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ミザリー

2008.02.05

映画「ミザリー」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 「ミザリー」というシリーズ小説で人気作家となったポール(ジェームズ・カーン)は、山荘からの帰りに崖から転落したところを、近所に住む看護婦アニー(キャシー・ベイツ)に助けられる。しかし「ミザリー」の熱狂的ファンである彼女は、小説のラストを自分の好むように書き直してもらうよう、両足が骨折して動けないポールを監禁し、ついには恐るべき拷問を始めていく…。
 俊英ロブ・ライナー監督が『スタンド・バイ・ミー』に続いてスティーヴン・キング原作を映画化。偏執的ファン心理の恐怖がじわじわと伝わるサイコ・スリラーの傑作である。せっかく足が治りかけてきても、すぐにアニーに叩き折られてしまうという、主人公最悪の受難。キャシー・ベイツは本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。

 【 出演 】
キャシー・ベイツ, ジェームズ・カーン, ローレン・パコール

 【 監督 】
ロブ・ライナー



 【 感想 】

 この映画「ミザリー」をみなさんは観たことがありますか?スティーブン・キング原作で贈るサイコ・スリラー作品です。幽霊や未確認生物といったものではなく、人間の怖さというものが痛いほど伝わってくる作品です。監督はロブ・ライナー、彼は過去に同じくスティーブン・キング原作である「スタンド・バイ・ミー」の監督も務めています。

小説家 ポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)


 小説「ミザリー」シリーズがベストセラーになり、一躍有名な小説家になったポール(ジェームズ・カーン)。彼は人気小説「ミザリー」のシリーズ最新作を書き上げるためにコロラド山中にこもっていたのです。しかし、完成した「ミザリー」を持ち、雪が降り注ぐ山道を車で移動中に、雪道から離れ転落してしまうのです。

 そんな彼を助けてくれたのが、近くに住んでいるアニーという女性だったのです。命の恩人であり看病までしてくれるアニー、しかし・・・アニーに出会ったことこそがポールにとっての人生最大の悪夢の始まりだったのです。

 ポールは小説家ということで、「文章力があるんだろうなぁ」と思わされる言い回しや彼の落ち着いた雰囲気などから、彼が書いた「ミザリー」を読んでみたいと思いました。

小説家ポール

小説の大ファンの女性 アニー(キャシー・ベイツ)


 みなさん映画・漫画・アニメ・ドラマ・小説など、1つぐらいはハマったものがありますよねっ?そう、この映画に出てくるアニーも「ミザリー」という小説にハマっているんです。そんなアニーが雪山で助けた重傷の男こそ、小説「ミザリー」シリーズの作家であるポール・シェルダンだったんです。

 大好きな小説作家ポールが目の前にいるというだけでも嬉しいアニー、さらに「ミザリー」シリーズの最新作を1番最初に読むことができるというのです。・・・しかし、ストーリーが気に入らないアニーは寝たきりのポールに対して、書き直させるのです・・・。こうしてポールの恐ろしい日々が始まります。

「ミザリー」のファン アニー看病をしてもらうポール

助けてくれた恩人のアニー

常に付きまとう恐怖


 最初アニーがポールを看病しているシーンだけを観ていると、ほのぼのした感じがします。しかし、たまに見せるアニーの鬼気迫る部分が、今までの雰囲気をぶち壊すかのように一気にスリラーの雰囲気へと変えてしまうのです。こうなるとラストまで常に警戒心と恐怖が付きまとい、鬼気迫るシーンはもちろん、看病していようが何をしていようが、アニーの笑顔からも寒気を感じてしまいます。

 アニーを演じたキャシー・ベイツの演技は、アカデミー賞主演女優賞を受賞しただけあってすばらしかったです。鬼気迫る感じが見事に表現されていました。

キャシー・ベイツの素晴らしい演技

 何がそんなに怖いのか・・・。それはアニーの独特な価値観や考え、そして思い込みが怖いのです。ポールの言動によりアニーの価値観や考えから少しでも逸れてしまうと、アニーの感情が乱れ、逸れた言動を修正する作業が始まるのです。そしてその逸れを修正する作業さえもアニー独特の方法なので、さらに怖さが増すのです。寝たきりで自由が利かない小説家ポール・シェルダンの目線で、この映画を観るほど恐怖を感じるものはないかもしれませんねっ。

恐ろしいアニー逃げようとするポール

動けない小説家 ポール


 自由の利かない体のポール、そして目の前には恐ろしい女。いわばポールは無抵抗にアニーの言うとおりにせざるを得ないわけです。しかし、ポールにも武器があるんですねっ。それはやはり小説「ミザリー」です。アニーが喜ぶであろう結末に新しく書き換え、アニーに読ましているわけですが、ラストを書き上げるまでは決して殺されることはないということです。

 もしラストまで書き上げたらどうなるのか?おそらくさらなる最新刊をポールに書かせるのでしょうねぇ。もうポールは一生「ミザリー」を書かされることになるんです。ということでポールには逃げる道にしか残されていないのです。アニーを怒らせずに暮らしながら、逃げる準備と作戦を少しずつ整えていく過程はとても楽しめました。

小説を変更するポール

映画「ミザリー」のDVD・Blu-ray・原作本・小説


こんばんは~
いつもどうもです。(^^)

サスペンス・スリラ-、監禁の恐怖の傑作ですね!
キャシ-・ベイツの見事な怪演で「シャイニング」のジャック・ニコルソンと本当に良い勝負だと思います。
この作品はキャシ-がいなければここまでの作品にはならなかったでしょうね。

悪霊やゾンビ、怪物もののホラ-作品よりも全然怖いですね。
やはり狂った人間が何よりも一番、リアルで怖いのだと思いますし
今の時代、こうした恐怖は身近に実際に起こってる事だと思います。

この作品の時代にスト-カ-なる言葉があったかどうか。まさに捻じ曲がった感情により命の危険に晒される事は、何時起こっても不思議ではない世の中になってしまいました。
この作品のような事件などは沢山あるのでしょう。

また自分が身動き出来ないあの状況下におかれて、アニ-のような者に監禁され暴行されるのを想像したら・・・ それこそこの作品の恐ろしさなのでしょう。本当にシンプルで凄い作品だと思います。

しかしキャシ-・ベイツは「フライド・グリ-ン・トマト」では可愛らしく、「タイタニック」でも愛嬌があったのに
この「ミザリ-」でキャシ-・ベイツ=怖い という方は多いのでしょうね~
だって、あの足を・・・・・ きゃ-っ!痛すぎですっ
(^^)
思わず息を飲むシ-ンでしたね~
  • 2008/02/05
  • ユウ太さん
 【ユウ太さんへ】

こんばんは、ユウ太さん。
コメントありがとうございます。

そうですねぇ。監禁ホラーの傑作だと思います。
やはりキャシー・ベイツの狂気はジャック・ニコルソンに負けず劣らずすばらしいものがあります。
主演女優賞を受賞するのも納得ですよねっ。

やはり「リアル」というのが一番怖いです。
リアルに感じるからこそ、身にしみて恐怖が感じられるのでしょうねっ。
近年、ほんとに昔では考えられないほどの事件が起きていますよねっ。
そして今ではそれが起こりうる事件という風に当たり前になってきているのが、余計に怖くなります。
「ミザリー」のような有り得ない事件が、いつ起こっておかしくない事件として捉えられてしまうと、これからホラー映画を作る人は大変でしょうねっ。
「有り得ない」ようでギリギリ「有り得る」物語だからこそ、恐怖が増しますもんねっ。
純粋なホラー映画というのが徐々に減っていき、ホラーにサスペンス要素などを加えないと評価を得難くなっていきそうで残念な気がします。

「フライド・グリ-ン・トマト」は観たことないですけど、「タイタニック」では愛嬌ありましたねっ。
やはりこの「ミザリー」のインパクトは強烈なんだと思います。
私もキャシー・ベイツ=怖いになってしまってます。

ほんとに怖い名作ですねっ(^^)
  • 2008/02/05
  • パッチさん
こんにちは。
おじゃましました。
またよらせてください。
  • 2008/02/07
  • ようじさん
 【ようじさんへ】

はじめまして、ようじさん。
遊びにきていただいてありがとうございます。
映画を観るときの参考にしていただいたら嬉しいです。

はいっ、いつでも遊びに来てください(^^)
  • 2008/02/07
  • パッチさん
パッチさん、こんにちわ。はじめまして!
以前からパッチさんのブログRSSに登録して拝見させて頂いております。
リンクフリーとありましたので、お気に入りリンクにも入れさせて
頂きました。
パッチさんの紹介される映画情報は、内容がとても濃い上に
洗練されていて読みやすく、ブログ全体のデザインも
さらに洗練されていて素晴らしいですね!

スティーブン・キングの作品は好きでいつも楽しみに観ています♪
はじめてこの映画を観た時に、、キャシー・ベイツの演技ってスゴイ!
と思いました。どんどん豹変していく姿に、怖さが増して行きました。
ミステリーとしては、最高です!

またお邪魔しますv-290


  • 2008/02/07
  • tessさん
 【tessさんへ】

はじめまして、tessさん。
コメントありがとうございます。
当ブログのRSSを登録していただいてたんですねっ。
とても嬉しいです。
その上、リンクを貼っていただいてありがとうございます。
そしてたくさんのお褒めの言葉ありがとうございます。
映画紹介といっても最近の映画はなかなか観る機会がないので紹介もほとんどできていませんが、いろいろな企画も開催してみなさんに楽しんでもらえたらと思っています。
「映画アンケート」や「映画クイズ」というものもやっていますので、またお暇な時にでも見ていただけたら嬉しいです。

スティーブン・キングが大好きなんですねっ。
ほんとにキャシー・ベイツはすごいですねぇ。
彼女の演技がこの映画の良さを左右しているかのように、すごいインパクトを受けました。
彼女の狂気ばかりか、笑顔さえも怖かったです。

訪問ありがとうございます。
いつでも遊びに来てくださいねっ(^^)
  • 2008/02/07
  • パッチさん



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