ボーン・アイデンティティー
【 ストーリー ・ あらすじ 】
ロバート・ラドラムが1980年に発表したベストセラー小説、「 暗殺者 」を大胆にアレンジして映画化された「ボーン・アイデンティティー」は、最初から最後までスピード感あふれる展開を見せている。複雑に絡み合ったストーリーは、自分の名前、職業、最近の行動に関する記憶さえ失くしたCIA工作員の ジェイソン・ボーン ( マット・デイモン )が、チューリッヒで無一文のドイツ人旅行者(「ラン・ローラ・ラン」で主演の フランカ・ポテンテ )を巻き込んで、失われたアイデンティティを探し求めるところから急展開を見せる。CIAの上官(クリス・クーパー)が殺し屋を送り込み、ボーンを抹殺して、失敗に終わったミッションを闇に葬ろうとするが、ボーンは強靭な肉体と訓練で身につけた戦闘術を駆使しながら対抗し、パリを目指す。(Amazon.com)
【 出演 】
マット・デイモン, フランカ・ポテンテ, クリス・クーパー, クライヴ・オーウェン, ブライアン・コックス
【 監督 】
ダグ・リーマン
【 感想 】
この映画「ボーン・アイデンティティー」をみなさんは観たことがありますか?ロバート・ラドラムのベストセラー小説「暗殺者」を映画化した作品で、主演マット・デイモンで贈るサスペンス・アクション映画です。この「ボーン・アイデンティティー」は「ミッション・インポッシブル」と「逃亡者」の2つの映画を合わせたような作品です。そうっ、この映画「ボーン・アイデンティティー」はスパイ作品なんです。
ジェイソン・ボーン (マット・デイモン)
彼は一体何者なのか・・・?記憶を無くした男ジェイソン・ボーンをマット・デイモンが演じています。自分は一体何者なのかを知るために手がかりを辿っていくのですが、そこから見つかるのは山ほどの札束・・・数々のパスポート・・・そして銃。実は彼はスパイであり暗殺者でもある、CIAの工作員だったのです。
それにしてもマット・デイモンはハマリ役だと思いました。常に冷静に全体を把握し、状況に応じて行動するところなんかはまさにプロフェッショナルといった感じで、彼の表情や動きは見事な演技だったと思います。
マリー・クルーツ (フランカ・ポテンテ)
ジェイソン・ボーンの自分探しの旅に巻き込まれた女性マリーを、「ラン・ローラ・ラン」などで主演を演じたフランカ・ポテンテが演じています。マリーはお金が必要、そしてボーンには移動手段が必要、ということでマリーはお金をもらう代わりに車でボーンを乗せていくことになります。
「ラン・ローラ・ラン」の時のフランカ・ポテンテは、とてもパワフルで頼もしい女性を演じていましたが、本作で女性らしさもあって、また違った一面を見ることができてよかったです。
ボーンとマリー
CIAに追いかけられているジェイソン・ボーンと共に行動するということは危険が伴います。危険な状況に巻き込まれながらも、マリーは少しずつジェイソン・ボーンに惹かれ、ジェイソン・ボーンも彼女に惹かれていく姿がところどころで見れたのもよかったです。
記憶を失ったボーンにとって唯一心を許せる女性ですし、危険を共有していましたので、恋愛に発展していったのは自然の流れだったのかもしれませんねっ。この二人の関係を深く感じられるほど、次回作の「ボーン・スプレマシー」が楽しめると思います。
カーチェイスなどのリアルなカーアクション
マット・デイモンの作品はけっこう観ているのですが、彼のアクション映画は本作が初めてだと思います。しかし、ほんとに素晴らしいアクションを魅せてくれていました。そして見所の一つだと思いますが、カーチェイスがほんとにリアルでよかったです。ミニクーパーという小さな車で入り組んだ街並みを走り抜けるのはかっこよかったです。これからもマット・デイモンにはどんどんアクション映画に出演してほしいなぁと思いました。
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン) vs 殺し屋「教授」(クライヴ・オーウェン)
マリーの昔の恋人の家に逃げ込んだときに、やはり殺し屋がジェイソン・ボーンの命を狙ってやってくるんです。そこでジェイソン・ボーンはライフルを持ち、雪景色の広がる外へと飛び出していくんです。ボーンはかっこいいですねっ。常に冷静で、状況判断が早く、行動に迷いがないのがまさにプロフェッショナルといった感じです。
あと殺し屋の教授を演じたクライヴ・オーウェンもとても良かったと思います。ほんとにプロフェッショナルといった感じで、感情や行動は無機質にように感じられましたし、殺人マシーンの一歩手前のような感じでかっこよかったです。ただ死に際で彼の人間の部分を見れた気がします。
再会
命の危険が付きまとうことから、ボーンはマリーと別れました。しかし、貸し自転車屋さんを経営して人生を再スタートしているマリーのもとにボーンが現れましたねっ。これはとても嬉しかったです。記憶を失ったボーンにとって唯一心を許せる女性ですので、この2人が一緒になるラストはほんとに素敵だったと思います。
続編「スプレマシー」、そして「アルティメイタム」
ジェイソン・ボーンが活躍するボーンシリーズは三部作となっています。1作目が今回紹介の「ボーン・アイデンティティー」、2作目が「スプレマシー」、そして3作目であり完結編である「アルティメイタム」です。
このジェイソン・ボーンシリーズは三作ともロバート・ラドラムの長編小説を映画化したんです。アイデンティティーは小説「暗殺者」、スプレマシーは小説「殺戮のオデッセイ」、アルティメイタムは小説「最後の暗殺者」を原作とし映画化されました。マット・デイモン演じるジェイソン・ボーンを思い浮かべながら、読んでみたいなぁと思いました。
- 1作目 ボーン・アイデンティティー
- 2作目 ボーン・スプレマシー
- 3作目 ボーン・アルティメイタム
- Comment(4)
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このシリーズは面白いです。
まず敵役がいいですね。
先日TVで観てしまいましたが、
DVDも持ってます。吹き替えも捨てがたいです。
今度の「アルティメイタム」も評論家の
評価が高いので期待してます。
マットデイモンはアクションが似合うと思います。
- 2007/11/08
- ワトソンさん
こんばんは、ワトソンさん♪
コメントありがとうございます♪
このシリーズ、マット・デイモンが初めてアクションに挑んだ作品ですよねっ♪
この前のテレビ観ましたよっ♪
おそらく3回目ぐらいの鑑賞ですが楽しめました♪
「アルティメイタム」評価高いんですか?
それは観てみたいですねぇ♪
マット・デイモンはヒューマンドラマ、アクションと演技はすばらしいですよねっ♪
これからもアクション作品が増えるかもしれませんねっ(^^)
楽しみです(^^)
- 2007/11/08
- パッチさん
マッドデイモンかっこよすぎw
- 2009/04/08
- shunさん
こんばんは、shunさん。
コメントありがとうございます。
ほんとにこのボーンシリーズはおもしろいですよねぇ。
アクションもストーリーも最高です。
そして何よりもマット・デイモンがかっこいいです。
彼のアクションもこれからどんどん見てみたいです。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2009/04/09
- パッチさん
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