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映画「2001年宇宙の旅」の解説と解釈

09.25

「2001年宇宙の旅」の解説


 以前紹介しましたが映画「2001年宇宙の旅」をみなさんは鑑賞されましたか?SF映画の名作ということで、キューブリックの代表作でもありますが、なかなか本作だけでは難しいと思います。

 なので解説というような偉そうなものでもありませんが、私の解釈や考えなども交えて作品の内容や謎を深く掘り下げていきたいと思います。といいましても、きちんとした正解といったものがない作品だとは思いますので、参考程度に読んでもらえたら嬉しいです。

 ネタバレがいっぱいなので、まだ鑑賞されていない方は鑑賞されてから読んでみてくださいっ。少しでもみなさんのお役に立てれば嬉しいです。



謎の黒石板 「モノリス」


 映画の中で謎の黒い石板が計4回登場してきたと思います、その石板の名前は「モノリス」。映画の中で直接モノリスの説明はありませんでしたが、このモノリスが一体何で、どのような役割を果たしていたのかわかりましたか?一つずつ説明していきたいと思います。

第1のモノリス (400万年前の地球)

第1のモノリス

 ヒトザルのグループの前に突然現れたモノリス。ヒトザルのグループはモノリスに触れることにより進化を遂げ、動物の骨を道具として使うことを覚えたのです。そして、その道具を使って他のヒトザルのグループとの縄張り争いに勝つことになるのです。

 このことからわかるように、第1のモノリスというのは「ヒトザルの進化」を助長させる力を持っていたのです。これをきっかけに道具を使うことを覚え、いずれ火を起こしたり何かを作ったりして、その結果現代の人間に進化していくんです。



第2のモノリス (1999年の月)

第二モノリス

 第一のモノリスの発見から400年が経ち、ヒトザルは進化し、ついには宇宙にも行けるほどに進化した人類になりました。そして、地球の衛星である月に到着した人類は、月の地中から第2のモノリスを発見するのです。月の地中に埋まっていたモノリスは、発掘されたことにより太陽の光を浴び、その結果木星に信号を送ったのです。

 一体これは何の意味があったのか?月には大気もありませんし生物も存在しません。その月で地中に埋まっていたモノリスが太陽の光を浴びることは、自然には起こりえないことなのです。どういうことかということ、掘り起こさないとモノリスが発見されなかったということが重要なんです。

 第1のモノリスによって進化した人類は、衛星である月に着き、地中にあるモノリスを掘り起こした・・・人類が月に到着するほどに素晴らしく進化して初めて見つけることができるように第2のモノリスは設置されていたのです。そして第2のモノリスが木星に発信した信号というのは、「人類の進化の結果」なんです。



第3のモノリス (2001年の木星付近)

第3モノリス

 第2のモノリスの信号を追って木星にやってきたボーマン船長は、宇宙に浮かぶモノリスを発見します。その結果、不思議な空間(スターゲイト)に入っていくのです。

 これはちょっと・・・難しいですねぇ。第2のモノリスを発見した人類は、そのモノリスから発信されている信号を追って木星に向かいました。木星付近に設置された第3のモノリス。ボーマンが木星にやってきたことにより第3のモノリスはスターゲイトを開き、ボーマンは白い部屋に導かれたのです。

 スターゲイトの中で、ボーマンが見た景色というのは一体何だったのでしょうか?スターゲイトが白い部屋への単なる入り口というわけではないでしょう。

 スターゲイトの中でボーマンをあのように苦痛の顔にさせるぐらいですから、何かがボーマンの身に起こっていたのか、彼の目には何か恐ろしいものが映っていたのだと思います。それがボーマンにどのような影響を及ぼしていたのか・・・ちょっとこれは難しいです。



第4のモノリス (白い部屋)

第4モノリス

 第3のモノリスによって白い部屋に導かれたボーマン。彼はそこで年老いた自分を見たのです。ベッドで横たわっていたボーマンの前に現れた第4のモノリス。その第4のモノリスによってボーマンは、赤ちゃん(スターチャイルド)へと姿を変えたのです。

 これはまた難しいです。まずあの白い部屋は一体どこで何だったのか?一つわかることといえば第1~4のモノリスの役目はすべては進化した素晴らしい人類からスターチャイルドを生み出すためだったと思います。



史上最高の人工知能コンピューター 「HAL(ハル)9000」


 木星に向かう目的で宇宙飛行士5人を乗せて飛び立った宇宙船ディスカバリー号。そのディスカバリー号に搭載されていたのが、人工知能を持ったコンピューター「HAL 9000」です。

 HALはとても素晴らしい性能を持っているコンピューターなんです。完全無欠のコンピューター、それがHALなんです。しかし、そんなHALが・・・故障?その辺を少し考えてみたいと思います。

「 コンピューターのエラーの原因は扱う人間のミスです 」

ハル

 完全無欠のはずのHALがなぜミスを犯したのでしょうか?ディスカバリー号の部品が故障するということで、調べてみたがどこも故障していなかった・・・。このことが原因となりHALが故障していると判断されました。本当にHALは故障したんでしょうか?

 これはいろいろ考えられます。単純にHALが故障し、その結果HALへの裏切りを知り、乗組員の排除を開始した。もちろんこれもありえますが、「コンピューターのエラーの原因は扱う人間のミスです」というHALの言葉がどうも気になります。おそらくHALのこの言葉は正しく、そして故障の原因となったのはやはり「人間」だったのでは?



完璧なコンピューターとは・・・?

ハル2

 HALには任務が2つありましたねっ。1つは「木星探査」、そしてもう1つは「木星圏内の知的生命体の捜索」。もしかしたらこの2つの任務がHALの故障の原因になったのかもしれません。HALだけが知っていて乗組員たちには秘密にしておかなければならない任務・・・簡単に言えばHALは嘘をつかなければならないのです。

 史上最高の人工知能を持つ完璧のコンピューターが「嘘をつかなければならない」。嘘をつくことは簡単ですが、嘘をつくコンピューターは完璧ではないんです。これにより生まれる矛盾、この矛盾こそが故障を生んだのかもしれません。

 そして、そこにきてのHALへの裏切り。これによりHALは乗組員の排除を企て、同時に「木星探査」という偽りの任務を排除しようとしていたのかもしれません。まさにこれは2つの矛盾した任務を与えた人間のミスから起こった故障だったのかもしれません。



コンピューターの進化

 今では当たり前ですが、昔携帯電話にカメラが搭載された時にはとても驚きました。そして「そのうちテレビも観れるかも」などと冗談で言ってましたが、今や実際にテレビを観ることができます。コンピューターの進化というのはとても早くてすごいです。

 コンピューターは進化し、最新の人工知能を備え、考え、思い、感じる・・・そうっ、形は違えどもコンピューターは「人間」に近づいていっているのです。コンピューター自らが考え行動する、これはほんとにすごい技術が要すると思います。

 しかし、本当にそれが進化と言えるのか・・・?人工知能がなければ人間の操作によっては完璧に機能するコンピューター、しかしそこに最新の人工知能により感情が加わり、その感情によって機能が左右されるコンピューターは果たして完璧なんでしょうか?

 優れた人工知能により限りなく人間に近づいたコンピューターHAL、もしかしたらこれは「進化」ではなく「退化」なのかもしれません。ミスをする人間に限りなく近づくことにより、ミスをするコンピューターHALが誕生してしまったのかもしれません。



胎児 (スターチャイルド)


スターチャイルドとは?

スターチャイルド

 ラストで登場する赤ちゃん(スターチャイルド)とは一体・・・?ほんとにこれも難しいです。分かることといえば、スターチャイルドは地球に存在する人類よりも優れた存在であるということ。

 400万年前に地球に存在していたヒトザルは、第1のモノリスによって進化し道具を使うことを覚え、その結果月の地中に埋まっていた第2のモノリスを発掘するに至るまで進化していきました。

 それほどまでに進化した人類の中の1人であるボーマンから生まれた超人類、それこそがスターチャイルドなんです。人類を超えた人類、まさに「神」に近い存在なのかもしれません。



すべてはスターチャイルドのために・・・

スターチャイルド2

 スターチャイルドが誕生したのには必ずといっていいほど理由があるはずです。なんといっても400万年前のヒトザルの前に第1モノリスが設置されたのは、すべてはこのスターチャイルドの誕生のための餌まきだったのですから・・・。

 400万年前の地球のヒトザルがモノリスによって進化し、人類は文明を築き続け、科学が発達して宇宙へ繰り出し、月で第2モノリスが発見され、木星に向かい、スターチャイルド誕生・・・。この400万年間すべてがスターチャイルド誕生のためのプロセスということになります。

 今私たちがこうして生活で生活しているのも、すべては1つの命であるスターチャイルドを誕生させるためだと考えると恐ろしいです。



誰がなぜスターチャイルドを・・・?

スターチャイルド3

 一体誰がスターチャイルドを誕生させたのでしょう?映画を観ているだけではこれはわからないです。いろいろ調べて見たら地球人よりも進化し、優れた文明を持つ異性人だったみたいです。

 異性人は進化した故に滅びそうになっていたみたいで、そこで見つけたのが似た生命体のいる地球なのです。しかし、地球のヒトザルはまだまだ進化過程、ということで第一モノリスを設置したのです。ある程度進化すれば宇宙に領域を広げ、衛星である月に辿り着くだろうと予測し、月の地中に第2モノリスを設置したのです。いわば第2のモノリスは異性人から地球人に対する試験なんです。試験に合格した結果、スターチャイルドになる権利を与えるといった感じです。

 そしてスターチャイルドの誕生。まさにこれは滅亡しそうな異性人の希望の種なんです。なので地球はスターチャイルドを誕生させるための道具にすぎなかったのです。



まとめ


 みなさん解説どうでしたか?いろいろ調べて解説の記事を書いてみました。映画を観ているだけではわからないと思います。それほど難しい映画だと思います。

 先ほどスターチャイルドは異性人が創り出したといいました、しかし私が映画を観て思ったのは「神」が創り出した赤ちゃんだったんじゃないかなぁって思いました。簡単にいうと鑑賞した人のそれぞれの解釈が正解なんだと思います。キューブリックがあえて説明を省いたことからも、この映画は幾通りの捉え方ができるように作られているからです。

 この映画はまさに雲を掴むような感じで説明もありませんし、なかなか理解できるものではありません。それは壮大な宇宙と同じで、まだまだ私たちが把握できるものではないんです。未知なる宇宙を、みなさんの未知なる想像力でこの「2001年宇宙の旅」を楽しんでもらいたいと思います。

その他の作品の解説と解釈

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こんにちは!パッチさん^^
私も鑑賞しました♪
それにしても、パッチさんの記事はいつみても
素晴らしいです。
私は昔一回鑑賞したことがありましたが
その時はかなり退屈な映画・・という感覚でしか記憶が無くて
どうでもよい部類の映画として葬っていたように思います。
今回2度目の観賞で、まだまだ理解が十分出来ない状態です。

あの黒板の意味まで、ちゃんと解釈されているんですね。
私は鑑賞した映画を90%記事にして来ましたが、
もう一度だけ鑑賞してみて、記事にするかどうか決めて行こうかと
思います。
この映画も観る人によって様々な解釈をされるタイプの典型なのでしょうけれど、本当に奥深くて難しい作品ですね・・。
パッチさんの記事を参考にまた、考えてみようかと思いました^^
それでは、またお邪魔しますね!!


  • 2008/09/29
  • ぴーちさん
パッチさん、素晴らしい記事をありがとうございます☆
この映画のすべてが謎だらけだったので、
こうしてきちんと整理された情報を作って
くださったおかげで、少し理解することができました!
あの4つのモノリスはそんな訳だったのですね。
そして、
滅亡しそうな異性人が希望の種のスターチャイルドを
誕生させるための壮大な計画だったとは!
パッチさんの仰るように、
まさに”雲を掴むような感じ”の映画で、
それがまたこの映画の魅力でもあるのですよね。
壮大な宇宙の中での未知の想像。。
宇宙が誕生してから137億年。地球が誕生してから46億年。
ヒトザルが誕生したのが400万年前。
そう考えると、46億年の中の400万年って、ほんのちょっぴり。
私たちの日常なんて、ほんの塵みたいなものですけど、
命の大切さは、計り知れませんよね。
それにしても、それほどまでに、
進化した異性人は何故絶滅しそうだったんでしょうね?
それから、パッチさんの言われるように、
HALが故障したのはやはり人間のミスが原因だったのでしょうね。
是非近いうちに、この映画を改めて観たいと思います。^^
今度は、また違った楽しみ方が出来そうです☆彡
PS:先日は、お見舞いのコメントをどうもありがとうございました!
少し、良くなってきましたよ~~(^ー^)
応援!!



  • 2008/09/29
  • tessさん
 【ぴーちさんへ】

こんばんは、ぴーちさん。
コメントありがとうございます。

ぴーちさんの退屈な映画という印象というのはよくわかります。
そして再鑑賞されて、理解がなかなかできないというも本当によくわかります。
SF映画の名作と言われてるこの「2001年宇宙の旅」ですが、
観終わったあとに「すごいっ!」といった感想を持つ人は少ないんじゃないかなぁっと思いました。
ほとんどの部分を観客の想像と解釈に任せていますもんねっ。
でも名作と呼ばれるものを理解できずに済ませてしまうのは違うのかなぁと思いたくさんのサイトを訪問して調べて、
こうして私と同じく疑問を持たれた方々のために、私の解釈を交えての解説の記事を作ってみました。

そして思ったのですが、人間の想像力というものはすごい力を持っていて、
映画の意図するものを、より自分にとっておもしろいと思える答えを作り出すんですよねっ。
なので人それぞれがすばらしい答えを用意し、それぞれで納得する。
これこそがこの映画の楽しみ方なんじゃないかなぁなんて思いました。
宇宙や未来といったまだまだ未知なる部分を探るといった意味では、想像する領域も壮大ですし、余韻もかなり長かったです。
何回観ても毎回違う答えが出る作品かもしれませんねっ。

ぴーちさんは記事を90%作成されたということで、
できれば記事にしてもらいたいですけど、
ぴーちさんなりの答えが出た時でいいと思いますよっ。
私もラストの部分は、自分の答えに納得してないんです。
なのでまた鑑賞したときにでも考えて見ようかなぁって思いました。

この映画を観終わったときは、わかりやすいアクションやベタな恋愛映画などが観たいって思っちゃいました。
本当に難しい映画です(^^)
  • 2008/09/29
  • パッチさん
 【tessさんへ】

こんばんは、tessさん。
コメントありがとうございます。

やはりとても難しい作品なので、
自分なりの答えを用意したいという気持ちもあり、
こうして解釈を交えた解説の記事を作ってみました。
キューブリックの作品はクセのある作品がたくさんあるので、
おそらく原作に書かれているものも答えではないのでしょうねっ。
なので答えがないのが答えなのかもしれませんねっ。

もしかしたら複雑に考えることもないのかもしれませんしねっ。
ただ単に「未知なる宇宙は謎がいっぱい」といったメッセージを
2時間かけて伝えていたのかもしれませんしねっ。
やはり観た人それぞれの答えが答えなんでしょうねっ。

宇宙や地球の生きてきた時間から考えると
私たち人類が生きてきた歴史というのは微々たるものですねっ。
宇宙からすればあくびをしているほど一瞬の出来事の間に
どれほどの人類が生まれ死んでいくのか。
命の尊さというものを感じますねっ。

ハルの故障はやはり人間のミスだと思います。
人間の進化よりも、急速な進化を遂げているコンピューターですが、
すべてがコンピューターによって支配される時代が来た時、
人間は一体どのようになってしまうのでしょうねっ?
もしかしたらこれこそが異性人が絶滅した理由なのかもしれませんねっ。

はいっ、ぜひまた鑑賞される時には違った楽しみ方をしてもらえたら嬉しいです。
壮大で未知なる宇宙と未来を楽しんでくださいねっ。
あと体調が回復に向かっているということで、
とても嬉しく思います。
こちらこそ体調の方が完全ではないのにも関わらずコメントをいただき
ありがとうございます。
完全に治るまでムリされないでくださいねっ(^^)
  • 2008/09/30
  • パッチさん
キューブリックって無神論者じゃないですか?
  • 2011/05/31
  • ,うううんぽんさん
 【うううんぽんさんへ】

こんばんは、うううんぽんさん。
コメントありがとうございます。

キューブリックって無神論者なんですねっ。
それは知りませんでした。

正解は「宇宙人」ということみたいですが
まぁ、解釈は観ている人に委ねている作品ですので
私個人としましては
「神」の方がより深みが増すように思え
解釈として「神」というふうに捉えさせていただきました。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2011/05/31
  • パッチさん
わかりやすく丁寧な記事で読んでいておもしろかったです!

わたしも自分なりの解釈を考えていて、難しい映画だったので本当に参考になりました。

ありがとうございます!

台詞や演技以外でこれほど考えさせる映画は他にないように思います。
一回目観たときは退屈で寝てしまったのですが;
二回目真剣に観てみたら、静かな映像なのに全く退屈しないし映像と音楽の絶妙な融合には感動いたしました。
観終えたときはDVDで観たことを少し後悔しました。
いつか映画館で必ず鑑賞したいです!

PS他の記事も読ませていただきますね・ω・

  • 2011/11/08
  • ふうかさん
 【ふうかさんへ】

こんばんは、ふうかさん。
コメントありがとうございます。

参考にしていただきありがとうございます。

今から40年以上も前の作品ですが
映像だったり音楽なんかは
今観ても斬新で新しさを感じますよねっ。
ほんとに素晴らしい作品だと思います。

ただすごく難しい内容ですので
一度鑑賞してもどうしても謎が残ってしまうので
私なりの解釈を交えて解説させていただきました。

あと映画館で鑑賞したかったという気持ちはわかりますっ。
私もDVDでの鑑賞でしたが
それでも宇宙の壮大さと未知な感じが画面から伝わってきました。
「これを映画館の大きなスクリーンで鑑賞できたら」って
どうしても思ってしまいますもんねっ。

はいっ、他の記事もぜひ覗いていってください。
ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2011/11/08
  • パッチさん
こんばんわ。

最近原作の共同執筆者として名を連ねて
いるアーサーCクラークのSF小説を読
んでとても感銘を受けたのもあり書き込
みさせて頂きたく思います。

自分も以前に此方の作品を観賞後自分な
りには解釈してみたのですが、おおまか
で漠然とした意味しか見出せずにいまし
た。

パッチさんの捉え方は素晴らしいですね
、なかなかここまで深く掘り下げて検証
する方は少ないと思います。

どうやらキューブリックの意図した事が
ここまで沢山の解釈を生む結果になって
しまったらしいですね。

「観た人それぞれの解釈で構わない」

確かに考え方として一理あるとは思うも
のの、分かるのであれば謎を解き明かし
真実を知りたいと思うのも人情であると
思います。

この場で全て説明する事も可能ですがと
ても長くなってしまうので、もし興味の
ある方がいらっしゃいましたら『<映画
の見方>がわかる本』とゆう本をお薦め
致します。

地元の図書館にも蔵書としてあるかと思
いますので気軽に目を通すことが可能で
しょう。

謎は謎のままでも十分素晴らしい映画で
すが、当時のいろいろな状況、諸事情な
どが背景にあって作られたのだとゆう事
実を知る事でさらに深くこの映画を捉え
られると思います。

ちなみにこの本の著者はこのシリーズで
もう数冊ほど出版もされていてどれも面
白い内容ですので是非ご一読頂ければ目
から鱗間違い無しです。

そして毛色が違い申し訳ないのですが、
この映画のメッセージと相通ずる部分が
あるアーサーCクラークの『幼年期の終
わり』とゆう小説も大変素晴らしい物語
なので機会がありましたらこちらもご一
読をお薦め致します。

本来SFとゆうジャンルは知的であり、
哲学的であるものだと思います。決して
子供騙しの映画でなく、大人でも充分に
観賞に堪えられ、何かを考えさせられる
モノだと思っています。

結論としてこの映画然り、『幼年期の終
わり』然り、人間の手に余る様になって
しまった文明に危機感を持ち、それに見
合う、または今現在よりもう一段階進化
しなければ地球は滅んでしまうとゆう警
鐘を鳴らす作品であると思いました。

長々と失礼致しました・・・
  • 2013/07/18
  • nipagoさん
 【nipagoさんへ】

こんばんは、nipagoさん。
コメントありがとうございます。

あくまでも私個人の解釈に過ぎませんが
記事としてご紹介させていただきました。
楽しんでいただけたようで良かったです。

本作はほんとに難しい映画で
多くの謎が残ったまま鑑賞し終えました。
しかし、有名な監督ですしSF映画の名作と呼ばれる作品ですので
曖昧すぎるままで本作に評価を与えるのは
私としても嫌だったので
何回も振り返り、考え、このような形としてご紹介させていただいた次第です。

「<映画の見方>がわかる本」というのは読んだことありませんが
とても面白そうですねっ。
確かに本作は色々な解釈ができるように作られていますが
見過ごしているヒントなどもあったでしょうし
当時の状況・諸事情などわかっていれば
より楽しめる作品だと思います。

おすすめしていただいた
アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」も読んだことありませんので
そちらと合わせて、また読んでみたいと思います。

あと人類に対する警鐘というのは
なるほどっと納得させられました。
このことを頭に入れて、再度鑑賞すると
また違った見方や捉え方ができそうですねっ。

ご訪問ありがとうございました(^^)
  • 2013/07/19
  • パッチさん



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