マレーナ

2008.01.11

映画「マレーナ」

 【 ストーリー・あらすじ 】

 1940年のシチリアで12歳の少年レナートは、美しい若妻マレーナの存在を知り、たちまち魅了されていく。しかし出征した夫が戦死の報を受け取ったことから彼女の人生は次第に狂い始め、転落の果てに村の女たちから虐待を受けてしまう…。『ニュー・シネマ・パラダイス』 『海の上のピアニスト』の名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、少年の視点からひとりの女性の数奇な運命をつづるヒューマンドラマ。
 前半はイタリア映画伝統の思春期艶笑劇のように描きながら、後半それをひっくりかえすかのように残酷な描写を見せつけ、さらにその後でさわやかな涙をこぼさせるという巧みな語り口の妙もあって、小品ながらも忘れ難い秀作に仕上がっている。大人の色香漂うマレーネ役のモニカ・ベルッチの美しさと、それに負けない熱演ぶりも印象的だ。

 【 出演 】
モニカ・ベルッチ

 【 監督 】
ジュゼッペ・トルナトーレ



 【 感想 】

 この映画「マレーナ」をみなさんは観たことがありますか?「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が贈るヒューマン・ドラマ作品です。そして音楽はエンニオ・モリコーネが務めています。

マレーナ(モニカ・ベルッチ)


 この映画に華を添えているのがモニカ・ベルッチ演じるマレーナです。モニカ・ベルッチはモデル出身ということもあって、とても美しく官能的な魅力を見事に表現しています。舞台はシチリア島ということもあり、まるで都会から田舎にやって来た魅力的な女性といった感じで、シチチアの町で一際存在感があります。
 そんな彼女を男性たちがほっとくわけがありません。マレーナは男性たちの目線を独り占めしてしまうんです。そんな「マレーナの人生」を描いた物語です。

マレーナ1魅了される男たち

 マレーナが街中を歩くシーンがたくさん出てきます。彼女の人生に変化があるたびに歩き方が変わるんですねっ。あまりセリフのないマレーナですが、歩き方をはじめ、表情や服装などでうまく彼女の心情を表現していたと思います。

魅惑な魅力マレーナの人生

少年レナートの片思い


 この映画のもう1人の主役といってもいいかもしれません。それがマレーナに片思いを寄せる少年レナートです。町の男たちにとってマレーナは高嶺の花、ましてやまだ子供のレナートにとっては遠くで見守ることしかできない存在なのです。しかし、そんなレナートによる視点によってこの物語は描かれているのです。

レナートレナートの初恋

 この映画の見所といえば「マレーナの人生」だと思います。しかしながら、マレーナ自身の主観によって描かれているのではなく、少年レナートからの客観的な視点により「マレーナの人生」が描かれています。この設定によって、より「マレーナの人生」を楽しむことができるんですねっ。

レナート1レナート2

シチリア島という舞台


 舞台がシチリア島ということで素晴らしい風景や町並みを魅せてくれます。この映画を観ると一度は行ってみたいという気持ちになりました。あと時代風景や風土などが実によく描かれていて、映画の世界観に溶け込めやすかったです。

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コメント(6) | トラックバック(1) | [ヒューマン]ヒューマンドラマ
こんばんは、パッチさん。

これ観たかった映画です。
でもまだ観れてません。
公開当時も観に行くチャンスを逃してしまい、結局今だに観てません。

トルナトーレ監督の作品は『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』と観ているのですが、2作品とも生涯のお気に入りランキングに入る映画でした。
なのでこれは観なければと思っていたのですが・・・・今に至る。。。

で今回は軽く流し読みですが、映像も奇麗な感じがしますね。
少年視点がなかなか面白そうです。
また観たら報告します。


【2008/01/11 23:47】 | ケビン
 【ケビンさんへ】

こんばんは、ケビンさん。
コメントありがとうございます。
この映画「マレーナ」、ケビンさんはまだ鑑賞されていないんですねっ。
でもトルナトーレ監督の作品である「ニュー・シネマ・パラダイス」、そして「海の上のピアニスト」は鑑賞されているんですねっ。
私も大好きな作品です。
特に「ニュー・シネマ・パラダイス」は多くの方に愛されている作品ですよねっ。
ヒューマン映画の中ではかなり上位に・・・あっ!そういえば「ヒューマン映画ランキング」をやってないですねぇ。
また開催したいと思います。

「マレーナ」、やはりトルナトーレ監督らしく美しいシーンや音楽などはすばらしいものを与えてくれています。
少年目線というのが、よりこの映画をおもしろくしているのだと思います。
また機会がありましたら鑑賞してください(^^)
【2008/01/12 00:09】 | パッチ
モニカ・ベルッチ イタリアの宝石でしたっけ?
この映画は彼女の作品の中でもお気に入りです。
美しい街に美しい女性・・言うことなしです。
ではこれにてv-222
【2008/01/31 19:04】 | やっちん
 【やっちんさんへ】

こんばんは、やっちんさん。
コメントありがとうございます。

モニカ・ベルッチはイタリアの宝石の称されていますよねっ。
とても綺麗な女性ですねっ。
モニカ・ベルッチの作品をあまり観ていないですけど、この作品は私も大好きです。
美しい街、そして美しい女性、目でも楽しめる作品ですねっ。

はいっ、コメントありがとうございました(^^)
【2008/01/31 19:58】 | パッチ
こんばんは!
マレーナを鑑賞してみました。
私、この作品、以前に見ていたように錯覚していました。
全然違う内容だったので、今回鑑賞してみて、正解でした。
(パッチさんのところでお見かけしたので、鑑賞しました^^)

私はどうも今回は辛口になってしまいました。
モニカは確かに人目を惹く美女ですし、仰るように
髪型の印象で、その職業、生活が一目で分かるように
描かれていましたね。
どの髪型も、さすがに似合う彼女です。
女性たちのリンチにより、丸坊主にされても素敵でした(^^;

それでも、男たちがあれだけ絶賛していた彼女のはずが
最後には誰も彼女の味方をしようとしないというのが、
歯がゆかったです。

最後は旦那さんが帰還しましたが、旦那さまの寛大な心に
救われたように感じます。
普通の少年は、彼のような感じなんでしょうか・
繊細な心ながら、好奇心だけは誰よりも強いレナートだからこそ
最後にあんな手紙を書けたのかもしれませんけれど・・・。


それでは、またお邪魔しますね!
応援凸
【2008/08/29 21:09】 | ぴーち
 【ぴーちさんへ】

こんばんは、ぴーちさん。
コメントありがとうございます。

「マレーナ」鑑賞されたんですねっ。
そして、私の映画紹介が鑑賞のきっかけになったということで、
とても嬉しく、光栄に思います。
ありがとうございます。

辛口のレビューになられたのですねっ。
それも全然ありだと思います。
マレーナを演じたモニカの美しさ、これこそがこの映画を左右するものなんでしょうねぇ。
美しい風景の中に一際輝く美しい女性、
町中の男性だけでなく、女性までをも注目させてしまうものを持っていたと思います。

突然訪れる、マレーナへの暴行・・・。
この時周りにいた町中の男たちは少なからずマレーナと関係があり、
助けることでその関係を町中に公表してしまうという恐れから、
見て見ぬふりという自分を守る行動に到ったのでしょうねっ。
そんな状況をレナートの目線という客観的な位置からのカメラワークにより、
暴行を受けるマレーナ、暴行をする女性たち、それを囲む男性たちをレナートの心情と共に観ることができたと思います。

あと街に再び旦那さんと共に帰って来た時はとても胸が苦しかったです。
昔のような美しさがマレーナにはなく、それによって街に受け入れた街の女性たち・・・。
この時、同時にレナートの甘酸っぱい恋愛も終わったように感じました。

最後の15分ぐらい(?)はほんとにいろいろな感情が駆け巡り考えさせられるという意味でも、個人的に大好きなシーンです。
でもやはりこれほど女性と男性の感じ方が違ってくる映画も珍しいでしょうねぇ。
ラストの方まで「マレーナの美しさ」を全面的に押し出している部分で、どれほど強く印象付けるかが鍵となる作品ですもんねっ。
ぴーちさんからのコメントをいただき「なるほどっ!」と思いました。
もしマレーナが美青年だったら・・・まっ、全然想像はできませんけど、これまた男性と女性の目線や感情移入の場所が違ってくるのでしょうねぇ。

といいましても、個人的な勝手な見解なので間違っていたらごめんなさい。
でも私としては、当たり前のことなのかもしれませんが再認識というよりも大発見という気分になっちゃいました。
たくさんの男性や女性に観てもらい、感想を聞いてみたいです。

はいっ、いつでもお越しくださいねっ。
いつも応援ありがとうございます(^^)

【2008/08/30 00:27】 | パッチ










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【2008/08/29 21:10】