100人の映画通が選んだ本当に面白い映画 第13弾 (TSUTAYA発表)
隠れた良作を紹介する企画「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」の第13弾がTSUTAYA(ツタヤ)から発表されましたので、今回ご紹介したいと思います。
今回は全部で5本の良作が紹介されています。これまでたくさんの映画を鑑賞されたという方でも、観たことのない作品があるかもしれませんので、ぜひ映画鑑賞の際の参考にしてください。
従来のマフィア映画と一線を画す完成度
十字路での光景と人生の岐路に立つ男の構図が美しい
ミラーズ・クロッシング (1990年)
【 出演 】 ガブリエル・バーン
【 監督 】 ジョエル・コーエン
+ ストーリー +
929年、禁酒法時代のアメリカ東部のある街。アイルランド系とイタリア系のボスが暗黒街で激しく勢力を争っていた。街を取り仕切るアイルランド系の大ボス、レオ。レオと固い男の絆で結ばれたバクチ打ちのトム(ガブリエル・バーン)。2人から愛されるしたたかな娼婦のヴァーナ。姉のヴァーナに守られて裏切りを重ねるチンピラのバーニー。裏切り、陰謀、欲望が渦巻き血なまぐさいギャング戦争の火蓋が切って落とされた。
緊張の冒頭からクライマックスまで
チェイス、衝突、爆発炎上、見せ場たっぷりのこれぞ娯楽作
テレフォン (1977年)
【 出演 】 チャールズ・ブロンソン
【 監督 】 ドン・シーゲル
+ ストーリー +
冷戦下において計画されたテロ作戦をめぐって展開されるアクション・スリラー。米ソが冷戦にあった時代、KGBは特殊な催眠術をかけた50人ものスパイをアメリカの主要基地近くへ送り込んでいた。彼らは、電話一本の暗号で与えられた任務を遂行するようになっていたが、雪どけとなった今ではその作戦自体が無用の長物と化していた。
だが急進派のダルチムスキーが国際紛争の火種を起こそうとアメリカへ潜入していたのだ。事態の収拾を図るべくソ連首脳はダルチムスキー抹殺のためにボルゾフ大佐をアメリカに送り込むのだが……。
ハリウッドとは全く作り方が異なる
スウェーデン製 刑事アクションの代表作
刑事マルティン・ベック (1976年)
【 出演 】 カルル・グスタフ・リンドステット
【 監督 】 ボー・ウィデルベルイ
+ ストーリー +
入院中の警官が何者かによって惨殺された。さっそく現場に向った殺人課のベテラン刑事、マルティン・ベックらが捜査に取りかかる。だが、殺されたニーマン警部の身辺を洗ってゆくうち、ベックは意外な真実を知ることになる。ニーマンは悪徳警官と噂されており、軍隊時代にも悪名を轟かせていたというのだ。そして、ニーマン警部殺人事件と呼応するかのように、ストックホルム市内で連続警官狙撃事件が発生する…。
エンターテイメントと映像美が融合する
短編集のような秀作
ディナーラッシュ (2001年)
【 出演 】 ダニー・アイエロ、エドアルド・バレリーニ
【 監督 】 ボブ・ジラルディ
+ ストーリー +
ニューヨークにあるイタリア料理レストラン「ジジーノ」を舞台に繰り広げられる一風変わった群像劇。
ひそかに賭けの胴元を務めている「ジジーノ」のオーナー、ルイ(ダニー・アイエロ)の相棒が殺される事件が起きた後の、ある一晩の物語である。
ルイの息子でもある野心的シェフ長のウードは、店をトレンドなレストランに変えてしまい、父親と対立。そのウードにはアシスタントのシェフ、ダンカンという仕事と恋のライバルがいるが、彼は無類のギャンブル好きで借金の山に追われている。そんな個性豊かな面々が集結し、今夜も繁盛する店に、クィーンズ地区で幅をきかせるギャングのブラック&ブルーが乗り込んできた…。
遅咲きの乙女たちのハートフルストーリー
年を重ねるのが楽しみになる
マルタのやさしい刺繍 (2006年)
【 出演 】 シュテファニー・グラーザー
【 監督 】 ベティナ・オベルリ
+ ストーリー +
スイスの谷間の小さな村を舞台に、80歳のおばあちゃんたちがランジェリーショップを開くために奮闘する様を描いた人間ドラマ。閉鎖的な村人の冷たい視線を浴びながらも、マルタおばあちゃんと3人の女友だちが老いてもなお生きがいを見つけ出していく。
感想
ツタヤが定期的に発表している企画「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」の第13段をご紹介させていただきましたが、皆さんは鑑賞されたことのある作品はございましたか?
私は残念ながら鑑賞したことのある作品は無かったのですが、これを参考に鑑賞していけたらいいなぁと思いました。この中で気になる作品は「ミラーズ・クロッシング」です。ストーリーを読んでみてとても面白そうだなぁと思いました。
あと「ディナーラッシュ」というのも面白そうですねぇ。レストランが舞台というのは珍しいですし、個性豊かなシェフたち、そしてお客としてやって来るギャング、どのようなストーリーになっているのか興味深いです。
ということで、良作5本を一覧で紹介させていただきました。もし鑑賞されたことのない作品などございましたら、レンタルされてはいかがでしょうか?
書籍化されました
これまでツタヤが企画してきた「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」が本になりました。第1弾から第4弾で取り上げてきた計89本の作品が紹介されています。本になるなんてすごいですねっ。この企画が好評だということが伺えます。今後もこの企画を続けていってもらいたいです。
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