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セブン

2007.09.03

映画「セブン」


 【 ストーリー・あらすじ 】

 退職間近なベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)が、血気盛んな新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)とコンビを組む。その2人の前に起こったのがキリスト教の「7つの大罪」に基づく連続猟奇殺人事件だった。そして犯人の魔の手が刑事へも…。
 7つの大罪とは、「憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠慢・強欲・大食」。肥満した男が食べ物につっぷして死に、弁護士は高級オフィスビルで殺害される。監督はこの作品で「密閉感あるスリラー」の名手と定評を得たデビッド・フィンチャー。モーガン・フリーマンが老刑事、ブラッド・ピットが若手刑事を演じる。そしてピットの妻にブレイク前のグウィネス・パルトロウが演じている。

 【 出演 】
ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロウ、ケビン・スペイシー

 【 監督 】
デヴィッド・フィンチャー



 【 感想 】

 この映画「セブン」を観たことありますか?「ゲーム」のデヴィット・フィンチャー監督が送るサイコサスペンスの作品です。主演はモーガン・フリーマンとブラッド・ピット、そしてブラッド・ピットの妻役としてまだブレイクする前のグウィネス・パルトロウが出演しています。

新米刑事のミルズ(ブラッド・ピット)


 田舎町から都会にやってきた若き刑事ミルズをブラッド・ピットが演じています。彼はとても正義感に溢れ、これまでの刑事としてのキャリアもあり自信満々でやってきたのですが、とても恐ろしい連続殺人事件の捜査が彼を待っていたのです。

 この映画でのブラッド・ピットの役はけっこう好きです。感情むき出しで彼の良さがとてもよく出ていたと思います。ラストでの彼の表情など素晴らしかったです。

ミルズ ブラッド・ピット

ベテラン刑事のサマセット(モーガン・フリーマン)


 退職まであと1週間というベテラン刑事サマセットをモーガン・フリーマンが演じています。ベテラン刑事ということで事件を冷静に見つめ分析する捜査は流石という感じです。モーガン・フリーマンの演技は文句なしですねっ、存在感が十分にありました。彼の濃厚な演技によってミステリーがより深く重いものになっていました。

サマセット モーガン・フリーマン

七つの大罪「 憤怒 嫉妬 高慢 肉欲 怠慢 強欲 大食 」


 この映画「セブン」のタイトルの語源は「七つの大罪」からきています。七つの大罪とは「憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠慢・強欲・大食」の七つを指し、これら七つに関連した殺人が起こることにより物語が始まります。

 七つの大罪に関連しているということで、とてもミステリアスで深い雰囲気を漂わせています。また緻密な計画の下に殺人が行われており、犯人によって次から次へと殺人現場に導かれると同時に犯人像が明らかになっていくところも楽しめます。

七つの大罪

犯人との接触


 この犯人はほんとに頭がいい、そう思わせるほど難解な連続殺人事件でなかなか犯人に辿り着きません。しかしついに犯人と接触するんですよねぇ。これまで静かに流れていた雰囲気が一気にヒートアップして、ミルズと犯人の追いかけっこが始まります。これはかなりドキドキします。

 そしてミルズが犯人に銃を突きつけられた時は「完璧に終わった・・・」と思いました。しかしなぜか命拾い・・・・?もうこの時点から伏線が張られていたんですねぇ。全く気づきませんでした。

犯人との接触

犯人のジョン・ドゥ(ケビン・スペイシー)現る


 とうとう犯人ジョン・ドゥが姿を現わします。なんと自首してくるんです、とても驚きました。そしてジョン・ドゥを演じていたのは演技派俳優ケビン・スペイシーだったんですねぇ。ミステリアスな雰囲気を出しつつも猟奇的で、彼の言葉から知的さも感じさせる難しい役ですがケビン・スペイシーが見事に演じきっていたと思います。ジョン・ドゥにとって今回の殺人事件は彼にとって作品であり芸術なんですよねっ。ほんとに怖い殺人犯です。

ジョン・ドゥ ケビン・スペイシー

「7つの大罪」は七つの死で完成する・・・


 残る7つの大罪は「ENVY(嫉妬)」と「WRATH(憤怒)」、一体どんな形で猟奇殺人は終止符を迎えるのか?これは完全にやられてしまいました・・・。今考えると車中でジョン・ドゥはミルズと話し彼の性格を把握すると同時に、この「7つの大罪」が完成するという確信を持っていたのでしょうねっ。ジョン・ドゥの一言一言に感情をあらわにするミルズを見てジョン・ドゥは嬉しさがこみ上げていたのかもしれません。

現場に到着

 平凡な生活を贈っている者に対しての「ENVY(嫉妬)」・・・なんとミルズの妻トレーシーが6つ目の遺体となってしまうのです。これはとても衝撃的でした。何でトレーシーがこんな目に・・・私以上に衝撃を受けたのはもちろんミルズです。ミルズは怒りを爆発させていたんです・・・そうっ、まさに「WRATH(憤怒)」しているのです。

トレーシーの首衝撃のラスト

ブラッド・ピットの名演技

 ジョン・ドゥに銃を向けるミルズの感情は言葉で表現できるものではありません。ブラッド・ピットのラストの表情による演技はほんとに見事でした。こうして7つの大罪による連続殺人事件は完結するのです。まさに一級のサイコ・サスペンスだと思います。

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映画「セブン」のDVD・Blu-ray

こんにちは~
「セブン」はインパクト有り過ぎです。
事件現場の異常なところが何ともいえない気持ちになります。
モーガンフリーマンの味のある演技がはまってました。
実はサイコ犯罪映画はどうも苦手です。
せめて「ゲーム」くらいのサスペンスが楽しめる所です。
  • 2007/09/05
  • ワトソンさん
【ワトソンさんへ】

こんにちは♪
コメントありがとうございます♪

「セブン」はほんとにインパクトありましたよねっ♪
サイコサスペンスの走りかもしれませんねっ♪
事件現場はほんとに目を伏せたくなるシーンが多かったので、画像を載せるのはやめときました♪

ワトソンさんはサイコ犯罪映画が苦手なのですねっ♪
どうしても目をそらしたくなるシーンが多いですもんねっ♪
「ゲーム」はサイコよりもホラー色が強いので、より楽しみやすいかもしれませんねっ♪
私も「ゲーム」は好きな映画です(^^)
  • 2007/09/06
  • パッチさん
こんばんは☆
この映画好きなんです。グロテスクな映像は何度観ても気持ち良いものではないですが、殺人現場や犯人の異常性を伝えるのに効果的だったと思っています。本当に観たくない奥さんの首は見せなかったのも、それ迄の映像が想像力を加速させるような効果があったように思えます。

グウィネス・パルトロウはブレイクしていたんですね・・・
僕は久しぶりにこの映画「セブン」を鑑賞し「あれ?ちょっと良いな♪」なんて感じ、これから自分の中でブレイクさせようとしている女優さんでした。

映画は好きなのですが情報に疎いもので、グウィネスちゃんのブレイク作は何か教えて頂けると助かります。
  • 2007/09/12
  • ピクセルさん
 【ピクセルさんへ】

こんにちは、ピクセルさん♪
コメントありがとうございます♪

ピクセルさんはこの「セブン」の映画紹介を最新記事としてアップされてましたもんねっ♪すごく「セブン」への想いが伝わってきました♪
私は基本的にグロテスクなシーンは苦手ではないので大丈夫でしたが、苦手な人にはあまりおすすめできないかもしれませんねっ♪
しかし、手で顔を覆いながらもぜひ観てほしい作品です♪

首はやはり隠しておいた方がいいですよねっ♪
想像力というのは底がないので、あのシーンでは観ている人に与えた印象は大きかったと思います♪
そしてブラッド・ピットの演技によって、よりすばらしいシーンになりましたねっ♪

グウィネス・パルトロウはけっこうたくさんの作品に出演されてますよっ♪
雰囲気がすばらしく大好きな女優さんです♪
彼女の作品はいろいろありますけど、「スライディング・ドア」「恋に落ちたシェイクスピア」「愛しのローズマリー」などあります♪

また機会がありましたら観てみてください(^^)
  • 2007/09/12
  • パッチさん
おはようございます!パッチさん^^
今はじめてパッチさんのレビューを拝見させていただきました。
さすがに、パッチさんのレビューは詳しくて、判りやすいですね!
言葉を並べたパズルのような謎解きをモーガンさんの重厚な演技が
より深みを帯びて、ぐいぐい引き込まれる内容の映画だったなと
感じました。
基本的にブラピはあまり好きな俳優さんじゃないんですが、
それなりに、観ることが出来ました(^^;
さすがに名作と呼ばれる作品は、基礎が頑丈に(脚本等がしっかりと)出来ているものだなと改めて痛感させられました。

では、TBよろしくお願い致します^^
また、お邪魔しますね!
応援凸
  • 2008/02/25
  • ぴーちさん
 【ぴーちさんへ】

こんにちは、ぴーちさん。
コメントありがとうございます。

ぴーちさんもこの「セブン」を鑑賞されたんですねっ。
サイコサスペンスの名作だと思います。
レビューを褒めていただいてありがとうございます。
うれしいです。

モーガン・フリーマンはよかったですねぇ。
作品の雰囲気は彼が作っていたと思います。
そして、その作品にスパイスを与えていたのがブラッド・ピット。
ぴーちさんはあまり好きな俳優さんではないんですねっ。
私も大好きな俳優さんというわけではありませんが、このミルズの役が大好きです。
そして、その妻であるグウィネス・パルトロウもかわいらしくよかったです。

ほんとにこの映画の脚本はすばらしいですねっ。
残る七つの大罪は「嫉妬」と「憤怒」。
まさか七つの大罪があのような形で完結するとは思っていませんでした。
音楽、脚本、そして俳優さん、どれもすばらしい作品ですねっ。

トラックバック大歓迎です。
いつも応援ありがとうございます(^^)
  • 2008/02/25
  • パッチさん
初めまして、新着から来ました^^
僕もブログで、映画レビューしようかと
思ってたので、パッチさんのブログは
すごい細かくて分かりやすくて参考に
なります!!

  • 2008/02/25
  • 万有引力さん
 【万有引力さんへ】

はじめまして、万有引力さん。
コメントありがとうございます。
新着から来られたんですねっ。
とてもうれしいです。

映画ブログを始めようとお考えなんですねっ。
私のブログを褒めていただいてありがとうございます。
参考になるかわかりませんが、どうぞくつろいでいってください(^^)
  • 2008/02/25
  • パッチさん
こんにちは~ いつもどうもです。(^^)

そういえば自分、この作品にコメントしていなかったんですね~
すみません汗

なんといっても名役者が揃った良い作品でしたね。
モ-ガン・フリ-マンの重厚な演技。そしてケビン・スペイシ-のあの演技。ああいう役は彼が一番なのではないでしょうか?
ブラピも最後の銃を発射するまでのあの切ない演技は好きですね。

スト-リ-も宗教的な要素と猟奇的な殺人を絡めとても知的なセンスを感じました。
七つの大罪のラスト2は何となく、まさか?と嫌~な感じで観ていましたがそれでも衝撃的でした。あんな形で七つの大罪の殺人を完成させるとは もの凄く知的でなるほどと思ってしまいましたね。

モ-ガン・フリ-マンがめちゃ良い味を出していて暗く重い雰囲気をいっそう引き立たせていたと思います。
スト-リ-と雰囲気、そして七つの殺人が完成する展開。まさに一級のサイコ・サスペンスですね
(^^)
  • 2008/02/25
  • ユウ太さん
 【ユウ太さんへ】

こんばんは、ユウ太さん。
コメントありがとうございます。

そんなそんな、全然いいですよっ。
でもコメントうれしいです。
ありがとうございます。

ほんとに名優たちが揃っているすばらしい作品だと思います。
モーガン・フリーマンは何も文句のつけようがありませんねっ。
そしてケビン・スペイシー、彼の演技は微妙な仕草などもほんとにすばらしくて関心させられるばかりです。
この役はまさにケビン・スペイシーしか無理でしょうねっ。
ブラッド・ピットのラストでの感情を爆発させているシーンは好きです。
感情を押し殺そうとしても、あふれ出る感情から逃げることができない・・・。
まさに「憤怒」だったと思います。

センスの良さはまさにその通りだと思います。
ラストのオチには少し気づいていらっしゃったんですねっ。
私は全く気づきませんでした。
異常なまでの猟奇殺人、しかし冷静で知的。
計画性というよりもむしろ芸術性というものを重んじていたかのような殺人でしたねっ。
脚本の良さと名役者の力ですねっ。

雰囲気を作っていたのはまさにモーガン・フリーマンでしたねっ。
彼が作り出す神秘的な雰囲気がよかったです。
そして音楽もよかったです。
最近も途中まで観たんですが、やはりおもしろかったです。
これぞサイコサスペンス作品ですねっ(^^)
  • 2008/02/25
  • パッチさん
ネットで「映画「セブン」の真犯人は、サマセット(モーガン・フリーマン)だった!?」

ttp://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/9635

ttp://cinema.pia.co.jp/com/114553/112768/

ってのを読んだんですけど、解釈としては凄く面白かった。

ぜひ、パッチさんがどう思うかを聞いてみたいです。
  • 2013/04/29
  • junkさん
 【junkさんへ】

こんばんは、junkさん。
コメントありがとうございます。

解釈読ませていただきました。
とても面白かったです。

「セブン」は何度も観ていますが
いつも特に疑問を持つことなく鑑賞していたので
監督の意図するところは、やはりストレートに解釈することだと思いますが
ちょっと違う解釈をすることにより
また違った解釈が生まれ、同じ作品でもストーリーに変化をもたらすのはすごく面白いですねっ。

例えばエンドロール後の映像で
サマセットを笑みを映し出すだけで・・・
「えっ?どういうことっ?」と、また違った作品として名作になっていたでしょうねっ。

面白い情報ありがとうございました。
ご訪問ありがとうございまいした(^^)
  • 2013/04/29
  • パッチさん



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