クルーエル・インテンションズ
2007.12.15

ジョン・マルコヴィッチ、グレン・クローズのキャスティングでも映画化されたラクロの「危険な関係」を、現代のアメリカに舞台を移し、上流階級に属する高校生を主役に映画化。この設定が意外にハマって、良質のサスペンスとなっている。今やドル箱スターとなったリース・ウィザースプーンが、夫ライアン・フィリップと出会うキッカケとなった作品でもある。
マンハッタンの豪邸に住む義理の姉弟キャスリン(『バフィー 恋する十字架』のサラ・ミシェル・ゲラー)とセバスチャン(フィリップ)。贅沢にも飽きたふたりの楽しみは、他人の恋愛を操ること。キャスリンはフィリップに生真面目な少女アネット(リース・ウィザースプーン)をモノにすれば、自分を好きにしてもいいと持ちかける。賭けに乗ったセバスチャンだが、いつしか本気でアネットを愛してしまう。
義理の弟を誘惑するドスの効いたサラ・ミシェルの女子高生ぶりは、悪女の鏡といった感じ。天然で狡猾な女性高生を演じたセルマ・ブレアの演技も光る。
【 出演 】
ライアン・フィリップ, サラ・ミシェル・ゲラー, リース・ウィザースプーン
【 監督 】
ロジャー・カンブル
【 感想 】
この映画「クルーエル・インテンションズ」をみなさんは観たことがありますか?映画「危険な関係」をリメイクした作品です。恋愛ありサスペンスありの作品でラブサスペンスといった感じになっています。
恋愛ゲーム
この映画「クルーエル・インテンションズ」では「恋愛」というものがテーマになってます。しかし、恋愛といっても純粋な恋愛ではありません。恋愛というものをゲーム感覚で楽しむ2人の男女を中心に物語が進んでいきます。というのもその2人の男女というのは大金持ちで、何不自由ない生活をしており、欲を満たし続けた結果に辿りついたのがこの「恋愛ゲーム」だったのです。
そんな2人ですが血の繋がっていない姉弟なのです。そして、その姉であるキャスリンをサラ・ミシェル・ゲラーが、弟のセバスチャンをライアン・フィリップが演じています。


「恋愛ゲーム」の内容とは・・・?
キャスリンとセバスチャンの間で、ある「賭け」が行われたのです。その賭けとは・・・「セバスチャンは真面目な学生であるアネット(リース・ウィザースプーン)の処女を奪えるか?」というものだったのです。
賭けには勝ち負けがあります。もしセバスチャンが賭けに勝つことができれば「キャスリンはセバスチャンと一夜を共にする」。そしてもし負ければ「セバスチャンの愛車である56年型ジャガーをキャスリンがもらう」ということなのです。


生真面目な女性 アネット(リース・ウィザースプーン)
賭けの対象となる女性は真面目といわれている女性アネットです。そのアネットをリース・ウィザースプーンが演じています。アネットにセバスチャンが近づきますが、やはりセバスチャンにはプレイボーイという雰囲気が出ているのでしょうねっ、アネットはセバスチャンに対してガードがとても固いんです。しかし、賭けのためにもセバスチャンはアネットに近づき、彼女に気に入られなければなりません。そして、アネットと接していくうちにセバスチャンは本気で好きになってしまうんです。


「クルーエル・インテンションズ」の意味とは・・・
タイトルである「クルーエル・インテンションズ」とは「残酷な企み」という意味です。その「残酷な企み」というのがこの映画の鍵を握ります。では「残酷な企み」とはどういうものなのか?それは恋愛をゲームとしか思っていないキャスリンの企みのことです。
賭けの対象者であるアネットの処女を奪ったセバスチャン。しかし、ゲームとしてではなく本気で好きになり、愛した上での行為だったのです。そんな展開に全くおもしろさを感じないキャスリン、その本気の恋を邪魔したくなりますよねっ。一体賭けの結果はどうなるのか・・・?そしてセバスチャンの本気の恋の結果は・・・?それを邪魔するキャスリンは・・・?一体最後に笑うのは誰なんでしょうっ?
タイトルである「クルーエル・インテンションズ」(残酷な企み)、ラストで重要なキーワードとして出てきます。観た人は気づきましたか?


「クルーエル・インテンションズ」シリーズのDVD
出演者の作品一覧
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