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第84回アカデミー賞の受賞結果一覧 (2012年2月26日 発表)

2012.02.28

第84回アカデミー賞のポスター


 ノミネートが発表されて約2ヵ月が経った2012年2月26日(現地時間)、米ロサンゼルスのハリウッド&ハイランドセンターで第84回アカデミー賞の授賞式が開かれ、受賞結果が発表されましたので今回ご紹介したいと思います。

 前評判の高かった「アーティスト」と「ヒューゴの不思議な発明」、オスカーに輝いたのは一体どの作品だったのか?ぜひ楽しんでいただければ嬉しいです。

第84回アカデミー賞のノミネート一覧


作品賞


 王冠 「アーティスト」

アーティストのスタッフ一同

トマ・ラングマン
心から「ありがとう」と言いたい。アカデミー会員の皆さまに感謝しています。映画製作者なら誰もがあこがれるこの賞を受賞できたからだけでなく、(父の)クロード・ベリに敬意を表す場を与えてくれたことに感謝しています。
彼はフランシス・フォード・コッポラやミロス・フォアマン、ペドロ・アルモドバル、ロマン・ポランスキーらと共に作品を生み出してきました。いつか彼らのような人と仕事がしたいと思ってきました。今夜、その夢がかないました。なぜならミシェル・アザナヴィシウスのプロデューサーになれたからです。彼のプロデューサーであることを光栄に思います。

ミシェル・アザナヴィシウス監督
ありがとうございます。とても大切なことを申し上げたいと思います。まずはわたしの子どもたちにあいさつしたいと思います。パリは朝の6時だから、30秒後にはベッドに戻るんだよ。
そして、ここにいる妻のベレニス・ベジョに「愛してる」と伝えたいです。君は作品のインスピレーションであり、魂であり、前向きな力を与えてくれた。映画に出演してくれて、そして人生を共にしてくれてありがとう。それから3人に感謝したいと思います。ビリー・ワイルダーと、ビリー・ワイルダーと、ビリー・ワイルダーです!



  • アーティスト 「アーティスト」 王冠
    【 出演 】 ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ
    【 監督 】 ミシェル・アザナビシウス
  • ファミリー・ツリー 「ファミリー・ツリー」
    【 出演 】 ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー
    【 監督 】 アレクサンダー・ペイン
  • ヘルプ 心がつなぐストーリー 「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
    【 出演 】 エマ・ストーン、ビオラ・デイビス
    【 監督 】 テイト・テイラー
  • ヒューゴの不思議な発明 「ヒューゴの不思議な発明」
    【 出演 】 エイサ・バターフィールド、クロエ・モレッツ
    【 監督 】 マーティン・スコセッシ
  • ミッドナイト・イン・パリ 「ミッドナイト・イン・パリ」
    【 出演 】 オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス
    【 監督 】 ウッディ・アレン
  • ツリー・オブ・ライフ 「ツリー・オブ・ライフ」
    【 出演 】 ブラッド・ピット、ショーン・ペン
    【 監督 】 テレンス・マリック
  • 戦火の馬 「戦火の馬」
    【 出演 】 ジェレミー・アービン、エミリー・ワトソン
    【 監督 】 スティーブン・スピルバーグ
  • マネーボール 「マネーボール」
    【 出演 】 ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル
    【 監督 】 ベネット・ミラー
  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
    【 出演 】 トム・ハンクス、サンドラ・ブロック
    【 監督 】 スティーブン・ダルドリー


監督賞


 王冠 ミシェル・アザナビシウス / 「アーティスト」

ミシェル・アザナビシウス

ありがとう、本当にありがとう。何を言おうとしたか、忘れてしまいました。わたしは今、世界で最も幸せな監督です。そのことに本当に感謝したい。アカデミー賞、ありがとう。一人一人に感謝します。
愛すべきプロデューサーのトマ・ラングマンにも感謝します。それから、ワインスタイン・カンパニーやジャン、ベレニスといったキャストにも感謝を。ジェームズ・クロムウェル、ジョン・グッドマン、ミッシー・パイル、ペネロープ・アン・ミラー、マルコム・マクダウェル、君たちもだ。ありがとう。すべてのスタッフの感謝を。
そして、犬のアギーにもありがとうと言うよ。彼がわたしの言うことを理解してくれているかわからないし、彼はそんなにうれしくないだろうが、ありがとう。この映画に出資してくれた方々にも感謝をしたい。ティエリー・フレモー、ポール・ラッサムなどといった製作に手を貸してくれた人々にも感謝を。

それから、わたしは映画にも「ありがとう」と言いたい。なぜなら、映画というものは初めて作られて以来、喜びに満ちていて、わたしたちを楽しませ、幸せにしてくれる。時々、人生は素晴らしいものになるものだけれど、今日がまさにその日だ。わたしにアカデミー賞をくれたすべての人、本当にありがとう。



  • ウディ・アレン ウディ・アレン
    【 作品 】 「ミッドナイト・イン・パリ」
  • ミシェル・アザナビシウス ミシェル・アザナビシウス 王冠
    【 作品 】 「アーティスト」
  • テレンス・マリック テレンス・マリック
    【 作品 】 「ツリー・オブ・ライフ」
  • アレクサンダー・ペイン アレクサンダー・ペイン
    【 作品 】 「ファミリー・ツリー」
  • マーティン・スコセッシ マーティン・スコセッシ
    【 作品 】 「ヒューゴの不思議な発明」


主演男優賞


 王冠 ジャン・デュジャルダン / 「アーティスト」

ジャン・デュジャルダン

ありがとう。この国を愛しています。まずはアカデミーに感謝を。とても面白いことですよね。1929年、最初のアカデミー賞の司会は、ビリー・クリスタルではなく、ダグラス・フェアバンクスが務めていました。チケットはたったの5ドルで、そしてたったの15分で終わりました。時代は変わったものです。

ありがとう、ダグラス・フェアバンクス。そして、メリッサ。このジョージ・ヴァレンティンという役は、あなたのおじいさんの魂と生き方からインスパイアされました。そしてここにいる皆さんの多くからも、インスパイアされました。ミシェル、信じられない贈り物をくれてありがとう。わたしの素晴らしいパートナー、ベレニス・ベジョ、ありがとう。そして素晴らしいキャストとスタッフ、ありがとう。それから、僕の奥さん……愛しているよ。もしジョージ・ヴァレンティンがしゃべれたら、こういうでしょう。「(フランス語で)すごい! 信じられない! 本当に信じられない! ありがとう!」



  • ジョージ・クルーニー 「ファミリー・ツリー」 ジョージ・クルーニー
    【 作品 】 「ファミリー・ツリー」
  • ジャン・デュジャルダン 「アーティスト」 ジャン・デュジャルダン 王冠
    【 作品 】 「アーティスト」
  • ゲイリー・オールドマン 「裏切りのサーカス」 ゲイリー・オールドマン
    【 作品 】 「裏切りのサーカス」
  • デミアン・ビチル 「A Better Life」 デミアン・ビチル
    【 作品 】 「A Better Life」
  • ブラッド・ピット 「マネーボール」 ブラッド・ピット
    【 作品 】 「マネーボール」


主演女優賞


 王冠 メリル・ストリープ / 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

メリル・ストリープ

ありがとう、本当にありがとう。わたしの名前が呼ばれたときは、アメリカ人の半分が「おいおい、何でまた彼女なんだ?」と言っている声が聞こえてきたような気がするわ。でも、そんなことは気にしないわ。

何よりもまず、夫のドンに感謝します。なぜかというと、スピーチの最後で夫に感謝しようとすると、いつも音楽に消されてしまうから……(笑)。みんなに知ってほしいのは、あなたがわたしの人生で一番大切なものをくれたということです。

そして次に、わたしのもう一人のパートナーで、37年前、ニューヨークで最初の舞台をやったときに出会った偉大なヘア・スタイリストのJ・ロイ・ヘランドに。彼と初めて組んだのは「ソフィーの選択」でした。それから、今夜までずっと一緒に仕事をしています。彼は30年後の「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」でもとっても素晴らしい仕事をしてくれました。もちろん、それに至るまでのすべての作品でもです。

ロイに「ありがとう」と言おうと思ったけど、わたしがもうここに立つことはないでしょうから、ほかのみんなにも感謝を述べたいわ。これまでの人生すべてを通して出会った仕事仲間、そしてすべての友人に感謝します。これは本当に光栄なことです。
わたしにとって人生で最も大切なのは、友情、愛、喜びを分かち合うこと。映画を共に作る喜びを。本当にありがとう。もう亡くなってしまった人も、そうでない人も。あなた方のおかげで、わたしは本当に素晴らしいキャリアを築くことができました。



  • ビオラ・デイビス 「ヘルプ 心がつなぐストーリー」 ビオラ・デイビス
    【 作品 】 「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
  • メリル・ストリープ 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 メリル・ストリープ 王冠
    【 作品 】 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
  • ミシェル・ウィリアムズ 「マリリン 7日間の恋」 ミシェル・ウィリアムズ
    【 作品 】 「マリリン 7日間の恋」
  • ルーニー・マーラ 「ドラゴン・タトゥーの女」 ルーニー・マーラ
    【 作品 】 「ドラゴン・タトゥーの女」
  • グレン・クローズ 「アルバート・ノッブス」 グレン・クローズ
    【 作品 】 「アルバート・ノッブス」


助演男優賞


 王冠 クリストファー・プラマー / 「人生はビギナーズ」

クリストファー・プラマー

(オスカー像に向かって)君はわたしより2才年上なだけなんだね、ダーリン。どうして今まで君に会えなかったんだろう? 告白すると、わたしは母親の子宮から頭を出した時に、すでにアカデミー賞のスピーチで何と言うかを考えていたんだ。だがずっと前のことだから、内容を忘れてしまったよ。しかし、誰に感謝を述べるかは忘れていない。
アカデミーの皆さん、この大変な栄誉をありがとう。そしてわたしの同僚であり、共にノミネートされた皆、ケネス、ニック、ジョナ、そして親愛なるマックス、君たちと共にノミネートに名を連ねることができて、とても誇りに思っているよ。もちろん監督のマイク・ミルズと「人生はビギナーズ」がなければ、わたしはここにはいなかっただろう。そして今回の映画で共演したユアン・マクレガー、彼は素晴らしいアーティストだ。わたしがまともだったら喜んでこの賞を彼と分かち合うところなんだが、独り占めしてしまうよ(笑)。

オリンパス・フィルムズのすべてのプロデューサーに、その中でも特に、レスリー・アーダングとミランダ・ドゥ・ペンシエに感謝を伝えたい。そしてフォーカス・フィーチャーズのすべての人々の寛大さとサポートに。また言うまでもなく、わたしの仲間たち、ルー・ピット、彼の妻のベルタ、カーター・コーン、ピッパ・マーカム、ペリー・ギメル、彼らはわたしが刑務所に入れられないように全力を尽くしてくれた(笑)。娘のアマンダ、いつも誇りに思っているよ。そして最後に辛抱強い妻のエレインに。わたしの毎日を救ってくれた彼女は、ノーベル平和賞にも値する人です。本当にありがとう。



  • クリストファー・プラマー 「人生はビギナーズ」 クリストファー・プラマー 王冠
    【 作品 】 「人生はビギナーズ」
  • ケネス・ブラナー 「マリリン 7日間の恋」 ケネス・ブラナー
    【 作品 】 「マリリン 7日間の恋」
  • ジョナ・ヒル 「マネーボール」 ジョナ・ヒル
    【 作品 】 「マネーボール」
  • ニック・ノルティ 「Warrior」 ニック・ノルティ
    【 作品 】 「Warrior」
  • マックス・フォン・シドー マックス・フォン・シドー
    【 作品 】 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」


助演女優賞


 王冠 オクタビア・スペンサー / 「ヘルプ 心がつなぐストーリー」

オクタビア・スペンサー

ああ、ありがとう! アカデミー会員の皆さん、わたしをこの会場内で最もホットな男性(オスカー像)と一緒にいさせてくれてありがとう!

まずはわたしのアラバマの家族に、そしてアラバマ州にも感謝を。わたしのロサンゼルスの家族、「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」での家族にも。テイト・テイラー、ブランソン・グリーン、キャスリン・ストケット、アリソン・ジャネイ、本当にありがとう。この賞をみんなで分け合いたいわ!

ありがとうスティーヴン・スピルバーグ! わたしの人生を変えてくれて。ありがとうステイシー・スナイダー! わたしの人生を変えてくれて。
もうまとめたいけど、ごめんなさい。わたしはおかしくなっているみたい。ありがとう世界の皆さん! ああ、神様! 愛してるわ。



  • ベレニス・ベジョ 「アーティスト」 ベレニス・ベジョ
    【 作品 】 「アーティスト」
  • ジェシカ・チャステイン 「ヘルプ 心がつなぐストーリー」 ジェシカ・チャステイン
    【 作品 】 「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
  • ジャネット・マクティア 「アルバート・ノッブス」 ジャネット・マクティア
    【 作品 】 「アルバート・ノッブス」
  • オクタビア・スペンサー 「ヘルプ 心がつなぐストーリー」 オクタビア・スペンサー 王冠
    【 作品 】 「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
  • メリッサ・マッカーシー メリッサ・マッカーシー
    【 作品 】 「Bridesmaids」


編集賞


  • 「アーティスト」
  • 「ドラゴン・タトゥーの女」 王冠
  • 「ヒューゴの不思議な発明」
  • 「ファミリー・ツリー」
  • 「マネーボール」


撮影賞


  • 「アーティスト」
  • 「ドラゴン・タトゥーの女」
  • 「ヒューゴの不思議な発明」 王冠
  • 「戦火の馬」
  • 「ツリー・オブ・ライフ」


録音賞


  • 「ドラゴン・タトゥーの女」
  • 「ヒューゴの不思議な発明」 王冠
  • 「マネーボール」
  • 「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」
  • 「戦火の馬」


視覚効果賞


  • 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
  • 「ヒューゴの不思議な発明」 王冠
  • 「リアル・スティール」
  • 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
  • 「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」


美術賞


  • 「アーティスト」
  • 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
  • 「ヒューゴの不思議な発明」 王冠
  • 「ミッドナイト・イン・パリ」
  • 「戦火の馬」


外国語映画賞


  • 「Bullhead」(ベルギー)
  • 「Footnote」(イスラエル)
  • 「In Darkness」(ポーランド)
  • 「Monsieur Lazhar」(カナダ)
  • 「別離」(イラン) 王冠


長編ドキュメンタリー賞


  • 「Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」
  • 「PARADISE LOST 3:PURGATORY」
  • 「HELL AND BACK AGAIN」
  • 「UNDERFEATED」 王冠
  • 「もしもぼくらが木を失ったら」


脚色賞


  • 「ファミリー・ツリー」 王冠
  • 「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
  • 「マネーボール」
  • 「裏切りのサーカス」
  • 「ヒューゴの不思議な発明」


脚本賞


  • 「アーティスト」
  • 「Bridesmaids」
  • 「ミッドナイト・イン・パリ」 王冠
  • 「別離」
  • 「マージン・コール」


主題歌賞


  • “Man or Muppet”(「ザ・マペッツ」) 王冠
  • “Real in Rio”(「ブルー 初めての空へ」)


作曲賞


  • 「アーティスト」 王冠
  • 「戦火の馬」
  • 「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」
  • 「ヒューゴの不思議な発明」
  • 「裏切りのサーカス」


長編アニメーション賞


  • 「カンフー・パンダ2」
  • 「長ぐつをはいたネコ」
  • 「ランゴ」 王冠
  • 「A CAT IN PARIS」
  • 「CHICO & RITA」


短編アニメーション賞


  • 「DIMANCHE/SUNDAY」
  • 「THE FANTASIC FLYING BOOKS OF MR.MORRIS LESSMORE」 王冠
  • 「LA LUNA」
  • 「A MORNING STROLL」
  • 「WILD LIFE」


短編実写映画賞


  • 「PENTECOST」
  • 「RAJU」
  • 「THE SHORE」 王冠
  • 「TIME FREAK」
  • 「TUBA ATLANTIC」


音響編集賞


  • 「ドラゴン・タトゥーの女」
  • 「ドライヴ」
  • 「ヒューゴの不思議な発明」 王冠
  • 「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」
  • 「戦火の馬」


メイクアップ賞


  • 「アルバート・ノッブス」
  • 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
  • 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 王冠


衣装デザイン賞


  • 「Anonymous(原題)」
  • 「アーティスト」 王冠
  • 「ヒューゴの不思議な発明」
  • 「ジェーン・エア」
  • 「W.E.(原題)」


ドキュメンタリー短編賞


  • 「The Barber of Birmingham: Foot Soldier of the Civil Rights Movement(原題)」
  • 「God Is the Bigger Elvis(原題) 」
  • 「Incident in New Baghdad(原題)」
  • 「Saving Face(原題) 」 王冠
  • 「The Tsunami and the Cherry Blossom(原題)」


作品別の受賞部門数


  • 「アーティスト」 (5部門受賞)
    作品賞、監督賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、作曲賞
  • 「ヒューゴの不思議な発明」 (5部門受賞)
    美術賞、撮影賞、音響編集賞、音響録音賞、視覚効果賞


作品賞は「アーティスト」が受賞


 2012年2月26日(現地時間)に第84回アカデミー賞の受賞結果が発表されましたが、皆さんが予想されていた、もしくは期待していた作品や俳優・監督は受賞されてましたか?

 毎回のことですが、まだ公開されていない作品ばかりですので予想も難しかったのですが、アカデミー賞の前哨戦といわれる映画賞の結果などを見てみると、結果的に予想しやすかったように思えますし、サプライズというのもないように思えました。

 作品賞は「アーティスト」か、それとも最多ノミネートの「ヒューゴの不思議な発明」か注目されていましたが、「アーティスト」が見事作品賞に輝きましたねっ。今の時代には珍しく無声映画であり、しかもモノクロ作品ということでどのような作品になっているのか気になるところです。

 無声映画は第1回アカデミー賞の「つばさ」以来83年ぶりの作品賞受賞みたいですし、モノクロ映画としては「シンドラーのリスト」以来ということで、素晴らしい快挙ですねっ。しかもフランス映画としてはオスカー史上初みたいですしすごいなぁと思いました。

 あと「アーティスト」で気になるところでは犬のジャックラッセルテリアです。アギーという名前らしいのですが、ほんとにかわいいです。授賞式にも登場したみたいで、色々な画像に写るアギーを見てはかわいいなぁと思いました。

アカデミー賞の傾向


 惜しくもオスカーを逃した「ヒューゴの不思議な発明」ですが、5部門受賞はすごいですねっ。ただ、やっぱりファンタジー映画がオスカーに輝くのは難しいのかなっ?思い出せるところで「ロード・オブ・ザ・リング / 王の帰還」しかないですからねぇ。

 最近の映画ニュースで発表されましたが、アカデミー賞を左右する投票権を持つアカデミー会員の全体の94%が白人で、77%が男性、平均年齢は62歳で、そして50歳以下は14%しかいないみたいです。この状況も個人的にどうなのかなぁと思いますけどねぇ。

 先ほどのファンタジー映画などはもちろん、コメディやホラー作品もそうですし、斬新な映画や女性が好む映画というのは票を集めづらいように思えます。個人個人の好みが反映されるのは全然いいのですが、ある層に偏ることにより「傾向」が作られてしまうのは残念です。

主演女優賞はメリル・ストリープ


 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」でサッチャーを演じたメリル・ストリープが主演女優賞を受賞っしました。「クレイマー、クレイマー」(79年)で助演女優賞、「ソフィーの選択」(82年)で主演女優賞、そして今回で3度目のオスカーというのはほんとにすごいですねっ。

 アカデミー賞以外の映画賞でもこれまでに数々の賞を受賞してきた彼女ですが、トロフィーなどは一体いくつぐらい持っているんでしょう?きっとトロフィーだけを飾る部屋もあるんでしょうねっ。歴史に名を残す素晴らしい女優さんだと思います。

2012年


 2012年もたくさんの映画が公開されますが、次回の第85回アカデミー賞ではどのような作品がオスカーに輝くのでしょうねっ。ぜひ楽しみに待ちたいと思います。

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こんばんは、パッチさん。
久々の訪問です。

今回のアカデミー賞、まぁ下馬評通りというか面白みに欠ける結果でしたよね。
ある意味アカデミー、アカデミックなは学問的、学術的、堅実ななどといった意味合いですから、致し方ないのでしょうが、今回も『ヒューゴ~』は駄目だろうな と思っていました。
かつての『ハート・ロッカー』と『アバター』のことも思い出されますが、パッチさんのおっしゃてる通り近年といっても10年近くも前のことですが『ロード・オブ・ザ・リング~王の帰還』は奇跡の受賞だったのでしょう。ノミネートさえされなかった『ダークナイト』や『ハリー・ポッター・シリーズ』古くは『E.T.』なども含まれるのでしょうか?!こういった作品にも光をあててほしい。

せめてアカデミー会員の若返りを願うしかないですね。

もひとつ気になったのは主演女優賞。
メリル・ストリープはすでに受賞しているので、ルーニー・マーラに受賞して欲しかった。『ドラゴン・タトゥーの女』では素晴らしかった。今後も期待したい女優ですね。

  • 2012/02/29
  • ケビンさん
 【ケビンさんへ】

こんばんは、ケビンさん。
コメントありがとうございます。

今回のアカデミー賞はやはりといった結果で
ほとんどの方が予想した通りになったと思います。
対抗馬の「ヒューゴの不思議な発明」はけっこう評判もいいですし
予告編を見た限りではとても面白そうだなぁと思ったので
少し期待したのですが
「アーティスト」はアカデミー会員の好みに完璧にハマっていそうな作品でしたので
前々からわかっていたような結果ですねっ。

ほんとに「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」が奇跡だと思います。
原作の「指輪物語」のことはあまり知りませんが
古くからある物語みたいですし
原作の効果もあって作品賞を獲れたんじゃないかなぁとも少し思いました。

なんといっても
受賞の前にノミネートさえされない時はほんとにショックですよねぇ。
チャンスさえないは辛いですし
楽しみがなくなってしまいます。

アカデミー会員がもう少し幅広い層になれば
また違った結果になっただろうなぁと思います。

ケビンさんはもう「ドラゴン・タトゥーの女」を鑑賞されたんですねっ。
ルーニー・マーラは役の感じとは違って
とても美しい女優さんでしたので
映画の中ではどのような演技をされているのか見てみたいです。

メリル・ストリープは3度目の受賞ということで
今後はノミネート止まりが多くなりそうですねっ。
また新たな女優さんにスポットが当たり
どのように活躍されていくのか楽しみです。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2012/02/29
  • パッチさん
こんばんは(*^ω^*)♪
公開してすぐに
「ものすごくうるさくて、
ありえないほど近い」を
鑑賞してきました!
ネタバレになってしまうので
あまり多くは語れませんが
日本の3.11にも同じことが
言えるような気がします
私自身はあまり被害を
受けていないので
今も変わりなく生活していますが
被災者のみなさんにとっては
つらい一年であったと思います
9.11も3.11も辛くとも
決して忘れてはいけない
ことだと思いました
  • 2012/03/01
  • えもさん
 【えもさんへ】

こんばんは、えもさん。
コメントありがとうございます。

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」をもう鑑賞されたんですねっ。
詳細は知らないのですが
9.11が深く関わっているようですねっ。

9.11の事件が起きた時は外出していたのですが
家に帰ってテレビをつけ
あの黒煙立ち上る世界貿易センタービルを見た時の衝撃は今でも覚えています。

これは去年の3.11も同じで
あの映像はどうしても忘れる事のできないほど衝撃でした。

9.11のテロを描いた映画「ユナイテッド93」を鑑賞した時
途中で何度も見るのをやめようかと思ったぐらい
怖さが込み上げてきました。
おそらく、もう2度と観ないと思います。

しかし映画としてですが
このような事件があったということを
多くの方に知ってもらうのはいいことだと思います。

3.11も映画化されるようなニュースがありましたが
映画を通して世界の方々や次の世代の方に
知ってもらいたいですね。

そして忘れないためにもいいことだと思います。

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は
残念ながらオスカーを獲れませんでしたが
また機会がありましたら鑑賞したいと思います。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2012/03/02
  • パッチさん



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