ルディ / 涙のウイニング・ラン
【 ストーリー ・ あらすじ 】
幼い頃から名門ノートルダム大学のフットボール・チームでプレイすることを夢見ていたルディ(ショーン・アスティン)は、家庭の経済事情などから、やむなく高校を卒業して鉄工所で働くことに。しかし、唯一の理解者であった友人ピート(クリストファー・リード)の死をきっかけに、再び夢に向かって行くことを決意する……。
高校バスケをモチーフにした『勝利への旅立ち』で脚光を浴びたデイヴィッド・アンスポー監督が、ノートルダム大伝説の選手の青春を事実に忠実に描いたスポーツ映画の秀作。1975年11月の奇跡を再現するクライマックスの試合シーンの盛り上がりは、まさに涙ものであり、『勝利~』でもコンビを組んだ音楽の名匠ジェリー・ゴールドスミスが、ここでも感動的なスコアを記し、さわやかな感動をさらなるものとしている。
【 出演 】
ショーン・アスティン、ジョン・ファブロー
【 監督 】
デビッド・アンスポー
【 感想 】
この映画「ルディ / 涙のウイニング・ラン」をみなさんは観たことがありますか?この作品はフットボールを題材としたスポーツ映画です。この作品は前からずっと気になりながらも、なかなか機会がなくて観ることができなかったんですけど、やっとレンタルして観ることができました。とっても素晴らしいスポーツ映画ですので、ぜひ鑑賞してもらいたいです。
ルディ (ショーン・アスティン)
ルディは小さい頃からフットボールが好きで、「フットボールの名門ノートルダム大学のチームでプレイする」という夢を持ったんです。しかしルディはフットボールをするにはとても小柄で、身長160cmで体重55kgなんです。しかし夢をあきらめられないルディは一人ノートルダム大学へ向かったんです。
ルディという男は実在する人物で、この物語は実話なんです。そしてそのルディをショーン・アスティンが演じています。ほんとに夢を持つというのは素敵なことですよねぇ。夢が大きく思えば思うほど、人はそれに向かって力強くあるいていけるんだなぁと感じました。
ノートルダム大学 名門フットボールチーム
夢を抱いて向かったノートルダム大学ですが、フットボールチームに簡単に入ることはできません。それはそうですよねぇ。なんといってもノートルダム大学のフットボールチームは名門なんですが、それ以前にルディにはチームに入るための資格すらないのです。そうっ、ノートルダム大学に入学さえしていないのです。
なので短期大学に入ることはできましたが、編入して資格を得るために猛勉強をします。お金もないのでバイトもします。そして、空いた時間をフットボールの練習に費やします。「バラ色のキャンパスライフ」とよく言いますが、ルディには程遠い言葉ですよねっ。しかし、神様のいたずらなのかルディはなかなか編入できません。そして、何年も何年もかけてやっと編入できた時にはほんとに感動しました。
念願のフットボールチーム
編入できたルディはノートルダム大学フットボールのテストを受けます。そのやる気や根性などが認められて、ようやくチームに入ることができたのです。合格したとわかった時のルディはほんとに嬉しそうでした。長年の努力が実ったわけですもんねっ。
誰よりも小さい体で、誰よりも一生懸命がんばるルディ。今まで編入を目指して勉強をがんばってきたことに比べたら、練習でのきつい練習や痛みなどは苦にならなかったでしょうねっ。大きな選手たちに吹っ飛ばされても何度も何度も立ち上がってくるルディはかっこよかったです。
彼を支えたグラウンド警備のフォーチュン
チームにやっと入ることができたルディでしたけど、レギュラーにはいつまで経ってもなれないのです。誰よりも練習し、1日も練習を休んだことがないぐらいフットボールが好きで、真面目な努力家のルディですけれど、やはり気持ちだけではどうにもならないこともあるんです。どうがんばっても無理だと思い、ついには辞めたいと思ってしまうのですねぇ。
そんな時、短期大学在学中からお世話になっていたグラウンド警備のフォーチュンからの激励はすごく感動しましたっ。昔、フォーチュンも選手だったんですねっ。そのときの後悔をルディにはしてほしくなかったんです。人一倍努力をしていたルディの姿を近くで見ていたからこそ、フォーチュンはルディに熱いものを感じたのだと思います。ルディにとってフォーチュンの存在はとても大きかったでしょうねぇ。
チームメイトの想い
ノートルダム大学での最後の1年間、ルディはひたすらレギュラーを目指してがんばります。ノートルダム大学フットボールチームの一員としてプレイすることを目指して…。しかし、いくら努力しようがルディの名がレギュラーとして発表されることはなかったのです。
他のチームメイトは落ち込む小さな体のルディを見て、誰も彼をからかったり笑う者はいません。それは、チームメイトの全員がルディのフットボールへの気持ちを理解しており、誰よりも練習に真剣に取り組んでいたのを知っていたからです。今までどんなにきつい練習でも手を抜かないルディがいるからこそ、みんなもどんなきつい練習でもがんばれたのです。そう…ルディはチームには欠かせない存在だったのですねっ。
チームの中で一番頑張っていたルディが試合にずっと出れないのを、他の選手は不公平だと思い、監督に「俺の代わりにルディを出してください」と何人もの選手が申し出たときは涙が止まりませんでしたっ。みんな大事な試合だということはわかっているんです。しかし、そんな大事な試合だからこそルディにプレイしてほしいとみんなが願ったのです。この他の選手たちの行動はほんとに感動でした。
ラスト27秒間 涙のウイニング・ラン
ルディにとって大学4年間での最初で最後のレギュラー。ノートルダム大学フットボールチームの熱狂的ファンである父親と家族、そして大学時代の友達を呼ぶのです。しかし、選ばれたといってもベンチ入りできただけで、ピッチに立つことは叶わないと思っていたその時っ。残る時間はほんとにわずか、他の選手を含め大観衆のみんなが「ルディ」コールを始めたのです。
残り時間27秒、ルディはやっと夢であった名門ノートルダムチームの選手としてコートに立つことができたのです。涙する家族。そして笛が鳴り、ルディにとって夢にまで見た27秒間が始まります。走り回るルディ、そして見事敵の選手にタックルと共に試合終了。ルディはチームメイトに肩車されてフィールドを去ったんです。すごく感動しましたっ。
ほんとに感動する作品です。しかも実話ということで、より感動できました。この映画は「最も素晴らしいアメフト映画」と称されているんですけど、それも納得です。夢へと駆け上ったルディの姿、ほんとに美しくとてもかっこよかったです。
- Comment(12)
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この作品はツタヤで見かけましたが、アメフト作品は多いのでどうかな~と未見でした。(宣伝不足かも)
スポーツサクセス物語は結構すきです。
「ロード・オブ・ザ・リング3」の「ショーン・オースティン」には泣かされましたし。
今度観てみます。
- 2007/08/22
- ワトソンさん
こんにちは、ワトソンさん♪
コメントありがとうございます♪
そうですねぇ♪
アメフト映画は多いですねぇ♪
アメリカではとてもメジャーなスポーツなので、作品にしやすいのかもしれませんねっ♪
あるサイトでかなり評価が高かったので気になっていた作品なんですけど、全然有名じゃない作品なので、私も期待せずに観たんですけどとてもよかったです♪
感動映画がけっこう好きなんで、楽しめました♪
今ではDVDも持ってますよっ♪
アメフト映画ではだいたいチームの物語が多いですけど、この「ルディ / 涙のウイニング・ラン」では主にルディにスポットが当たっています♪
また観る機会がありましたら、ぜひ観てください(^^)
- 2007/08/22
- パッチさん
アメフトを辞めるといってチームを飛び出したルディが再びチームに戻るシーンから試合へと盛り上がっていくシーンはDVDを買ってからの2週間くらい、何度も繰り返して見ては、展開がわかっているにもかかわらず・・・というかわかっているからこそよけいに涙が出てきました。(試合のときに流れていた音楽が数日間、頭の中で鳴り響いていました)
今でこそ落ち着いて見れるようになりましたが(笑)、それでも感動は変わらないです。
この映画に出会えたことはきっと人生の大きな宝物になっていると思います。
- 2007/09/17
- foretさん
はじめまして、foretさん♪
コメントありがとうございます♪
foretさんもDVDを持っているんですねっ♪
私も鑑賞してすぐにDVDを買いました♪
ほんとにすばらしい映画ですねっ♪
ルディがチームに戻るときはほんとにかっこよかったです♪
いつも練習に参加していたルディがいない…、そこにやる気を取り戻したルディが帰ってきたときは、ほんとにかっこよかったです♪
チームメイトの友情、そして、長年のルディの夢…♪
思い出しただけで感動に包まれてしまいます♪
この映画に出会えたことは、ほんとに宝物になりましたねっ♪
またいつでも遊びに来てください(^^)
- 2007/09/17
- パッチさん
自分もこの映画好きです。
最近ブログを開設したのでよろしければ遊びに来てください。
- 2009/01/06
- 殿堂の王さん
はじめまして、殿堂の王さん。
コメントありがとうございます。
この「ルディ / 涙のウイニング・ラン」お好きなんですねっ。
私も大好きです。
とても感動のすばらしい映画だと思います。
はいっ、ぜひ伺わせていただきますねっ。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2009/01/08
- パッチさん
いつもありがとうございます。
自分もこの作品、何故かなかなか観る事が出来なかったのですが、やっとレンタルして鑑賞しました。
スポ-ツものは自分も好きなジャンルです。しかし、この作品は夢をひたむきに追い続ける主人公の姿がとても感動的でした。
また、雑用係の黒人のおっちゃんとルディが、選手入場の時に目と目で交わした台詞のないシ-ンでブワッと涙がでてしまいました。あのし-んがとっても好きです。(^^)
以前からパッチさんの記事を拝見して内容は見ないようにしながら気になっていた作品でした。
しかし、ショ-ン・アスティンは「ロ-ド~」でフロドと旅立つ前にアメフトをやっていたとは・・・。(^^)
とても良かった映画ですね~(^^)
応援凸!
- 2009/01/15
- ユウ太さん
こんにちは、ユウ太さん。
コメントありがとうございます。
この「ルディ / 涙のウイニング・ラン」を鑑賞されたのですねっ。
とても嬉しいです。
スポーツものはやはりさわやかな感動が詰まっているので魅力ですよねっ。
そして、この作品もとても感動させてくれたと思います。
選手入場時の雑用係のおっちゃんとルディのシーンはよかったですよねぇ。
もう何もいうことはないですよねぇ。
2人の絆というものはかなり固く、分かり合えてる2人というのはとても伝わってきました。
ショ-ン・アスティンがアメフトで心身共に鍛えられてこその、「ロード・オブ・ザ・リング」でのあの旅だったのでしょうねっ(^^)
どちらの作品でもとても精神力の強い役を演じていたと思います。
いつも応援ありがとうございます。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2009/01/16
- パッチさん
今日この映画のDVD観ました!
「良い映画なんだろうなー」と思って観てみたら、やはり良い映画で感動しました!!
最後の試合でルディを出してやってくれと、監督のところにレギュラー選手が次々とユニフォームを置いていく所が好きなシーンです。
また音楽も良いですね!
映像だけよりこの映画を何倍にも感動的にしてたと思います。
今度は(映画ではなくドラマですけど)、「LOST」のシーズン5を借りてみようと思ってます。パッチさんは「LOST」シリーズはごらんになりました??
今年もよろしくお願いいたします!!
- 2010/01/02
- マサカズさん
こんにちは、マサカズさん。
明けましておめでとうございます。
この「ルディ」を鑑賞していただいたんですねっ。
とても嬉しいです。
そして、楽しんでいただけてよかったです。
ルディのために、チームメイトがユニホームを置いていくシーンはほんとによかったです。
とっても感動しましたよねっ。
音楽もいいですねっ。シーンにマッチしていて雰囲気がより伝わってきました。
「LOST」は観ていないんですよねぇ。
海外ドラマはほとんど観ていないんです。
「プレズン・ブレイク」のシーズン1を鑑賞した程度ですねぇ。
どうしてもブログのことを考えてしまって、
長時間のドラマよりも映画の方にいってしまいます。
でも評判はよく聞きますので、観てみたいですねぇ。
去年は大変お世話になりました。
今年もマイペースなブログになると思いますが
よろしくお願いします(^^)
- 2010/01/02
- パッチさん
- 2015/02/13
- Emmyさん
こんばんは、Emmyさん。
コメントありがとうございます。
本当にこの映画は感動しますよねっ。
何回も鑑賞していますが、その度に泣いています。
彼が捧げてきた努力がラストの数十秒に繋がったのだと思います。
ほんとに勇気と感動を与えてくれる作品ですねっ。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2015/02/19
- パッチさん
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