・テシックの脚本(アカデミー受賞)を、ベテランP・イエーツが自然体でさらりと演出。
「すれ違い」を素敵なモチーフへと変えた大人の恋物語
ワンダーランド駅で (1998年)
【 出演 】 ホープ・デイヴィス、アラン・ゲルファン
【 監督 】 ブラッド・アンダースン
+ Story +
同じルートの電車で通勤している男女の2人が出逢えそうでなかなか出逢えないというシチュエーションが繰り返される斬新なラブ・ストーリー。ボストンの街を走る地下鉄ブルーライン。ワンダーランド駅を終着駅とするこの路線はいつも多くの人で混雑している。夜勤看護婦のエリンと配管工のアランもこのルートを使って通勤していた。二人の唯一の接点はこれだけ。二人は駅で、水族館で、カフェですれ違うのだが、互いの存在には気づかず・・・。
貧しくとも健気に生きる
幼い兄妹の姿は心を浄化してくれる
運動靴と赤い金魚 (1993年)
【 出演 】 ドニー・イェン、ユー・ロングァン
【 監督 】 ユエン・ウーピン
+ Story +
少年アリ(ミル=ファロク・ハシェミアン)は修理してもらったばかりの、妹ザーラ(バハレ・セッデキ)の靴を買い物の途中でうっかり失くしてしまう。親にも言えず、兄の靴一足しかない兄妹は、それを共有することに。妹がまずアリの運動靴を履いて登校。下校途中で待ちあわせて、今度はアリが履いて登校するという具合。そんなある日、小学生のマラソン大会が行われることに。3等の賞品はなんと運動靴。アリは妹のために3等になろうと必死に走るのだった・・・。
感想
「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」の第20弾で発表された5本の良作を発表されましたが、皆さんが鑑賞されたことのある作品はありましたか?私は1作品のみだったのでまだまだですねっ。
ただ今回は鑑賞済みのものも含めて、珍しく4本も知っているタイトルが並んでいました。特に鑑賞してみたいものは「ヤング・ゼネレーション」です。スポーツものは努力や挫折みたいなものが描かれていて、爽やかな感動を与えてくれるので好きです。
あとタイトルも聞いたことなく今回初めて知った「ワンダーランド駅で」という作品もあらすじを読んでみて、一体どんな風なラブストーリーが描かれているのか気になりました。また機会がありましたら観てみたいです。
ということで、今回は発表された5本を紹介させていただきました。皆さんの映画鑑賞の際の参考になれれば嬉しいです。
書籍化されました
これまでツタヤが企画してきた「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」が本になりました。第1弾から第4弾で取り上げてきた計89本の作品が紹介されています。本になるなんてすごいですねっ。この企画が好評だということが伺えます。今後もこの企画を続けていってもらいたいです。
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