あの頃ペニー・レインと
2008.05.02

1973年、弱冠15歳にして「ローリング・ストーン」誌の記者に抜擢され、あるロックバンドのツアーの同行記事を書くことになった少年ウィリアム。旅の中で知るミュージシャンたちとの友情、ジャーナリストとしての葛藤、そしてせつない初恋が当時のロックとともにつづられる佳作映画である。
監督・脚本は、トム・クルーズ主演『ザ・エージェント』のヒットで一躍表舞台に踊り出たキャメロン・クロウ。「波乱万丈な人生への穏やかなる賛歌」といった趣の作風は前作から継承しつつ、脚本家時代(ティーン・ムービーの先駆けである『初体験 リッジモンド・ハイ』などを手がけている)で得意とした青春もののみずみずしさも感じさせる、これまでの集大成といえる力の入った作品に仕上がった。それもそのはず、これは映画人であると同時にジャーナリストとしての顔ももつ彼の自伝的な作品なのだ。
基本設定はもちろん、ペニー・レインという少女の存在や、母親が彼の年齢を彼自身に偽っていたなどの細部に至るまで、ほとんどが事実に基づくものだという。それ故だろうか、主役から脇役に至るまで登場人物ひとりひとりが人間臭く、そして誰にも必ずひとつは見せ場があるのがなんとも心憎い。
【 出演 】
パトリック・フュジット, ケイト・ハドソン, ビリー・クラダップ, フランシス・マクドーマンド, フィリップ・シーモア・ホフマン
【 監督 】
キャメロン・クロウ
【 感想 】
この映画「あの頃ペニー・レインと」をみなさんは観たことがありますか?15歳の少年がローリング・ストーン誌のライターとして抜擢され、記事を書くためにあるロックバンドに同行する物語です。15歳らしい甘酸っぱい恋愛模様もあり、ロック音楽と共に楽しめる青春・音楽映画です。劇中にロック音楽がたくさん流れるので、ロック音楽好きの方にはおすすめです。ちなみにこの映画は実話に基づいて製作されました。
15歳のローリング・ストーン誌のライター ウィリアム
みなさんはロックが好きですか?このウィリアムという少年は、小さい頃にロック音楽を聴いたことがきっかけでハマったのです。そしてロックバンドの記事を書くようになり、その記事がローリング・ストーン誌の編集者の目に止まり、あるロックバンドの同行記者として取材することになるのです。ウィリアムはとても真面目で見た目もロックが好きといった感じではありません。ロックバンドたちやその他のファンたちと比べても浮いている感じがします。しかし、ロックに対する気持ちは大きく、純粋に大好きなんですねっ。
ウィリアムを演じたパトリック・フュジットは、今回の「あの頃ペニー・レインと」が初めての映画出演なのです。全米各地からウィリアム役に応募してきた何百本というテープの中の1本で彼を見た監督のキャメロン・クロウが「そこにウィリアムがいた」と言うほど、イメージにぴったりだったらしいです。
ペニー・レイン
タイトルになっている「ペニー・レイン」とは女性の名前で、15歳のウィリアムが恋に落ちた相手なのです。ウィリアムが同行取材していたロックバンド「スティルウォーター」のファンであり追っかけをしていたのが、17歳のペニー・レインなんです。17歳といってもまだまだ子供のペニー・レインですが、大人の色気というものを持っていて、その結果スティルウォーターのギタリストと付き合うことになるのです。そう・・・いわばウィリアムは片思いなんですねっ。15歳という少年の甘酸っぱいラブストーリーを楽しませてくれます。


キャメロン・クロウ監督の自伝的映画
この映画は実話なんですが、このウィリアムという少年は、この映画「あの頃ペニー・レインと」の監督であるキャメロン・クロウがモデルなのです。キャメロン・クロウ監督は15歳の時にローリング・ストーン誌のライターとして活躍していたんですね。監督はいつかこの時のことを映画化しようと考えていたみたいです。いわば自伝的映画です。
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