ハリー・ポッターと秘密の部屋
【 ストーリー ・ あらすじ 】
全世界にファンタジー・ブームを巻き起こしたJ・K・ローリングのベストセラー小説の映画化第2弾。魔法学校ホグワーツの2年目を迎えた少年ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)とその仲間たちは、校内で人々が次々と石化していくという怪事件の謎に立ち向かっていく。
監督のクリス・コロンバスをはじめ、前作とほぼ同じスタッフ&キャストなだけに、作品の世界観に慣れて軌道に乗ってきた感があり、2時間40分という長さをいささかも飽きさせないのが素晴らしい。ほんの少し成長した子どもたちの姿もりりしいが、リチャード・ハリスなど先生役の名優たちも今回の方が良い味を出しているし、しもべ妖精ドビーなど新キャラも楽しく、さらには肝心なときに全く役に立たないカッコつけ教師ロックハート役のケネス・ブラナーが、一体何のために出てきたのかとつっこみたくなるほどおかしい。
【 出演 】
ダニエル・ラドクリフ, ルパート・グリント, エマ・ワトソン, リチャード・ハリス, マギー・スミス
【 監督 】
クリス・コロンバス
【 感想 】
この映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」をみなさんは鑑賞されたことがありますか?ハリー・ポッターシリーズの映画化2作目で、以前紹介した「ハリー・ポッターと賢者の石」の続編です。というわけで今回の作品はハリーやロンやハーマイオニーがホグワーツ魔法魔術学校の2年生の時の物語です。
ホグワーツ魔法魔術学校 での2年目の物語
前作の「ハリー・ポッターと賢者の石」では1年間"魔法"に囲まれて生活したということで、少しですけど魔法のことや魔法使いのことを知ってきたハリー・ポッター。なので、少々の不思議な事や物では驚かない…と思いきや。やっぱり魔法の世界はまだまだいろいろあるんですねっ。
ハリーの部屋にいきなり変な生き物ドビーが登場したり、空を飛び透明になることのできる車に乗ったりとホグワーツに行く道中ですでに不思議なことは盛りだくさんです。まだまだ魔法の世界に足を踏み入れたばかりなのです。ということで、今回の「ハリー・ポッターの秘密の部屋」でも不思議な魔法の世界を楽しませてくれます。
新たに登場する主要人物(キャラクター)の紹介
ドビー (声:トビー・ジョーンズ)
ルシウス・マルフォイに仕えている屋敷しもべ妖精。
ハリー・ポッターを尊敬している。
ジニー・ウィーズリー (ボニー・ライト)
ウィーズリー家の末っ子で、唯一の女の子。
ハリー・ポッターに想いを寄せている。
ギルデロイ・ロックハート (ケネス・ブラナー)
「闇の魔術に対する防衛術」の授業を担当している。
自分の活躍を記した数々の本を出版する人気作家。
ルシウス・マルフォイ (ジェイソン・アイザックス)
ハリー・ポッターのライバルであるドラコ・マルフォイの父親。
元死喰い人でヴォルデモートに仕えていた。
嘆きのマートル (シャーリー・ヘンダーソン)
3階の使用不可の女子トイレに住みついているゴースト。
よく泣いている。
「闇の魔術に対する防衛術」の新しい先生 ギルデロイ・ロックハート
本作で「闇の魔術に対する防衛術」の授業に新しい先生がやってきます。それがギルデロイ・ロックハートという魔法使いです。すごい功績を残したらしく、それらを記した自伝本まで出しているほどです。なので、ファンもいるほどで、サインや写真攻めに合っていたりと、まるでアイドルのような大人気の魔法使いなのです。
優れた魔法使いであれば、大歓迎です。危険が迫るハリーにとっては、これほど頼もしい先生はいません。しかし・・・功績が嘘のようにダメな先生なのです。全然魔法の腕もないのに、自信とプライドだけは人一倍という最悪な先生です。なので授業もめちゃくちゃで、なぜこの先生が選ばれたのか不思議なくらいです。ただ、この先生が本作にコメディ部分を齎してくれています。
ハリーのライバル マルフォイ
ホグワーツに来ることをずっと楽しみにしていたハリーですが、いいことばかりではないんですよねっ。それがライバル心むき出しで何かと突っかかってくるマルフォイの存在です。前作からハリーの邪魔ばかりしてきてましたよねっ。実はこの先2人の関係はずっと続きますので、これもまた「ハリー・ポッター」シリーズの魅力の1つだと思います。
前回「クィディッチ」という箒で空を飛びながらプレイするスポーツをやっていましたが、今回もそのシーンがあります。箒で空を飛ぶことが得意なハリーにとって大好きなスポーツなんです。しかし、ハリーの前に1人の男が・・・もうお分かりですねっ。そうっ、マルフォイです。敵のチームにマルフォイがいるんです。ということでクィディッチでもハリーとマルフォイの戦いが始まります。
あと前回にはありませんでしたが、「決闘クラブ」と呼ばれる魔法での戦いがあります。とここまで言えば気づかれる方もいると思いますが、そうなんですよねぇ、ハリーの前に立ちはだかるのはやはり敵対心むき出しのマルフォイなんです。といっても負けず嫌いのハリーも負けじと敵対心むき出しなんですけどねっ。
「トム・リドルの日記」とは?
ハリーはトイレで「トム・リドルの日記」という古い本を手に入れます。しかし、中には何も書かれておらず真っ白なんです。しかし、この本に何かを書くと、それに対する答え浮き出てくるのです。とっても不思議な本で、この本にはトム・リドルという人物の記憶が残っているとのことなのです。
一体この不思議な本は何なのか?そしてトム・リドルとは一体誰なのか?この本は本作でとても重要なもので、「秘密の部屋」に関わってきます。
秘密の部屋
この映画の中でキーワードとなるのがタイトルになっていますが、重要となるのが「秘密の部屋」なんです。秘密にされている隠された部屋がホグワーツの中のどこかにあるんです。その部屋は一体どこにあるのか?そして秘密の部屋には一体なにがあるのか?
秘密の部屋への入り口の場所だったり、開け方だったり、いろいろな細工がされていて面白かったです。でも、ロンの妹のジニーが秘密の部屋にいたのはびっくりしました。これまたトム・リドルの日記が絡んでくるんですねっ。
トム・リドル現る
秘密の部屋でトム・リドルの正体が明らかになります。まさかトム・リドルが・・・名前を言ってはいけない人、そうっ、ヴォルデモートだったとはびっくりしました。名前が違うので全然わかりませんでしたが、ヴォルデモートの昔の名前はトム・リドルだったんですねっ。
ヴォルデモートの顔は「炎のゴブレット」以降で出てくるのですが、トム・リドルと復活したヴォルデモートの顔が全然違うんですねっ。復活したヴォルデモートはほんとに恐ろしい顔なのですが、本作で出てくる過去ヴォルデモートであるトム・リドルは、とってもかっこよくてハンサムでした。
そんなトム・リドルとハリーの戦いが始まります。といいましても、トム・リドルは日記に残っていた記憶が表わした姿なのです。なので直接トム・リドルと戦うわけではありません。ということで、トム・リドルが操るバジリスクと呼ばれる巨大な蛇とハリーが戦います。
続編「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」へと続く
本作「秘密の部屋」を楽しまれたという方は、ぜひシリーズ3作目の「アズカバンの囚人」もご覧下さい。「アズカバンの囚人」はほんとにストーリーもよく出来ていて、個人的にシリーズの中でもかなり好きな作品です。きっと楽しんでいただけると思います。
- 第1作目 賢者の石
- 第2作目 秘密の部屋
- 第3作目 アズカバンの囚人
- 第4作目 炎のゴブレット
- 第5作目 不死鳥の騎士団
- 第6作目 謎のプリンス
- シリーズ最終章の小説「ハリー・ポッターと死の秘宝」を読み終えて
- Comment(6)
- [ SF ファンタジー映画 ] アドベンチャー
ややっ!これはハリー・ポッターではありませんか^^
しかも『秘密の部屋』ですね!
この映画も2時間40分という長丁場にも関わらず、
子どもも愚図らずに集中して観てしまうほど、
素晴らしい映像の映画だと思います。
私は個人的に『嘆きのマートル』が好きですね~。
幽霊なのに、何故か人間味が溢れていてキャラとしては
『ハーマイオニー』よりも、私の中では上です(笑)
魔法で決闘するシーンも、ハリーが『ヘビ語』を話せるのも
興味深いシーンでした♪
そして、「クィディッチ」はこの映画の一番の山場ですよね!
箒に跨り(まるで、ミスチルの『箒星』?)ビュンビュンと
飛び回る姿は、もっともハラハラさせられて興奮する場面でした。
ちょっと聞いた話では、今度の映画ではこの迫力の「クィディッチ」場面が観られないというお噂なんですが、
これもデマの範囲なのでしょうかね・・・。
もしもそうなら、ちょっと残念です。
では、またおじゃまさせていただきますね★
- 2007/04/26
- ぴーちさん
いらっしゃいませ、ぴーちさん♪
「おすすめ マイベスト映画&DVD」へようこそ♪
コメントありがとうございます♪
はいっ、ハリー・ポッターシリーズ2作目の秘密の部屋です♪
2時間40分ありますねぇ♪
観ているときは、時間の長さをあまり感じませんでしたっ♪
「嘆きのマートル」が好きなんですねっ♪
幽霊なので表現はおかしいかもしれませんけど、とても人間味があって愛されるキャラですよねっ♪
ハーマイオニーよりも好きというのはかなり気に入っておられるんですねっ♪
私はダンブルドアが大好きです♪
とても温かい雰囲気が好きです♪
クィディッチは毎回楽しませてくれます♪
やはり箒で飛ぶというだけでも夢があるのに、スポーツまでしてしまうと楽しいに決まってますよねっ♪
もしミスチルの箒星でのPVの中で箒で飛んでもらえたらぜひ観てみたいです♪
今度の作品ではクィディッチのシーンがないのですか?
原作を読みましたけど、クィディッチのシーンは…どうだったかなぁ?
かなり前に読んだんで忘れてしまいましたけど、クィディッチの話があるのであれば、ぜひクィディッチのシーンは観たいですよねっ♪
はいっ、いつでも遊びに来てくださいねっ(^^)
- 2007/04/27
- パッチさん
パッチさん^^
パッチさんはダンブルドア校長がお好きなんですね!
私も彼の存在はとても大きなもので
威厳があり、パッチさんの仰るとおりとても
温かい存在だと思います^^
リンパ節癌で亡くなられた名優リチャード・ハリス(前・ダンブルドア)の
この2作目が遺作となってしまっただけに、
とても思い出深い作品になってしまいましたよね。
そしてバトンタッチをして3作目のマイケル・ガンボン氏も
雰囲気そのままで、温かい面持ちです。
いよいよこのシリーズも7月の公開「不死鳥の騎士団」公開まで
もう少しですね!
また、パッチさんとハリーのお話が出来ればとても嬉しいです^^
パッチさんは原作もしっかりと読まれていらっしゃるので
この物語の深さもご存知なのでしょうね^^
益々、この映画からは目が離せませんよね!
では、またおじゃまいたします!
- 2007/04/27
- ぴーちさん
こんばんは、ぴーちさん♪
コメントありがとうございます♪
はいっ、ダンブルドア校長が好きなんです♪
ほんとにハリーを含め多くの人を守ってくれる、とても大きな存在です♪
できればアズカバンでもリチャード・ハリスにやってもらいたかったんですけど、マイケル・ガンボンもほんといい雰囲気を持っている俳優さんでダンブルドアに相応しい人ですよねっ♪
「不死鳥の騎士団」もう少しで始まりますねっ♪
とても楽しみです♪
原作はほんとにおもしろいですよっ♪
映画にはない物語などが原作には書かれているので、読み出したら止まらなくなっちゃいます♪
映画同様、特にアズカバンから一気におもしろくなりましたっ♪
「不死鳥の騎士団」がどのように映像として表現されているのか楽しみです♪
はいっ、いつでも遊びに来てくださいねっ(^^)
- 2007/04/28
- パッチさん
2作目ですね。
パッチさんは原作を全て読まれてるんですか?
私はどちらかというと原作読まない派です。
まぁイメージというか映画と原作は違ってたりすることの方が多いのでということですが・・。
ちなみに私は4作とも映画館で観ました。もちろん5作目も・・・
子供が主人公の映画って成長がわかるから面白いですね。
1作目と2作目を比べても既にみんな成長したなーって感じがしますね。
「賢者の石」よりも「秘密の部屋」のほうが断然面白くなっていたと思います。中でも好きなシーンは最後のシーンでルシウスを出し抜いたところですね!してやったり

「不死鳥の騎士団」楽しみですね。
- 2007/04/30
- ケビンさん
こんばんは、ケビンさん♪
コメントありがとうございます♪
はいっ、シリーズ2作目の紹介です♪
原作を全部読んでいますよっ♪
基本的には映画を楽しみたいので、原作は読むとしても映画を観終わってからなんですけど、ハリー・ポッターシリーズは流行ったというのもあってすべて読みましたっ♪
とてもおもしろいですよっ♪
アズカバン以降なんておそらく映画の何倍も原作の方がおもしろいと思います♪
もし機会があれば読んでみてください♪
ほんとに子供の成長というのは早いなぁって感心させられますよねっ♪
たった1年だというのに成長がわかりますもんねっ♪
ルシウスを出し抜いたところはよかったですねっ♪
してやったりって私も思いましたっ♪
はいっ、不死鳥の騎士団も楽しみです♪
私も映画館で鑑賞するつもりです(^^)
- 2007/04/30
- パッチさん
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