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ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

10.06

映画「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 シリーズ3部作の完結編は、見どころに次ぐ見どころ。3時間23分という長さは、まったく苦にならず、結末では「旅の仲間」とともに、観客もシリーズとの別れを惜しむことになるだろう。邪悪な指輪を捨てに行くフロド(イライジャ・ウッド)とサム(ショーン・アスティン)の過酷な旅がついにクライマックスを迎える一方、人間の国ゴンドールの都ミナス・ティリスを陥落させるべく、指輪の創造主、冥王サウロンの強大な軍が攻め込んでくる。
 命がけでフロドを救うサムをはじめ、各キャラのきずなや愛、死と別れのドラマを配分よく散りばめた巧みな構成によって、随所で心が震えるはず。映画が「芸術」であり「娯楽」であるのなら、本作はその両方を完璧に満たしていると思う。

 【 出演 】
イライジャ・ウッド, イアン・マッケラン, リヴ・タイラー, ヴィゴ・モーテンセン, ショーン・アスティン

 【 監督 】
ピーター・ジャクソン



 【 感想 】

 この映画「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」をみなさんは鑑賞されたことがありますか?「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの第3作目・・・とういうことは、そうっ最終章なんです。前作までご覧のみなさんはやはり本作での結末は気になるところですよねっ。とうとう指輪をめぐる戦いが終わりを迎えるんです。ぜひ楽しんでくださいっ。

「王の帰還」で活躍する新たな登場人物(キャラクター)の紹介


登場人物_2 デネソール
ゴンドール王国の執政。
ボロミア、ファラミアの父親。

登場人物_3 アングマールの魔王
9人のナズグルの中の1人。
ナズグルの首領を務める。
人間の男の手で殺されることはない。

主役フロド(イライジャ・ウッド)と脇役


 指輪を葬るために旅立った主役のフロド。フロドは確かに主役かもしれませんが、誰が主役かわからない程に、バランス良く他の登場人物にも活躍の場が用意されています。シリーズものの強みかもしれませんが、1作目2作目から登場している者たちには特に愛着が湧いており性格なども把握しているので、彼らの決意や信念などが随時に伝わってきます。

 「ロード・オブ・ザ・リングの登場人物の中で、好きなキャラクターは誰ですか?」、もしこのような質問をしたならば、きっといろんなキャラクターに票が分かれるでしょうねっ。これこそが「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの魅力なんだと思います。壮大な世界を舞台に絆で結ばれたたくさんの勇者たちの冒険、素晴らしい作品ですねっ。

圧倒的なスケールの戦闘シーン


 前回の中でも素晴らしい戦闘シーンを魅せてくれました。しかし、前回以上の戦闘シーンを魅せてくれています。まず驚かされるのは何万もの兵士たち・・・「一体何人いるのだろう?」と考えることさえも意味がないほどの数です。膨大な人数のエキストラにも驚かされますが、やはりCGだから成せる圧倒的なスケールなんでしょうねっ。

戦闘1戦闘2

戦闘3

 それにしても敵であるサウロンの兵士は・・・多すぎです。あの数を見てしまうと「絶対勝てない・・・」とどうしても思ってしまいます。しかもいろんな生き物がいますしねっ。戦意喪失してしまうほどの圧倒的な兵力の違いを見せ付けられてしまんです。あの中で勇気を奮い立たせるのは、とても強い心が必要ですねっ。

大軍1大軍2

大軍3

それぞれの想い


メリーの勇姿 フロドとサムと共に旅をしてきた、同じくホビットのピピンとメリー。力はありませんが前作からどんどん活躍してきましたねっ。そして、今回メリーは勇敢にも戦闘に加わっています。もちろん剣術がうまいわけでもありませんし頼りなさはあります、しかし彼の瞳の中は勇気と決意で溢れていました。彼もフロドたちと死線を乗り越えてきた戦士ということを再認識させられました。

サムのフロドへの思い やっぱり個人的に好きなキャラクター、サム。彼のフロドに対する気持ちはとても美しいです。自分のことよりも一番にフロドのことを考え行動してますもんねっ。第1作目でのサムはフロドに付き添うぐらいで、必要不可欠な人物といった感じではなかったですが、今やフロドにとってサムはいなくてはいけない存在になってますよねっ。サムの表情からはいつもフロドに対する思いで溢れていました。サムあってこそのフロドだと思います。

旅の終わり


フロド 10時間ほどの長い冒険、お疲れさまです。とてもスケールが大きく、すべてが壮大なファンタジーですよねっ。これで終わりというのは少し寂しいですが、すばらしい冒険を魅せてもらいました。単なるファンタジーに終わらず、ドラマ部分も充実していました。またこのようなファンタジー映画、もしくは超える作品が世に出てくると嬉しいですねっ。

旅の終わり

第76回 アカデミー賞 11部門受賞


 2003年の第76回アカデミー賞では11部門にノミネートし、その11部門すべてを受賞しました。これは「ベン・ハー」と「タイタニック」に並ぶ史上最多の受賞記録みたいです。そしてファンタジー映画では作品賞は取れないと言われてきたアカデミー賞で、初めて作品賞を受賞したんですよねっ。鑑賞された方は、この結果に納得されているんではないですか?それほど素晴らしい作品だったと思います。

作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞

「ホビットの冒険」を原作とした映画「ホビット(The Hobbit)」


ホビットの冒険

 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズが完結し少し寂しさもありますが、また素晴らしいファンタジーを魅せてくれることになりました。それは「ロード・オブ・ザ・リング」の原作「指輪物語」より以前の物語である「ホビットの冒険」を原作とした映画「ホビット(The Hobbit)」が製作されることになったのです。

 そして、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズと同じように1作では終わりません。なんと2部作で構成されるみたいです。今のところ第1作が2011年12月、第2作が2012年12月に全米公開予定公開ということでまだまだ先ですが、とても楽しみですねっ。またどのようなファンタジーな世界に連れて行ってくれるのか期待したいです。

 アイコン 「ホビットの冒険」の原作本・小説


シリーズの紹介作品

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのDVD・Blu-ray・サントラ音楽・原作本・小説

こんばんは、パッチさん。

『王の帰還』まさに最終話にふさわしく見応え十分でした!
ゴラムの過去から始まるくだりや圧倒されるような戦闘シーン・・・などなど、シリーズの集大成を感じさせました。

特にもうだめかと思った矢先にアラゴルンが死者の軍勢とともに駆け付けた瞬間は、好きなシーンです。

「ホビットの冒険」少し先に延びましたが、今から大変楽しみです。
ギレルモ監督のどんな色合いがでるか、わくわくしますね。

ところでパッチさんの「ライラの冒険」の記事が大変気に入ったので私のブログで紹介させて頂きました。今後ともよろしくお願いします。
  • 2008/12/10
  • ケビンさん
 【ケビンさんへ】

こんにちは、ケビンさん。
コメントありがとうございます。

「王の帰還」はほんとに集大成にふさわしく壮大で、
すべての登場人物が主役といった感じがしました。
戦闘シーンはほんとによかったです。
かなりの迫力がありましたし、いろんな生き物が出てきて楽しかったです。
アラゴルンが死者の軍勢を連れて来た時は、かなり頼もしかったです。
敵軍を一掃してましたもんねっ。

「ホビットの冒険」楽しみですねっ。
少し伸びてしまいましたが、満足のいく作品を作ってもらいたいです。

「ライラの冒険」の記事を紹介していただけたのですねっ。
とても嬉しいです、ありがとうございます。
これからも紹介していただけるような映画紹介をしていきたいと思います。
ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2008/12/10
  • パッチさん
こんにちは、パッチさん。

待ってました!「王の帰還」!
パッチさんの書かれているとおり、ホントに全てのスケールが壮大で、
見どころにつぐ、見どころですよね。
戦闘シーンも壮観ですが、最後指輪を捨てるクライマックスシーンも
すごく引き込まれますよね。
作品が終わったあと、シリーズに対する別れが寂しかったですね。

その分、「ホビット」・・・すごく楽しみです!!
  • 2008/12/15
  • マーボーさん
 【マーボーさんへ】

こんばんは、マーボーさん。
コメントありがとうございます。

「王の帰還」の記事、楽しみにしていただいてたようでとても嬉しいです。
ありがとうございます。
ほんとにこの「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは壮大ですよねぇ。
最後ということで寂しいですが、最後にふさわしく素晴らしい内容だったと思います。
最後の指輪を捨てるシーンはほんとによかったです。
長く旅を見守ってきたので、ラストはかなり引き込まれました。

ほんとにこのシリーズは長かった分、寂しさも大きいですよねぇ。
「ホビット」はまだまだ先になりそうですが、今から楽しみです。
早く公開されてほしいですねぇ。
ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2008/12/15
  • パッチさん
パッチさん(^^)こんにちは!
いつもお世話になりありがとうございます。

ロ-ド・オブ・ザ・リングの最終章である王の帰還
本当に素晴らしい、圧倒される作品でした。

あれだけの壮大な物語の最終として、この作品を見終わった時は本当に寂しくなってしまい、観ているこちらも冒険が終わってしまったような錯覚を覚えてしまいました。

それだけこの物語にのめり込み、その世界にドップリと浸れた素晴らしい作品だったと思います。

スペシャルエ・エクステンデッド・エディションでは、劇場版でカットされたサルマンの最後なども描かれているようですね。自分はDVDを全部持っているのですが、通常のものなのでスペシャルエ・エクステンデッド・エディション版を観たいと思います。
こちらの方はより原作に近い、パ-フェクトな作品に仕上がっているようですね。

もう、この「ロ-ド・オブ・ザ・リング」という作品は3部作全部が好きです。
このようなスケ-ルの大きい、素晴らしい作品は世に出てこないでしょうか?
これからも沢山、このような作品に出会いたいですね!(^^)
  • 2008/12/24
  • ユウ太さん
 【ユウ太さんへ】

こんばんは、ユウ太さん。
コメントありがとうございます。

ほんとにこの「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの最終章に相応しく素晴らしい作品で幕を閉じましたねっ。
どっぷりという表現が一番だと思いますが、この世界に完全に魅了されてしまいました。
ほんとに素晴らしいシリーズだと思います。
しかしその分、このシリーズが終わってしまった時は寂しいですよねっ。
それだけワクワクドキドキの世界だったと思います。
冒険が終わったときの寂しさ、これこそがこのシリーズがいかに素晴らしかったかを表していますよねっ。

カットされている部分がけっこうあるみたいですよねっ。
私も画像を探していて、こんなシーンあったかなぁなんて思ってました。
サルマンの最後、劇場ではなく画像で紹介されていたので知ってますが動画で観てみたいです。
やはり時間的な問題もあるんでしょうねっ。
しかし、より長くこの冒険を楽しめる完全版を観てみたいです。

そうですねぇ。
もうこのようなスケールが大きく、素晴らしいシリーズ作品は出てこないかもしれませんねぇ。
しかし、希望は出てきてほしいですよねっ。
「来年公開される続編が早く観たい!!」と思わせてくれるような壮大で素晴らしい作品が生まれてほしいです。
これからもこのような作品を作ってくれることを期待したいですねっ。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2008/12/26
  • パッチさん



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