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スナッチ

2012.01.02

「スナッチ」のジャケット


 【 ストーリー・あらすじ 】

 ベルギーで86カラットのダイヤと小粒の宝石を手に入れた強盗は、NYのボスにダイヤを渡す前に、小粒の宝石をロンドンで売りさばくことにする。しかし、仲間のロシア人に裏切られ、彼の宝石はロンドンのギャングに狙われ…。
 86カラットのダイヤをめぐって繰り広げられる大騒動は、チンピラたちが全員、機転がきかず、先が読めないために起こるマヌケなものばかりで、そこが笑いのポイント。ガイ・リッチー監督は、小気味のいいストーリー展開で、ダイヤにからむさまざまな人物のエピソードを、テンポよくひとつに束ねることに成功。アイルランド出身の無敵のボクサーでブラッド・ピット、ベルギーでダイヤを手に入れる強盗でベネチオ・デル・トロが好演しているのも見逃せない。

 【 出演 】
ブラッド・ピット, ジェイソン・ステイサム, ベネチオ・デル・トロ, ビニー・ジョーンズ, デニス・ファリーナ

 【 監督 】
ガイ・リッチー



 【 感想 】

 この映画「スナッチ」を皆さんは鑑賞されたことがありますか?同じくガイ・リッチーが監督を務めた「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」と似た作品で、展開がスピーディでとてもかっこよくパワーに溢れた作品になってます。

 スナッチ(snatch)の意味は「ひったくる、ひっつかむ、かっぱらう、強奪する」、まさにタイトル通りの作品です。ちょっとアクの強い作品・・・というかアクの強い登場人物だらけですので、苦手だという方にはおすすめできませんが、出演者はとても豪華ですし、脚本も素晴らしいので、興味のある方はぜひご覧ください。

 あと、テンポ良く進んでいく展開のためか、登場人物の多い作品ですので誰が誰だかわからなくなった方や、構成や人物間の繋がりが複雑なため付いていくのが大変という方もおられたので、その辺りを注意して鑑賞してくださいねっ。

 登場人物に関しては、ブラッド・ピットが出てくるシーンまでは集中して鑑賞されれば、ある程度理解しやすくなると思います。

登場人物の紹介


ターキッシュ (ジェイソン・ステイサム) ターキッシュ (ジェイソン・ステイサム)
裏ボクシングのプロモーター。
あるミスでブリックトップに貸しを作ってしまう。

ミッキー (ブラッド・ピット) ミッキー (ブラッド・ピット)
「パイキー」と呼ばれる流浪民族の1人。
天才的なボクシングの腕を持っている。

フランキー・“フォー・フィンガー” (ベニチオ・デル・トロ) フランキー・“フォー・フィンガー” (ベニチオ・デル・トロ)
86カラットのダイヤモンドを盗み出す。
重度のギャンブル中毒。

ソル (レニー・ジェームズ) ソル (レニー・ジェームズ)
盗品専門の質屋を経営している。
仲間2人でノミ屋へ強盗に入る。

“ブレット・トゥース”・トニー (ヴィニー・ジョーンズ) “ブレット・トゥース”・トニー (ヴィニー・ジョーンズ)
アビーに雇われた大柄の男。
歯で銃弾を受け止めたことがあるらしい。

ボリス・“ザ・ブレイド” (レイド・セルベッジア) ボリス・“ザ・ブレイド” (レイド・セルベッジア)
今は密売屋をしている元KGBで元麻薬王の男。
「銃弾くぐりのボリス」と呼ばれている。

アビー (デニス・ファリーナ) アビー (デニス・ファリーナ)
ニューヨークの宝石商。
86カラットのダイヤモンドを探し回っている。

ブリックトップ (アラン・フォード) ブリック・トップ (アラン・フォード)
ノミ屋を経営している大悪党。
裏ボクシングの元締め。



ターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)とトミー(ステーブン・グレアム)の悪夢の1週間


 裏社会で非合法ボクシングのプロモーターをしているターキッシュとトミー、疲れ果てたような表情をしたターキッシュが悪夢のような1週間を振り返ります。こうして本作の物語が始まります。

 本作の主人公は誰か?と言われると、おそらくジェイソン・ステイサム演じるターキッシュです。しかし、当時はまだ映画2作目で有名な俳優ではなかったので、「トランスポーター」シリーズなどの大ヒットで人気俳優となった今の方が本作をより楽しめると思います。

 そして主役と言いましたが、実際は登場人物全員が主役のようなものです。個性爆発の登場人物の中で、一番まともっぽいのがジョイソン・ステイサム演じるターキッシュだと思います。

ターキッシュと相方

ちょっとマヌケな黒人3人組とかわいい犬


 盗品専門の質屋ソルが2人の黒人と一緒にフランキー(ベニチオ・デル・トロ)のカバンを強奪しようとするのですがフランキーは現れない・・・。というのも、フランキーはというと黒人たちの車との接触で気絶していたんですよねぇ。

 本作のおっちょこちょいでマヌケな役をこの3人の黒人が担当しています。何をやっても失敗の連続でとても面白かったです。あと、連れていた犬がまた良い味出していましたねっ。かわいいのですがすごくやんちゃで、ゴムボールを食べてしまったのは驚きました。お腹を触ると「キュー♪キュー♪」と鳴るのが面白くて可愛かったです。

まぬけな3人組

ノミ屋経営の大悪党 ブリック・トップ (アラン・フォード)


 数々の悪党が登場してくる中で一番の悪で怖い人物が、ノミ屋(ギャンブル等の投票所)を経営していて、非合法ボクシングの元締めのブリック・トップ(アラン・フォード)だと思います。彼に借りを作ってしまうと終わりと言われるぐらいの恐ろしい人物で、表情もとても怖かったです。

 しかも死体を処分するがために養豚場を経営していているのもまたすごいですよねっ。豚が本当に人間を食べるのかは知りませんが、すっごい恐ろしかったです。一番まともな人物がターキッシュで、一番の悪党がこのブリック・トップ、この2人の軸がしっかりしているので、他の登場人物のコメディやブラックユーモアが活かされていたんだと思います。

怒っているブリックトップ

流浪民族「パイキー」の1人 ミッキー (ブラッド・ピット)


 「バイキー」と呼ばれる流浪民族のミッキー(ブラッド・ピット)は、すごく言葉が訛っていてほとんど何言っているのかわからないのが面白かったです。ただボクシングはほんとに強く、負けなければいけない八百長の試合でワンパンチで相手を倒してしまうんですよねぇ。

パイキーたち

 「パイキー」という民族はよく知りませんが、民族間の結束が高く、自由でマイペース、そして何事にも縛られないというパイキーの特色がミッキーからとてもよく伝わってきました。

 個性爆発のミッキーですが、やっぱりブラッド・ピットはかっこよかったです。本作は素晴らしい肉体を魅せてくれた「ファイト・クラブ」の翌年の作品ですので、体も締まっていてほんとに強そうでした。ちなみにブラッド・ピットは「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」に感動して、すごい安い出演料で仕事を受けたらしいです。

ボクシングをするミッキー

最強の男 ボリス(レイド・セルベッジア)


 色々な登場人物がいましたが、個人的にボリス(レイド・セルベッジア)は良かったなぁと思いました。今は密売屋として武器などを売っていますが、元KGBで元麻薬王という経歴を持つ男なんです。彼が「銃弾くぐりのボリス」となぜ呼ばれているかすごく伝わってきました。

 思いっきり車に轢かれて死んでしまったと思いましたが、歩いて家に戻ってきて銃を抱えて復讐に向かったのは凄かったです。しかもアビーに雇われたトミーに銃弾が無くなるまで撃たれていましたしねっ。まさに不死身で面白かったです。というか・・・本当に死んだのかなっ?そこまで疑ってしまうほどの最強の男でした。

銃を構えるボリス

見事な脚本


 たくさんの悪党が色々なところで繋がりあい、ブラックユーモアをこれでもかというぐらい織り込ませながらテンポ良く進んでいくストーリーは本当に見事でした。そして魅力的な登場人物だらけですごく面白かったです。

映画「スナッチ」のDVD・Blu-ray

パッチさんこんばんは~

「スナッチ」懐かしいですね。最初はDVDが出た直後に借りて観ました。ちょうど2000年に監督のガイ・リッチーがマドンナと結婚したことがかなり話題になったのがきっかけで、その後DVDを購入しました・・・(笑)
映画は、パッチさんの言った通りで、監督のデビュー作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」と似たよう感じで、ストーリの展開も早いし、ユーモアがたっぷりですごく観やすかったです。

登場人物が多かったのですが、各自のキャラがはっきりしてるので、全然混乱しませんでしたね。特にヴィニー・ジョーンズがかなり印象に残ってます。ヴィニー・ジョーンズは確かサッカー選手でしたね。2作とも出演されていて、本物の俳優さんと変わらない自然な演技をしてたので、すごく印象的でした。


私個人的にこういう感じの映画がすごく好きです。さっきの2作のほか「トレインスポッティング」や、「パルプ・フィクション」など・・・作品のストーリーが読めないので、なかなか飽きてこないと思います。それと無理やりラブの要素を入れないところはまた素敵です。
あと、「パルプ・フィクション」はタランティーノ作なんですが、それ以外の作品はすごく英風な感じが漂ってまたおしゃれに感じてしまいます。


長くなってしまったけど、私はこの映画が好きです。(笑)
  • 2012/01/03
  • inekoさん
 【inekoさんへ】

こんばんは、inekoさん。
コメントありがとうございます。

ガイ・リッチーとマドンナが結婚したのが
ちょうど本作のDVDが出た時だったんですねっ。
しかも購入されたほどお好きな作品ということで
紹介できて嬉しいです。

なんというか気持ちが良い作品というか
出演者が豪華ですし
登場人物だけでも楽しませてくれますし
それがまたテンポ良くストーリーが進んでいくので
飽きませんし、観やすいですよねっ。

私も登場人物の多さというのは特に問題なかったです。
冒頭でのマンガのように登場人物を紹介するところが、またよかったです。
ヴィニー・ジョーンズがサッカー選手だったというのは知りませんでした。
演技も自然で立派な俳優さんでしたねっ。

本作のような作品は脚本がしっかりしていないとダメですし
構成や魅せ方が難しいので
「トレインスポッティング」や「パルプ・フィクション」のように
成功している作品は稀なのかもしれませんねっ。
あとオシャレだというのも納得です。

よく考えると
挙げられた作品全て、それぞれの監督のデビュー作か2作目ですよねっ。
そう考えるとほんとにセンスがあるんだなぁと感心させられます。

本作がお好きだというのがすごく伝わってきました。
ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2012/01/05
  • パッチさん
こんばんは、パッチさん。

今日この映画のDVD借りて観ました!
とても面白かったです!
やはりジェイソン・ステイサムは良いですね~。
いろいろなシーンでいろいろな俳優が出てくるのですが、(日本語吹き替えでみたのですが)、ジェイソン・ステイサムの声で解説みたいなのがあるので、だいたい内容はわかりました。
登場人物のマヌケな会話もコメディっぽくて良かったです。

最後は「犬」なんですね!
最初のほうで、車の中でピンクの豚のおもちゃを飲み込むところから、伏線はあったんですね!(笑)
観て良かったです!
またオジャマします!
  • 2013/09/27
  • マサカズさん
 【マサカズさんへ】

こんばんは、マサカズさん。
コメントありがとうございます。

ジェイソン・ステイサムはオリジナルでも出ているみたいですし
リメイクでも起用されたということはハマり役なんでしょうねっ。

登場人物が多いので
名前と顔を一致させるのが難しいと思ったのですが
ちょっと忘れていましたが解説があったんですねっ。

たくさんの登場人物それぞれに物語があって
それぞれの物語が繋がり合うところなんて見事だと思いました。
ブラックコメディが要所要所で散りばめられていますし
構成の難しさはありますが観やすく作られていますよねっ。

あと犬はとにかくかわいかったです。
キューキュー鳴り始めてからはさらにかわいくなりました。
伏線はほんとたくさんあって
よく回収されていますよねっ。

はいっ、いつでもお待ちしております。
ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2013/09/28
  • パッチさん



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