映画に関する雑学・トリビア・裏話 一覧
映画を調べたりしていると、映画に関する色々な雑学・トリビア・裏話などを目にします。ほんとにたくさんあるのですが、個人的に気になったものや興味を引かれたものを一覧にしてみました。
真実かどうかというのは確認できないので、中には間違ったものもあるかもしれませんが、少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。また新たに映画に関する気になる雑学・トリビア・裏話を見つけた際には、随時一覧に追加していきたいと思います。
「ターミネーター2」 (1991年)
ターミネーター2
【 出演 】 アーノルド・シュワルツェネッガー
【 監督 】 ジェームズ・キャメロン
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が2人出てくるシーンがあるのですが、これはCG合成で映し出しているわけではなく、実はリンダ・ハミルトンの双子の妹レスリー・ハミルトンが演じている。
「シャイニング」 (1980年)
シャイニング
【 出演 】 スタンリー・キューブリック
【 監督 】 ジャック・ニコルソン, シェリー・デュヴァル
妻役ウェンディを演じた女優シェリー・デュバルが夫ジャックに追われるシーンの撮影で、恐怖に怯える演技を引き出すためにキューブリック監督はわざと何度もNGを出し同じシーンを何度も撮影し、撮影回数はなんと127回だった。そして、これはギネスブックにも載った。
「マトリックス リローデッド」 (2003年)
マトリックス リローデッド
【 出演 】 キアヌ・リーヴス
【 監督 】 ウォシャウスキー兄弟
カーチェイスシーンの撮影のためだけに、約2.5キロの高速道路を建設している。また撮影後には、セットに使用された大量の資材はメキシコの低所得者向け住宅の木材として送るなど97%が再利用された。
「チャーリーズ・エンジェル」 (2000年)
チャーリーズ・エンジェル
【 出演 】 キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア
【 監督 】 マックG
エンジェルたちが拳銃を使わないのは、エンジェルの1人ディランを演じたドリュー・バリモアが銃規制運動に参加していたため。
「ローマの休日」 (1953年)
ローマの休日
【 出演 】 グレゴリー・ペック, オードリー・ヘップバーン
【 監督 】 ウィリアム・ワイラー
ジョー(グレゴリー・ペック)が「真実の口」に手を突っ込んで抜けなくなる演技は、アン女王を演じたオードリー・ヘップバーンの緊張をほぐすために行なったグレゴリー・ペックのアドリブだったそうです。なのでオードリー・ヘップバーンは演技ではなく本当に驚いていた。
「白雪姫」 (1937年)
白雪姫
【 出演(声) 】 アドリアナ・カセロッティ
【 監督 】 デイヴィッド・ハンド
「白雪姫」でウォルト・ディズニーはアカデミー賞の特別賞を受賞しましたが、その際に1つのオスカー像と7つの小さなオスカー像が贈られた。
「ランボー」 (1982年)
ランボー
【 出演 】 シルヴェスター・スタローン, リチャード・クレンナ
【 監督 】 テッド・コッチェフ
劇中でランボー(シルヴェスター・スタローン)が自ら腕の傷口を縫うシーンがあるが、あれは特殊メイクやCGではなく、撮影中に負った傷口を実際に縫っている。
原題は「First Blood」なのですが、日本で「ランボー」という邦題で好評だったため、続編からはタイトルが「First Blood」から「Rambo」に変更となった。
「タイタニック」 (1997年)
タイタニック
【 出演 】 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
【 監督 】 ジェームズ・キャメロン
巨大な船のセットを岸壁から見て右になるように作ったが、史実では岸壁から見て左であったため、その点を解消するためにセットの文字や衣装のボタンなど全て左右逆のものを用意して、最後に映像を反転させて編集した。
劇中で登場するジャック(レオナルド・ディカプリオ)が描いたスケッチは全てジェームズ・キャメロン本人が描いた絵である。
そしてローズ(ケイト・ウィンスレット)をデッサンするシーンでは、ジャックは右利きという設定であったがジェームズ・キャメロンは左利きであったため、フィルムを反転して右手で描いている様に見せている。
「ガンジー」 (1983年)
ガンジー
【 出演 】 ベン・キングズレー, キャンディス・バーゲン
【 監督 】 リチャード・アッテンボロー
25万人集まったガンジーの葬列のシーンを忠実に再現するために、インド国民のエキストラを募った際、実際を上回る40万人の一般の方々が集まった。ガンジーという人物がインド国民にとってどのような存在なのかが伝わってくるエピソードです。
「ホリデイ」 (2006年)
ホリデイ
【 出演 】 キャメロン・ディアス, ケイト・ウィンスレット
【 監督 】 ナンシー・マイヤーズ
レンタル屋さんのシーンでダスティン・ホフマンがカメオ出演(短い時間の出演)をしているのですが、これは撮影しているレンタル屋さんをダスティン・ホフマンがプライベートで偶然通りかかったため実現した。
「フルメタル・ジャケット」 (1987年)
フルメタル・ジャケット
【 出演 】 マシュー・モディーン, リー・アーメイ
【 監督 】 スタンリー・キューブリック
前半部分で鬼軍曹のハートマン軍曹を演じたリー・アーメイは元々軍隊の演技指導だったのだが、彼の罵声や罵りが物凄かったため、ハートマン軍曹役だった俳優から急遽変更してリー・アーメイが演じることとなった。
「スター・ウォーズ」シリーズ (1977年)
スター・ウォーズ EP4 新たなる希望
【 出演 】 マーク・ハミル, ハリソン・フォード
【 監督 】 ジョージ・ルーカス
黒澤明監督と三船敏郎の大ファンだったジョージ・ルーカスは、オビ=ワン・ケノービ役、もしくはダース・ベイダー役で三船敏郎に出演依頼したが断られた。その結果、ダース・ベイダーは伊達正宗の甲冑と三船敏郎の顔をモチーフに作られた。
物語に登場するC-3POとR2-D2の2体のロボットは、黒澤明監督の映画「隠し砦の三悪人」に登場する百姓の太平(千秋実)と又七(藤原釜足)がモデルとなっている。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 (1985年)
バック・トゥ・ザ・フューチャー
【 出演 】 マイケル・J・フォックス, クリストファー・ロイド
【 監督 】 ロバート・ゼメキス
時空を移動できるタイムマシンのデロリアンですが、当初タイムマシンは「車」ではなく「冷蔵庫」であったが、子供がマネをする危険性を考えて変更された。
当初シリーズ化する予定はなかったが、ビデオソフト化されたラストシーンに「TO BE CONTINUED...」というテロップをジョークとして追加したところ、主役を務めたマイケル・J・フォックスを始め、それを観た多くの人たちが続編を熱望したためシリーズ化された。
「レオン」 (1994年)
レオン (94)
【 出演 】 ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン
【 監督 】 リュック・ベッソン
リュック・ベッソン監督作品「ニキータ」で殺し屋ヴィクトルを演じたジャン・レノは、この役をすごく気に入り、殺し屋ヴィクトルを主役とした作品を作ってほしいとリュック・ベッソンに依頼した。その結果「レオン」が製作された。
出来上がった脚本を初めて読んだジャン・レノは、嬉しさと脚本の素晴らしさに号泣したらしいです。
「ベイブ」 (1995年)
ベイブ (95)
【 出演 】 ジェームズ・クロムウェル
【 監督 】 クリス・ヌーナン
豚の成長は驚くほど早いので、48頭もの豚が入れ替わって撮影されている。
「インディ・ジョーンズ」シリーズ (1981年~)
インディ・ジョーンズ
【 出演 】 ハリソン・フォード
【 監督 】 スティーヴン・スピルバーグ
「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」で三日月刀を持った大男と戦う時に、インディがムチではなく銃を撃ってあっさりと勝ってしまうというコミカルなシーンがありましたが、これは撮影当日にハリソン・フォードが体調を崩しておりアクションシーンを演じることができなくなったため。
「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」の中でトロッコで疾走するシーンがあるが、その時のトロッコの音は。閉園後のディズニーランドで、「スペース・マウンテン」「ビッグサンダー・マウンテン」などのアトラクションの音を録音して使っていた。
耳をすませば (1995年)
耳をすませば
【 出演 】 本名陽子、高橋一生
【 監督 】 近藤喜文
ヴァイオリン職人を目指す天沢聖司が図書館で「霧のむこうのふしぎな町」という本を読んでいましたが、この本はのちに公開された「千と千尋の神隠し」の原案となった。
セブン (1995年)
セブン
【 出演 】 ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン
【 監督 】 デヴィッド・フィンチャー
ブラッド・ピット演じる新米刑事ミルズが、犯人の追跡中に怪我を負い左腕に包帯をしていましたが、これは前のシーンの撮影中にブラッド・ピットが骨折してしまったため、それに合わせて脚本が変更されたそうです。
感想
たくさんの雑学・トリビアをご紹介させていただきましたが、皆さんがお好きなものはありましたか?有名な話もあるので知っているものもあったと思います。
調べてみると他にもたくさんあったのですが、キリがないので私なりに気に入った話や興味を持ったものに厳選してご紹介させていただきました。
雑学にも色々ありますが「ローマの休日」のトリビアのように、色々なハプニングや事情やアドリブによって当初の台本とは違ったシーンが生まれているのは面白いなぁと思いました。
「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」のインディが銃であっさり倒すところなんかは個人的に好きなシーンだったので、体調を崩したハリソン・フォードに感謝です。
おそらく知られてないだけで、アドリブやハプニングから生まれたシーンというのがいっぱいあるんでしょうねっ。もっと知りたいなぁと思いました。
ということで、いくつかのトリビアをご紹介させていただきました。また見つけ次第追加していきたいと思っています。
- Comment(6)
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「ゴッドファーザー」の馬の生首は、馬肉で製造されるドッグフードの製造工場から拝借した本物の死骸だそうです。
「セブン」でブラッド・ピットが劇中で犯人に襲撃され負傷しましたが、これは実際にピットが犯人追跡のシーンでスタントを使わずに撮影したため大怪我をしてしまい、そのまま取り入れたそうです。
「ダークナイト」では、トレーラーを真正面に横転させるシーンがありますがCG嫌いで有名のノーラン監督はCGを使わずに本当に横転させたそうです。同じ理由で、病院の爆破シーンでは実際に病院用のビルを建てて、そのまま爆破させました。これは映画ファンの間では、あまりに有名です。
- 2015/01/23
- w.sさん
ホリディのダスティン・ホフマンの出演、偶然通りかかったからって・・・じゃあギャラの交渉もその場で行われたのかしら?笑
ちょっとホリディ観てみようかな。
- 2015/01/24
- ケフコタカハシさん
こんばんは、w.sさん。
コメントありがとうございます。
「ゴッドファーザー」の馬の生首が本物というのは凄いですねぇ。
動物愛護のような何かしらのところから問題指摘されそうですけれど
リアルを追及するあたりは素晴らしいと思います。
あと「セブン」のブラッド・ピットの負傷した話は
最近テレビで知って、追加しようと思って忘れていました。
リストに追加させていただきますねっ。
そして「ダークナイト」ですが
トレーラーの横転のシーンはメイキングだったと思いますが観ました。
CGでは出ない実際の迫力なんかを求めていたのでしょうけど
「ダークナイト」シリーズでは
奇抜な乗り物や爆破シーンなどたくさん登場するので
一体いくらのお金と時間がかかっているんでしょうねっ。
やっぱり映画の裏話だったり制作秘話なんかは面白いですねっ。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2015/01/27
- パッチさん
こんばんは、ケフコタカハシさん。
コメントありがとうございます。
「ホリデイ」でのダスティン・ホフマンが登場するシーンは
ほんのわずかだったので
友情出演にしては豪華すぎるなぁと思っていました。
それが偶然通りかかったからと知って納得しちゃいました。
ギャラ交渉はどうだったんでしょうねっ。
イメージですがダスティン・ホフマンはすごく優しそうですし
安いような気もしますけどねっ。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2015/01/27
- パッチさん
映画の雑学ってわくわくしますよね!(^_^)
バックトゥザフューチャーでドクがタイムスリップに必要なエネルギーの単位をジゴワットというんですが、これはギガワットのことらしいです。その当時は世間一般で使われていなかったために読み間違えたみたいです(笑)
あとパート2と3は元々1本の予定だったものを長いから2つに分けたために2の最後に3の予告が入ってますね。予告も含めたものが本編というとても珍しい映画になってます。
- 2015/02/14
- バートさん
こんばんは、バートさん。
コメントありがとうございます。
映画の雑学って面白いですよねぇ。
裏側が知れて楽しいです。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でのドクが言った「ジゴワット」
あれは「ギガワット」の間違いだったんですねっ?
全く知りませんでした。
今ではギガは当たり前となっていて
それほど大きな電力に感じませんし
今となっては「ジゴワット」という未知なものの方がいいかもしれませんねっ。
あと2の最後に予告というのは効果的ですよねっ。
続きが観たいってすごく思いますもん。
ミスや予定していなかったことが
良い方向に向かうこともあるんだなぁって感じました。
面白いものですねっ。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2015/02/19
- パッチさん
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