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東野圭吾の小説「容疑者Xの献身」 (映画原作)

2010.07.02

小説「容疑者Xの献身」


 テレビドラマ「ガリレオ」の映画化作品「容疑者Xの献身」を以前紹介しましたが、その原作である東野圭吾の小説「容疑者Xの献身」を読みましたので、今回ご紹介したいと思います。やはり映画がとても良かったですし、原作である東野圭吾さんの小説も評価が高いものでしたので、今回読んでみました。

 期待通りとてもおもしろく、「やっぱり東野圭吾さんはすごいなぁ」と改めて実感させられました。読んだことのない方、もしくは映画を観たことがないという方は、この機会にいかがでしょうか。

映画と原作


 映画も原作も評価が高い本作ですが、原作を読んでから映画を鑑賞されたという方は、やはり映画はそれほど良くないという感想を耳にします。まぁこれは仕方ないことかもしれませんねっ。映画では2時間という短い中に収めなければいけませんし、小説では読者が文章からイメージを膨らませ、頭の中で映像として作り出すものですので、個人個人でそれは異なりますし、映画の映像とのギャップがあるのは当然だと思います。

 私は映画を観てから原作を読みましたので、原作を読んでいる時には映画の中の映像が基盤となっていました。ですので、映画と原作の違いを少しは感じてはいたものの、とても楽しむことができました。と同時によくこれを映画化できたものだなぁと、映画版への評価も高くなりました。

 ということで、どんな作品も小説を読んでから映画を観れば必ず物足りなさは感じるものです。それを踏まえても、小説を映画化した作品の中で考えれば「容疑者Xの献身」は素晴らしい出来になっていたと思います。

映画との違い


  • 映画での内海薫(柴咲コウ)の役どころが、小説では草薙俊平(北村一輝)になっている。
  • 石神哲哉(堤真一)が小説ではもっとかっこ悪い人物に描かれている。

 映画と小説を比べてみて、設定での大きな違いはこの2点だと思います。個人的には湯川学の相棒が内海ではなく草薙だというのが大きかったです。柴咲コウが演じた内海が、テレビドラマ「ガリレオ」ではとても活躍しており魅力的なキャラクターだったのですが、映画「容疑者Xの献身」ではほとんど活躍しておらず役回りも曖昧な感じがありました。

 しかし、小説では北村一輝が演じた草薙が湯川の相棒ということで、同期生であり友人でもある二人だからこその関係とやり取りが描かれていて、とても楽しめる部分になっていたと思います。

 あと映画版で石神を演じた堤真一さんがかっこよすぎるという感想を多く聞きます。ただ映画版の一番の魅力は堤真一さんの演技力だと私は思います。なので私は石神が堤真一さんで良かったと思っています。

東野圭吾さんはすごい


東野圭吾さん

 映画を観て、そして原作の小説を読んで思ったことは「東野圭吾さんの頭の中を覗いてみたい」ということです。ほんとにすごい才能を感じました。どうやったら本作のように複雑で巧妙なトリック、そして人間関係と心情を描くことができるんでしょう?改めて彼のすごさを感じました。

 これを機にまだ読んでいない東野圭吾さんの他の小説も読んでみたいと思いましたし、また改めて映画版「容疑者Xの献身」を観てみたいと思いました。これからも素晴らしい物語を生み出していってもらいたいです。




容疑者Xの献身の小説

容疑者Xの献身 東野圭吾 (2008/8/5)

第134回(平成17年度下半期) 直木賞受賞。
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリー。
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか。




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東野圭吾の小説・映画化作品・ドラマ化作品

初コメです。
映画のレビューもとても面白いですけど、小説のレビューも良かったです。
同じ東野圭吾の映画原作本の「秘密」などのレビューなどをyやっていただけたら嬉しいです!!
わがまま言ってすいません。
  • 2010/07/02
  • ああああさん
パッチさん、こんにちは。

東野圭吾さんは本当にいろいろといい作品をつくりますよね。映画化、ドラマ化されているものも多いですしね。

記事を読んで思いついたのですが、またパッチさんが東野さんの小説を読む機会があれば、おすすめしたい作品があります。

東野さんの作品の作り方が垣間見える小説『名探偵の掟』です。

それから、作品の幅広さがわかる小説『怪笑小説』をおすすめしたいですね。

両方とも短編集なのでちょっとした時間で読めますよ。

それではまた…。
  • 2010/07/03
  • なおふみさん
 【ああああさんへ】

はじめまして、ああああさん。
コメントありがとうございます。

映画のレビューも見ていただけたみたいで嬉しいです。
小説の方は、読みましたというご報告程度の紹介になっていて申し訳ありませんが
ほんとに楽しめました。

「秘密」も評判がいいので読んでみたいなぁと思っていた一冊です。
ですのでまた読みましたら感想などを書いてみたいと思います。

ご訪問ありがとうござました(^^)
  • 2010/07/05
  • パッチさん
 【なおふみさんへ】

こんばんは、なおふみさん。
コメントありがとうございます。

ほんとに東野圭吾さんは素晴らしい作品を次々に生み出されていて
映画化やドラマ化など数々の小説が
映像化されているので
それだけ多くの方々に指示されている証拠だと思います。

なおふみさんがおすすめする「名探偵の掟」と「怪笑小説」は読んだことありませんので
ぜひ読んでみたいです。
作品の作り方が垣間見れるというのはすごいですねっ。
どちらも短編集ということで
東野圭吾さんの短編集はまだ読んだことがありませんので
ぜひ読んでみたいと思います。

おすすめ作品ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2010/07/05
  • パッチさん



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