ニューオーリンズ・トライアル

2007.12.19

映画「ニューオーリンズ・トライアル」

 【 ストーリー・あらすじ 】

 ニューオーリンズで銃の乱射事件が発生。犯人は11人を射殺して自殺。犠牲者の家族は大手銃器メーカーを相手に訴訟を起こす。被告側は伝説の陪審コンサルタントのフィッチを雇い、評決の鍵を握る陪審員に裏工作を開始する。
 数あるジョン・グリシャムの小説の映画化作品の中では、間違いなくベストワンといえる傑作。我が国でも近く導入される、陪審員制度を題材に、陪審員のひとりであるニック(ジョン・キューザック)が仕掛ける謎の策謀と、陪審員を意のままに操り判決を有利にせんとするフィッチ(ジーン・ハックマン)とのかけひきは、ワンカットたりとも目が離せないスリルに満ちている。また貫禄たっぷりのシーン・ハックマンと、原告側の弁護士ダスティン・ホフマンの演技合戦も見もの。劇場公開時は短期間で終了したが、ストーリーテリング、編集、演出、演技、どれをとっても一級品のリーガル・サスペンス。

 【 出演 】
ジョン・キューザック, ジーン・ハックマン, ダスティン・ホフマン, レイチェル・ワイズ

 【 監督 】
ゲイリー・フレダー



 【 感想 】

 この映画「ニューオーリンズ・トライアル」をみなさんは観たことがありますか?ジャン・グリシャムの小説「陪審評決」を原作に映画化された作品です。内容というと、法廷を舞台に繰り広げられるサスペンス映画です。

ニューオーリンズ乱射事件の裁判


乱射事件の裁判 ニューオーリンズである乱射事件が起こるのです。死者11人、重傷5人、そして犯人自らも自殺するといった壮絶な事件が起きたのです。この事件で夫を亡くした女性が弁護士を雇い、犯人が使用した銃の製造会社であるヴィックスバーグ社に対して訴訟を起こすのです。こうして映画「ニューオーリンズ・トライアル」が始まります。
 この裁判で勝訴するということが、どれだけ重要な意味を持つのかわかりますか?犯人が使った銃の製造会社に対しての裁判・・・そう、今までアメリカ中で起こってきた数々の同様の事件で、使われた銃の製造会社に対しての訴訟が一斉に起こることが予想されるのです。この事態を阻止すべくヴィックスバーグ社はあらゆる手を使って勝とうとするのです。

知っておいた方がより楽しめる予備知識!!


  • 陪審員
    一般市民から抽選で数人の陪審員候補者が選ばれ、その中から12人の陪審員を特定します。この12人の陪審員は、法廷の陪審席にて証拠・証人の供述、弁護士や検事の弁論を聞き、有罪無罪の評決を下します。
  • 陪審コンサルタント
    陪審員候補者の中から12人の陪審員を選出しますが、この選定作業が評決を左右すると言われています。そこで陪審コンサルタントは陪審員候補者の経歴、表情や仕草などを分析し、有利な評決を出す人物か否かを判定し選別する専門家なのです。

弁護士ローア (ダスティン・ホフマン)


 この事件で夫を亡くした女性が雇ったのが、ベテラン弁護士であるローアです。そのベテラン弁護士ローアをベテラン俳優であるダスティン・ホフマンが演じています。ダスティン・ホフマン演じるローアは、正義感があり優しい雰囲気を持っています。勝つためにどんな手段でも使うといった弁護士ではありません。しかし、正義を訴え被害者に対して親身になって弁護してくれています。

弁護士ローアローラ(ダスティン・ホフマン)

陪審コンサルタント フィッチ(ジーン・ハックマン)


 銃製造会社が裁判を有利に運ぶために雇ったのが、陪審コンサルタントのフィッチです。そのフィッチをベテラン俳優であるジーン・ハックマンが演じています。フィッチは弁護士のローアとは逆で、どんな手段を使ってでも裁判を有利に運ばせようとする男です。時には法を犯してでも調査や妨害をしようとしてきます。
 それにしてもジーン・ハックマンは喜怒哀楽の表現がうまいというか、似合いますよねっ。画面いっぱいにその役がらの感情というものが伝わってきます。

フィッチジーン・ハックマン

陪審員 ニック・イースター(ジョン・キューザック)


 この裁判で集められた12人の陪審員、その中の1人がニック・イースターです。そのニック・イースターをジョン・キューザックが演じています。陪審員といえば、裁判を公平に判断する立場・・・しかし、彼は評決を自由自在に操るために陪審員となって潜り込んでいたのです。彼は一体何のために陪審員として裁判に参加したのか・・・。

謎の男 ジョン・キューザック彼の目的とは・・・

弁護士 vs 陪審コンサルタント、そして・・・


 この映画は単なる「被告 vs 原告」といった法廷映画ではありません。被告と原告に加え、裁判の判決を左右させる力を持っている12人の陪審員の中の1人、ニック・イースターの存在がこの映画をおもしろくさせています。彼の存在が弁護士であるローア、そして陪審コンサルタントであるフィッチの両者を大きく翻弄することによって、法廷映画にサスペンス要素が加わっているのです。法廷映画という難しい内容が得意ではないという方でも、楽しんでもらえる作品になっていると思います。

原告 vs 被告裁判の鍵を握る男・・・

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出演者の作品一覧


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コメント(4) | トラックバック(1) | [サスペンス]サスペンス・ミステリー
こんばんは!

豪華なキャストで少し興味を持ちました!
機会があったら観てみたいと思います!

お邪魔しました!


【2008/01/08 01:25】 | ビンボー
 【ビンボーさんへ】

こんばんは、ビンボーさん。
コメントありがとうございます。

ほんとに豪華なキャストですよねっ。
演技派の俳優がたくさん出演しているので、見応えがあります。
法廷映画といってもそれほど知識がなくても楽しめるので、また機会がありましたら鑑賞してみてください(^^)
【2008/01/08 01:42】 | パッチ
こんにちは!

最近偶然「いとこのビニー」「評決」「レインメーカー」「ニューオーリンズ・トライアル」と裁判物の映画を立て続けに観ましたが
大概、主人公が弁護士といった設定の中でこの映画は’ひねり’を
効かせたストーリーで楽しめました!
女性の顔が皆一緒に見えて理解に苦しみました!(笑)
裁判物だと「エリン・ブロコビッチ」「ア・フュー・グッドメン」も
感動しました!
お邪魔しました!

【2008/01/24 11:44】 | ビンボー
 【ビンボーさんへ】

こんばんは、ビンボーさん。
コメントありがとうございます。

最近、法廷ものを続けて鑑賞されたんですねっ。
この「ニューオーリンズ・トライアル」は「陪審員制度」という制度をうまく使って、よくストーリーが練られてますよねっ。
出演陣も豪華で見応えがあると思います。

「エリン・ブロコビッチ」は私も大好きです。
実話ということもあり、より感動しました。
法廷ものはいい作品が多いですねっ(^^)
【2008/01/24 18:06】 | パッチ










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