100人の映画通が選んだ本当に面白い映画 第10弾 (TSUTAYA発表)
「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」の第10弾がツタヤから発表されましたので、今回紹介させていただきます。隠れた良作を紹介してくれる企画ですが、今回は5作品の紹介となっております。ぜひ映画鑑賞の際の参考にしてください。
切ないまでに優しい心と惜しみない愛
100人の映画通が語り伝えたい爽やかな名作
シンデレラ・リバティー かぎりなき愛 (1973年)
【 出演 】 ジェームズ・カーン、マーシャ・メイソン
【 監督 】 マーク・ライデル
+ Story +
想定外の病気で船に乗れなくなった海軍甲板長のバッグス(ジェームズ・カーン)は、真夜中までに帰還せねばならない休暇「シンデレラ・リバティー」を得て町へ出る。そこで出会った売春婦のマギーといつしか深い仲になるが、ある日、マギーが妊娠していることがわかるが父親はわからない。それでもバッグスは海軍の家族特典を得るために結婚を決心するが、軍に拒絶されてしまう・・・。
豪華キャストが集まった凄いオフィス
俳優の持ち味や演技力をたっぷり楽しめる逸品
摩天楼を夢みて (1992年)
【 出演 】 アル・パチーノ、ジャック・レモン
【 監督 】 ジェームズ・フォーリー
+ Story +
かつては一級の不動産セールスマンだったレビーン(ジャック・レモン)だが、今やツキに見放され、若手のローマ(アル・パチーノ)にトップの座を奪われていた。グレンギャリーの顧客情報さえ手に入れば全てが好転するはずだが、会社は「負け組」には情報を与えない。そんな時、本社の幹部が戦略会議に乗りこみ、業績3位以下のものをクビにすると言い放つ。追いつめられたレビーンに残された道は・・・。
アル・パチーノvs.ケヴィン・スペイシーvs.ジャック・レモン。「セールスのABCを教えてやる!」名優たちが「舌」で殴りあう、白熱の密室劇。
独特の透明感と静かな余韻
不思議な魅力を放つ異色のラブストーリー
アナとオットー (1998年)
【 出演 】 フェレ・マルティネス
【 監督 】 フリオ・メデム
+ Story +
両親の離婚を知ったオットーは自分を見つめる少女アナと出会った。その時2人は8歳。アナは父が死んだ日にオットーと出会い、彼を父の生まれ変わりだと信じた。ある日、オットーが飛ばした紙飛行機をきっかけにしてアナの母とオットーの父は結びつき、2人は義兄妹になった。「ANA」と「OTTO」、前から読んでも後ろから読んでも綴りは一緒。そんなたわいない話をし合った幼い日は過ぎ、同じ屋根の下に暮らすようになった二人。思春期を迎え、自然と恋し、愛し合うようになった。
しかし、この秘密の愛は思わぬ形で終息する。オットーが産みの母親の腐乱死体を目撃したその日から。オットーはアナの家族として暮らしていた自分を責め、そして、姿を消してしまう・・・。
映画史に残るラストシーンと「YEAH!」
2大名優のダンディズムと友情が薫る名品
さらば友よ (1968年)
【 出演 】 アラン・ドロン
【 監督 】 ジャン・エルマン
+ Story +
アルジェリアの外人部隊から帰還した軍医ドロンは、広告会社に勤める女ジョルジュ=ピコから奇妙な依頼を受ける。彼女が黙って持ち出した債券を会社の金庫に戻して欲しいというのだ。ドロンと同じく戦争帰りのブロンソンは、ドロンの仕事に興味を持ち、二人は金庫に潜入する事となった。こうなれば債券を持ち出す代わりに金庫の金を奪い取ろうという魂胆だ。
だが、ようやく開いた金庫の中には金はなく、そのうえ二人は金庫に閉じ込められてしまった・・・。
思わず身を乗り出す面白さ!
楽しくて痛快な掘り出しものの逃亡劇
アウトロー・ブルース (1977年)
【 出演 】 ピーター・フォンダ
【 監督 】 リチャード・T・ヘフロン
+ Story +
C&Wのスターに自作の曲を盗まれた囚人が、警察の追跡をかわしながら歌手としてラジオやレコードで活躍するコメディ・アクション。主演のP・フォンダと彼をバックアップする女性シンガーに扮したS・S・ジェームズの軽妙なキャラクターが作品に実に良く合っている。ボートによる水上チェイスなどアクション・シーンも及第。
感想
「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」の第10弾をご紹介させていただきましたが、鑑賞されたことのある作品はございましたでしょうか?私は今回も観ていないばかりでしたので、これを機に鑑賞できたらいいなぁと思います。
今回の中でもおすすめとして挙げられている「シンデレラ・リバティー かぎりなき愛」は最近までDVD化されていなかったみたいなのですが、やっと発売されTSUTAYAの方では6月3日からレンタルが開始されているようです。なので今後本作を鑑賞される方が多くなりそうですねっ。
個人的には「アナとオットー」という作品が気になりました。あらすじを読んだだけですがラブストーリーに他の要素も加わっていそうですし、いろいろ画像を見た限りでは映像がとても綺麗で、惹き付けられるようなシーンがたくさんあったので観てみたいなぁと思いました。
あと気になるのは「さらば友よ」です。紹介文の中に「映画史に残るラストシーン」とありますが、それがとっても気になります。あと金庫の中に閉じ込められるという設定もとても面白そうなので、また機会がありましたら観てみたいです。
ということで、「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」の第10弾を紹介させていただきまいした。鑑賞されたことのない作品などございましたら、皆さんも参考にしてみてください。
書籍化されました
これまでツタヤが企画してきた「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」が本になりました。第1弾から第4弾で取り上げてきた計89本の作品が紹介されています。本になるなんてすごいですねっ。この企画が好評だということが伺えます。今後もこの企画を続けていってもらいたいです。
- Comment(2)
- [ 洋画 関連 ] 気になる企画
僕もこの中では観たこと無いのばかりです・・。
この中では「摩天楼を夢みて」と「さらば友よ」を観てみたいなーと思います。「さらば友よ」のラストが気になります。
またレンタルする際の参考にさせていただきますね!!
またオジャマします!!
- 2011/06/10
- マサカズさん
こんばんは、マサカズさん。
コメントありがとうございます。
やはりこの企画はそれほど有名ではない作品を中心に取り上げられていますので
鑑賞されたことのない作品が多くなってしまいますよねぇ。
私個人的なイメージですが
「摩天楼を夢みて」はこの中では比較的有名な方だと思います。
一度かなり昔に鑑賞したことがあるのですが
キャストも豪華ですし見ごたえたっぷりだと思います。
「さらば友よ」のラストはとても気になりますよねぇ。
私も観てみたいです。
はいっ、ぜひ参考にしてください。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2011/06/11
- パッチさん
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