あの頃ペニー・レインと
【 ストーリー ・ あらすじ 】
1973年、弱冠15歳にして「ローリング・ストーン」誌の記者に抜擢され、あるロックバンドのツアーの同行記事を書くことになった少年ウィリアム。旅の中で知るミュージシャンたちとの友情、ジャーナリストとしての葛藤、そしてせつない初恋が当時のロックとともにつづられる佳作映画である。
監督・脚本は、トム・クルーズ主演『ザ・エージェント』のヒットで一躍表舞台に踊り出たキャメロン・クロウ。「波乱万丈な人生への穏やかなる賛歌」といった趣の作風は前作から継承しつつ、脚本家時代(ティーン・ムービーの先駆けである『初体験 リッジモンド・ハイ』などを手がけている)で得意とした青春もののみずみずしさも感じさせる、これまでの集大成といえる力の入った作品に仕上がった。それもそのはず、これは映画人であると同時にジャーナリストとしての顔ももつ彼の自伝的な作品なのだ。
【 出演 】
パトリック・フュジット, ケイト・ハドソン, ビリー・クラダップ, フランシス・マクドーマンド, フィリップ・シーモア・ホフマン
【 監督 】
キャメロン・クロウ
【 感想 】
この映画「あの頃ペニー・レインと」をみなさんは観たことがありますか?15歳の少年がローリング・ストーン誌のライターとして抜擢され、記事を書くためにあるロックバンドに同行する物語です。15歳らしい甘酸っぱい恋愛模様もあり、ロック音楽と共に楽しめる青春・音楽映画です。劇中にロック音楽がたくさん流れるので、ロック音楽好きの方にはおすすめです。ちなみにこの映画は実話に基づいて製作されました。
ローリング・ストーン誌のライター ウィリアム
みなさんはロックが好きですか?このウィリアムという少年は、小さい頃にロック音楽を聴いたことがきっかけでハマったのです。そしてロックバンドの記事を書くようになり、その記事がローリング・ストーン誌の編集者の目に止まり、あるロックバンドの同行記者として取材することになるのです。
ウィリアムはとても真面目で見た目もロックが好きといった感じではありません。ロックバンドたちやその他のファンたちと比べても浮いている感じがします。しかし、ロックに対する気持ちは大きく、純粋に大好きなんですねっ。
ウィリアムを演じたパトリック・フュジットは、今回の「あの頃ペニー・レインと」が初めての映画出演なのです。全米各地からウィリアム役に応募してきた何百本というテープの中の1本で彼を見た監督のキャメロン・クロウが「そこにウィリアムがいた」と言うほど、イメージにぴったりだったらしいです。
17最の女性 ペニー・レイン(ケイト・ハドソン)
タイトルになっている「ペニー・レイン」とは女性の名前で、15歳のウィリアムが恋に落ちた相手なのです。ウィリアムが同行取材していたロックバンド「スティルウォーター」のファンであり追っかけをしていたのが、17歳のペニー・レインなんです。
17歳といってもまだまだ子供のペニー・レインですが、大人の色気というものを持っていて、その結果スティルウォーターのギタリストと付き合うことになるのです。それにしてもほんとに大人っぽいんですよねぇ。この女優さんはすごいなぁって感じました。
ペニー・レインを演じたケイト・ハドソンは今いくつぐらいなんでしょう?彼女の他の作品を鑑賞したことがないと思いますので、ぜひ大人になった彼女の演技を見てみたいと思いました。
少年の甘酸っぱいラブストーリー
まだまだ子供っぽい15歳のウィリアムですが、17歳には見えないほど大人っぽいペニー・レインに恋をしてしまうんですよねぇ。でもペニー・レインはウィリアムが取材しているバンドのギタリストと付き合っているんです。少し大人の世界を知っている女性ペニー・レイン、相反してほんとに純粋無垢なウィリアム。15歳という少年の甘酸っぱいラブストーリーを楽しませてくれます。
キャメロン・クロウ監督の自伝的映画
この映画は実話なんですが、このウィリアムという少年は、この映画「あの頃ペニー・レインと」の監督であるキャメロン・クロウがモデルなのです。キャメロン・クロウ監督は15歳の時にローリング・ストーン誌のライターとして活躍していたんですね。監督はいつかこの時のことを映画化しようと考えていたみたいです。いわば自伝的映画です。
- Comment(8)
- [ ヒューマン ドラマ映画 ] 音楽 ミュージカル
この作品は青春物としても、
ロック音楽映画としても面白く出来た好作品でしたね。
実話ということで、バックステージの様子やなんかが
リアルな感じで面白かったです。
「ペニーレイン」というとビートルズの名曲を
思い出してしまいますね(^^;
- 2008/05/02
- ワトソンさん
こんにちは、ワトソンさん。
コメントありがとうございます。
その通りですよねっ。
この映画はロックが好きな方はもちろん、
甘酸っぱい恋愛があったりと青春ものとしても楽しめる作品ですよねっ。
バックステージのリアルさはやはり監督の実体験が活かされています。
ペニーレインといえばビートルズですねっ。
このタイトルを見てビートルズが浮かんできた人はたくさんいたと思います。
飽きずに楽しめる作品ですねっ。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2008/05/02
- パッチさん
この作品偶然にも今手元にあるんですよ♪
何故かって、ケイト・ハドソンが出演している映画だからです^^
彼女の話題(2008年度のピープル誌)は昨日確認したんですが、
結構好きな女優さんです。観たらまたお邪魔しますね~♪
凸
- 2008/05/02
- ぴーちさん
こんばんは、ぴーちさん。
コメントありがとうございます。
ぴーちさんはケイト・ハドソンがお好きなんですねっ。
そして偶然にもこの作品が手元にあるのはすごいですねぇ。
私はケイト・ハドソンの情報が全くないので、ほとんど知らないんですよねぇ。
でも綺麗な女優さんだと思います。
はいっ、また鑑賞された際にはご感想聞かせてくださいねっ。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2008/05/02
- パッチさん
なんだかほんわかした感じの映画ですねぇ。

ロックということですからほんわかもしてないでしょうが・・・。

これも実話映画なんですねぇ。

バックステージとか見れるのは面白そうです。(ワトソンさんのコメントより^^v)
しかも監督の自伝ですか。
それはとても面白そうです。

DVDで見つけることができたら見てみたいと思います。

- 2008/05/03
- 野乃狐晴さん
こんばんは、野乃さん。
コメントありがとうございます。
ほんわかした雰囲気もありますよっ。
ロック映画ということでワイルドな部分などもありますが、主人公の甘酸っぱい恋愛もありますので、ほんわかさせてくれています。
監督の自伝的な映画ということで、ライターとロックバンドの関係や交流などがリアルに表現されているのかもしれません。
ロック映画、青春ものが好きな方にはおすすめです。
はいっ、また機会がございましたら鑑賞してみてください。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2008/05/03
- パッチさん
鑑賞しました♪
こういうロックグループを題材にした映画というのは
やもすると、麻薬、酒、淫らな関係。。。だけに傾倒しやすい
傾向がありますが、この作品は年齢が比較的若年が主人公ということも
あるのか、15歳の彼の目線で爽やかで、ありがちがゴシップもさらりと描かれていて良かったです。
青春を謳歌する2人の兄弟の姿が初々しくて、母親が
いつも電話してウィリアムの消息や、ドラックを心配する姿が
愛おしく見えてしまいました^^
それではTBをよろしくお願いいたしますm(_ _)m
また、お邪魔しますね!
凸
- 2008/05/08
- ぴーちさん
こんにちは、ぴーちさん。
コメントありがとうございます。
鑑賞されたんですねっ。
そして記事にされたようでまた伺いにまいりますねっ。
そうですねぇ、ロック映画というと派手な雰囲気の作品が多いと思いますが、この「あの頃ペニー・レインと」はロック映画であり青春映画でもあるので、やわらかい雰囲気に包まれていますよねっ。
15歳の少年が主人公ということで、観る年齢によってこの映画から感じるものが変わってくる映画だと思います。
もし私が15歳のときに鑑賞していたらまた違った感想だったのでしょうねっ。
そしてぴーちさんは実際に子を持つ母親なので、やはり母親の感情などは痛いほど伝わってくるのでしょうねっ。
はいっ、トラックバック大歓迎です。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2008/05/08
- パッチさん
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