ファイナル・デスティネーション
2008.06.17

フランスへの修学旅行に心躍らせながら、離陸間際の飛行機に乗っていた高校生アレックス。そのとき彼は飛行機が大爆発する悪夢を見て、そのあまりのリアルさに驚き、機内から逃げ出して、教師や友人ら6人が彼を連れ戻そうと後を追う。やがて、彼らを残して離陸した飛行機は、夢のとおり大爆発してしまった。奇跡的に難を逃れたかに思えたが、本来死ぬ運命であった彼らにも、その後、死の運命が訪れる…。
新人監督ジェームズ・ウォン以下、若手スタッフ&キャストで製作された作品である。クリーチャーでも殺人鬼でもない「運命」という目に見えない化け物が襲いかかるという、低予算を逆手にとったアイデアの勝利で、本国アメリカでクリーンヒットとなった青春ホラー映画の佳作。
【 出演 】
デヴォン・サワ, アリ・ラーター, カー・スミス, ショーン・ウィリアム・スコット
【 監督 】
ジェームズ・ウォン
【 感想 】
この映画「ファイナル・デスティネーション」をみなさんは観たことがありますか?「ファイナル・デスティネーション」シリーズの1作目の作品です。逃れることのできない死の運命と戦う若者たちを描いたサスペンス・ホラーです。死ぬシーンなどかなりリアルなので、ホラー映画が苦手という方にはおすすめできませんが、ストーリーもよく練られていますしサスペンスとしても楽しめる作品だと思います。
「予知夢」
「予知夢」というのは、未来に起こる事を夢で見たり、夢で見たことが実際に起こるというものです。そんな予知夢がきっかけとなってこの映画は始まります。
高校生であるアレックスはフランスへの旅行のため飛行機へ乗り込みます。しかし離陸間際、席で寝ていたアレックスは飛行機が大爆発する夢を見るのです。この夢により離陸前の飛行機から友人ら6人を連れ出すんです。アレックスと「爆発するわけがない」と思っていた友人らを残し、飛び立った飛行機はアレックスの夢の通り大爆発を起こすのです。
こうしてアレックスの夢のおかげで奇跡的に助かるんですねっ。まさに予知夢です。しかし、運命というものは怖いものです。その後、助かったアレックスと友人らは死の呪縛にとりつかれてしまうのです。


「死の呪縛」
アレックスのおかげで助かった教師と若者たちですが、運命の筋書きでは死ぬはずだったのです。どういうことかというと、彼らの人生は飛行機爆発事故によって終わる運命だったのです。しかし、彼らは生き残ってしまった・・・。人生の筋書きを変えてしまったのです。筋書きが変わってしまったらどうしますか?そう、筋書き通りに戻せばいいんです。ということで目に見えない死神に追われることになるのです。いつどこでどのように死ぬかわからない、常に死と隣り合わせの生活が始まります。


生き残った者たちは事故のあと、次々に事故などで死んでいきます。次は誰が死ぬのか・・・?実は死ぬ順番にも筋書きはあったのです。それは飛行機事故により死んでいくはずだった順番、座席と爆発の場所の関係から死ぬ順番があったのです。
この映画での「運命」の設定はおもしろいですねっ。もし何かの事故を逃れたことも運命の筋書きの1つとして普通は考えますが、運命の筋書きから逸れてしまったという設定ですもんねっ。あとは死ぬ順番の筋書きというのもよかったです。このような斬新で画期的な設定は好きですねぇ。

「予兆」
生き残った者たちを次々と襲う奇怪な事故。次々に悲惨な死に方をしてしまいます。まだ生きているものたちは、ただ死を待つだけ・・・と思いきや、飛行機事故のときと同じように生き残ったものたちを襲う事故の前には「予兆」があるのです。その予兆を頼りに、死の回避に挑むのです。
予兆によって死を回避できるかもしれませんが、予兆を見逃してしまうと死んでしまうんですよねっ。普段の生活を送る中でいつ予兆が現われるのか・・・決して予兆を見逃すことができないというプレッシャー、生き残れても生きた心地がしないでしょうねっ。


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