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ライフ・イズ・ビューティフル

2006.05.23

映画「ライフ・イズ・ビューティフル」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 1939年イタリア、トスカーナ地方。主人公のユダヤ系イタリア人グイド(ロベルト・ベニーニ)は、いつも陽気で人々を楽しませる達人。グイドと「お姫様」のドーラは恋に落ち、息子ジョズエをもうける。しかし、間もなくナチスの強制収容所へ...。そこでもグイドは幼い息子に悲惨な現実を悟られないよう、ひたすら笑顔で陽気にふるまい、嘘をつき続ける。
 ユーモアと悲哀が混ざり合い、人生のすばらしさを謳いあげた作品。イタリアの名優ロベルト・ベニーニ演じるグイドの、体を張った豊穣な愛が美しい。ラストは涙、涙、涙...。
 ベニーニは、監督・脚本・主演という三役を見事にこなし、アカデミー主演男優賞、外国語映画賞、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した。また、音楽を担当した作曲家ニコラ・ピオバーニが、本作でアカデミー音楽賞に輝いた。98年、イタリア。

 【 出演・監督・脚本 】
ロベルト・ベニーニ



 【 感想 】

 この映画「ライフ・イズ・ビューティフル」をみなさんは鑑賞されたことがありますか?タイトルの意味は「人生はすばらしい」(?)ですが、舞台は「戦争」です。その中での親子愛が私たちの心を動かします。感動映画がお好きという方はぜひご覧下さい。

監督・脚本・主演の3役を演じる ロベルト・ベニーニ


 主人公のグイドを演じるロベルト・ベニーニは、監督、脚本、主演の3役を演じています。凄すぎるっ!!ロベルト・ベニーニは本当に才能にあふれた人だと思いました。その結果、アカデミー主演男優賞・外国語映画賞、そしてカンヌ国際映画祭グランプリを受賞しました。

グイド

グイド(ロベルト・ベニーニ)と小学校教師ドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)の恋愛


 前半部分はグイド(ロベルト・ベニーニ)が小学校教師の美しい女性ドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)に一目惚れをするところから始まります。ドーラには婚約している人がいるのですが、グイドはお構いなしにどんどんアプローチをしかけます。

グイドの恋

 グイドはまるで子供のように無邪気で純粋な性格をしていて、ドーラに対するアプローチもすごく面白かったです。そんなグイドに婚約者がいるにも関わらず惹かれて行ったドーラの気持ちもわかる気がします。コメディありラブストーリーありの甘酸っぱい恋愛が心和ませてくれます。

 そしてグイドとドーラは結婚し、息子ジョズエ(ジョルジオ・カンタリーニ)にも恵まれてほんとに幸せな家庭を築いていきます。息子のジョズエは笑顔が素敵でほんとにかわいいんです。あとグイドはきっといい父親なんだろうなぁというのが、たくさんのシーンで伝わってきました。

グイドの息子

ナチスの強制収容所


 幸せな家庭を築いていたグイドたちでしたが、ムッソリーニのファシズム政権によるユダヤ人迫害によって、グイドと息子ジョズエは強制収容所に連れて行かれます。ここから前半が嘘のように一気に状況が変わり、不穏な雰囲気になっていきます。

 ほんとに最悪です。前半で誰もが見守り応援したくなるような幸せな家族が離れ離れになり、しかもグイドとまだ小さな息子ジョズエが強制収容所に連れて行かれてしまいますもんねっ。ほんとにかわいそうでした。

収容所にいるグイド

最高の嘘、「1000点で本物の戦車に乗れる」というゲーム


 強制収容所に入れられたグイドとジョズエですが、グイドはジョズエに不安させないようにと必死で明るく振舞い、そして嘘をつくのです。それが「1000点取ったら本物の戦車に乗って帰れる」という嘘。これによって強制収容所での生活をゲームだとジョズエに思わせて、できるだけ楽しい生活を送れるようにしたのです。

 これは感動です。嘘というのは決していいものではありません。しかし時にはそれがいいように働くことがあるんですねっ。不安や恐怖どころかジョズエは楽しさを感じていたと思います。グイドの愛情たっぷりの嘘はほんとに素敵だなぁと感じました。

グイドと息子

 ただゲームは実際は嘘なので、嘘だとジョズエにバレてはいけません。なのでグイドは必死に嘘をつき続けるのです。時には危険があるにも関わらず、嘘を成立させるために行動したりと、いろいろな場面で親子愛を感じることができました。

 あと妻のドーラも女性収容所に入れられてしまうのですが、彼女を励ますために強制労働の抜け出したりと走り回ります。グイド自身もかなり苦しく不安だらけなはずなのに、自分のことよりもジョズエとドーラのこと考え行動し励ます姿はほんとに感動です。

ロベルト・ベニーニ

グイドの死


 ほんとに悲しかったです。グイドは兵士に捕まって殺されてしまうのです。しかし、最後までジョズエに心配かけないように振舞っていたグイドは素敵だったと思います。

 ジョズエを隠れさせている場所を兵士に連れられて通る時には、密かに見ているジョズエを心配させないようにと行進しているポーズをとっていました。最後まで彼は素晴らしい人であり夫であり父親だったなぁと感じました。

兵士とグイド

本物の戦車


 最後にジョズエは本物の戦車に乗ることができましたねっ。これもゲームで勝つことができたからです。グイドの最高の嘘が生んだ奇跡だと思います。本物の戦車にはしゃぐ息子を見て、天国のグイドもきっと喜んでいるだろうなぁと感じました。

 バッドエンドなのかハッピーエンドなのか、それは観る人によって違ってくるのかもしれませんが、個人的には素晴らしいハッピーエンドだったと思います。最高の嘘と最高の親子愛、ほんとに素晴らしい映画だと思います。

本物の戦車

映画「ライフ・イズ・ビューティフル」のDVD・サントラ音楽

パッチさん、こんばんは。
先日はコメントの返信ありがとうございましたv

「ライフ・イズ・ビューティフル」はテレビで話題になっていたのを
思い出してレンタルしてみました。
自分の中ではベスト10にはいる映画です。

前半の幸せなお話しと、全体的なコミカルな雰囲気で
ラストもハッピーエンドでおわるんだろうなあと暢気に観ていまして。

最後は本当に涙、涙ですよね。号泣しました。
ナチスの収容所のお話しですし、安易なハッピーエンドでのおわりは
ないと思いながらも。エンドロールまで「いやいや、実は。」と
願わずにはいられなかったです。

パッチさんのおすすめされていた「アイデンティティー」も今日
みました(^_^)。
次は何をみようかとサイトの方閲覧中です☆
  • 2009/01/16
  • ゆいさん
 【ゆいさんへ】

こんばんは、ゆいさん。
コメントありがとうございます。
いえいえ、こちらこそいつもコメントありがとうございます。

「ライフ・イズ・ビューティフル」はほんとにいい映画ですよねぇ。
再レンタルする価値のある作品だと思います。
前半と後半、共に楽しめる内容ですよねっ。
前半はとてもハッピーな感じがあって、少しコメディ交じりでいいですし、
後半は一気に舞台が変わりますが、コミカルな感じを残しつつ感動も与えてくれるのでいいですよねっ。

ラストはほんとに涙が溢れてきますよねぇ。
私も感動しました。
あの親子愛、そして愛情のある嘘、とても感動的です。
何回観ても泣いてしまいます。

あと「アイデンティティー」も鑑賞してくださったのですねっ。
とても嬉しいです。
最近はなかなか映画紹介の方ができていませんが、
それでも参考になれれば光栄です。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2009/01/17
  • パッチさん
シンドラーのリストに匹敵するユダヤ映画ですね。こちらの方が有名かなって想ったんですけど、やはりシンドラーのリストの方が好まれるそうですね。こちらは、コメディテイストが施されて、ふんわりした内容でもあります。子供がナチスの子供達に紛れるシーンが、確かにユダヤ映画でしかできないって感じで良いアイディアです。題名が『生きる事は美しい』という意味ですが、ユダヤ人差別の題名に相応しいような、奇抜なような感じですね。実際収容所は、この映画で述べているような愉快なものでもなかったらしいので、この映画は、ユダヤという名を借りての、お伽噺な作品ですね。私が観た事のあるリアルなユダヤ映画は『生きる為に』という89年のアメリカ映画ですね。『灰の記憶』も生々しかったですね。こちらの作品の方が現実のユダヤ人差別や収容所を再現しています。『僕の神様』という可愛らしい映画もありましたね。『耳に残るは君の歌声』というミュージカルな要素の含まれた作品も素晴らしかったです。ユダヤ映画では、良質な作品が多いですね。あ、そういえば、イングロリアス・バスターズもありましたね。あれは、この映画と似てる訳でもないけど愉快な内容でしたね。
  • 2012/03/14
  • 爽健茶な26歳女性さん
 【爽健茶な26歳女性さんへ】

こんばんは、爽健茶な26歳女性さん。
コメントありがとうございます。

本作は「シンドラーのリスト」と同じくユダヤを描いた作品ですが
私の印象では「シンドラーリスト」と同等ぐらいの
評価と人気のある作品だと思いますよっ。

ただ描き方が違うので
どちらかと聞かれれば好みの分かれる作品かもしれませんねっ。

あと爽健茶な26歳女性さんは、映画全般だと思いますが
ユダヤを描いた作品をたくさん鑑賞されているんですねっ。
私はそれほど観ている方ではないですが
やはりこのような作品は
事象と時代背景を知っていれば知ってるほど楽しめるように思うので
もっと勉強しておけばよかったなぁと多々思います。

もちろん映画を通して学ぶのも良いと思いますけどねっ。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2012/03/14
  • パッチさん
この映画は映画館で観ましたが、とても感動しました!!
封切り時が1999年だそうなので、もう14年も前になるのですね~
昨日、この映画の事を思い出して、こちらにたどり着きました。
同じ感想を伺って、とても嬉しく思いました♪
ほんとに、心に残る、いい作品ですよね~
世界中の人々に観てもらいたいです!
  • 2013/03/28
  • たまねぎさん
 【たまねぎさんへ】

こんばんは、たまねぎさん。
コメントありがとうございます。

たまねぎさんは本作を劇場で鑑賞されたんですねっ。
全編通してユーモアが散りばめられており
ロベルト・ベニーニ演じるお父さんもすごく面白く描かれていますが
すごく感動させてくれるんですよねぇ。

1つの作品を通して他の方と共感し合えることは
私としましてもすごく嬉しく思います。

とっても素晴らしい作品ですので
もっとたくさんの方々に観てもらいたいですねっ。
そして、これからもこのような映画が生まれてきてほしいです。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2013/03/30
  • パッチさん



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