ケープ・フィアー
2008.01.07

J・リー・トンプソン監督の1962年作品『恐怖の岬』を名匠マーティン・スコセッシ監督がリメイクしたサスペンス・スリラー大作。レイプの罪で服役していたマックス(ロバート・デ・ニーロ)は出所後、自分の弁護を怠ったとしてボーデン弁護士(ニック・ノルティ)への復讐を誓う。
オリジナル作品よりも弁護士とその家族(ジェシカ・ラング、ジュリエット・ルイス)が嫌みに描かれており、もはやキャラクターの誰にも共感や感情移入できないまま、ひたすら人間の憎しみや不信感といった闇の部分が強調された作りになっているのが特徴的。当時流行のホラー映画からの影響も色濃く、復しゅうの鬼と化し、不死身の悪魔さながらの趣で弁護士家族に襲いかかっていく、クライマックスのデ・ニーロの演技は迫力。
【 出演 】
ロバート・デ・ニーロ, ニック・ノルティ, ジェシカ・ラング, ジュリエット・ルイス, ロバート・ミッチャム
【 監督 】
マーティン・スコセッシ
【 感想 】
この映画「ケープ・フィアー」をみなさんは観たことがありますか?1962年に公開された『恐怖の岬
マックス・ケイディ(ロバート・デ・ニーロ)
ロバート・デ・ニーロが演じるマックス。彼は婦女暴行の罪で刑務所に14年間刑務所で暮らしていました。そんなマックスが出所、そして彼は復讐を企むのです。一体誰に・・・?それは裁判でマックスの弁護にあたっていた弁護士サム・ボーデン(ニック・ノルティ)への復讐。一体なぜ・・・?マックスが刑務所に入ってしまったのは、弁護士に原因があると考えていたからなのです。
こうして弁護士サム・ボーデンとその家族に対して、体に刺青のあるマックスによる復讐劇が始まるのです。


弁護士 サム・ボーデン(ニック・ノルティ)
マックスの弁護士を務めたサム・ボーデン(ニック・ノルティ)。サムには妻がおり、一人娘もいます。マックスの魔の手がサムばかりか家族にまで及んでくるのです。それにしてもニック・ノルティは他の出演作品でもそうですけど、悲壮感・緊迫感などを表現するのがうまいですねっ。彼の演技によって、よりマックスの恐ろしさというのが伝わってきます。表情や行動などでとてもうまく演技で表現していると思います。


嵐の夜
この映画のラストはまさに魅せてくれます。マックスの魔の手から逃れるためにクルーザーを借りて、その中で過ごすことにしたサム家族。しかし、マックスが追いかけてきてくる・・・外は嵐、岸を離れたクルーザーの中にはサム家族、そして・・・マックス。
この時のデ・ニーロはすばらしい演技を魅せていますねっ。まさに悪魔です。しかしとてもかっこよかったです。クルーザーという狭い空間がより緊迫感を高め、デ・ニーロの肉体と表情が恐怖を誘います。



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