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シティ・オブ・ゴッド

01.31

映画「ゴッド・オブ・シティ」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 60年代後半のブラジル、リオデジャネイロ郊外の公営住宅「シティ・オブ・ゴッド」に 集まった貧しい少年たちは、強盗、殺人にも手を染めるチンピラばかり。その中でも写真家を夢見る少年ブスカペ、ギャングのボスを夢見るリトル・ゼ、恋人との幸せな生活を夢見るベネらをクローズアップし、彼らの成長していく様を、60年代後半、70年代、70年代後半の3パートでつづったバイオレンスな青春ドラマ。

 【 出演 】
アレッシャンドレ・ロドリゲス

 【 監督 】
フェルナンド・メイレレス, カチア・ルンジ



 【 感想 】

 この映画「シティ・オブ・ゴッド」をみなさんは観ましたか?すごい衝撃を受けた作品でしたっ。強盗や殺人やヤクなど当たり前の生活ですし、小さい子供でさえ簡単に銃を手に入れることができてしまうんです。R-15指定の作品というのも納得してしまうぐらいの作品です。ちなみに第76回アカデミー賞において『シティ・オブ・ゴッド』が監督賞(フェルナンド・メイレレス)、脚色賞、撮影賞、編集賞の4部門にてノミネートされましたっ。

ブラジルのスラム街「ファベーラ」の実話


 この作品はブラジルの「ファベーラ」と呼ばれるスラム(貧困地区)での物語です。ファベーラというのはブラジルの大都市の近くに必ずといって存在するスラムらしいです。そして、そのファベーラの中でもリオデジャネイロにある「シティ・オブ・ゴッド」(神の街)と呼ばれる住宅街があるんですけど、その「シティ・オブ・ゴッド」の話を「60年代後半」、「70年代」、「70年代後半」の3つの物語で構成された作品です。

  • 60年代後半…「優しき3人組の物語」
  • 70年代…「リトル・ゼの物語」
  • 70年代後半…「終わりの始まり」

「優しき3人組の物語」 (60年代後半)


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 マヘク、アリカーチ、カペレイラの3人はシティ・オブ・ゴッドで伝説の存在です。というのも銃を持ちお金持ちから強盗して奪ったお金や生活道具などを、街の貧しい人たちに分け与えていたんですよねっ。

 そんなある日に起こった、のちに伝説となった事件「モーテル襲撃事件」起こるんですよねっ。1人も殺さず3人は強盗をしたのに、なぜかモーテルの人々は銃によって殺されていたんですけど、まさかその犯人が見張り役のリトル・ダイスだったとは…。まだ小さい子供だというのに何もためらいもなしに銃で皆殺しをしてしまうなんて…。のちの神の街を支配するリトル・ゼになりますけど、それを考えると納得できますねっ。


「リトル・ゼの物語」 (70年代)


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 小さい頃からギャングの素質を持っていたリトル・ダイスは「リトル・ゼ」に改名して神の街を支配してましたっ。強盗では大金は手に入らないということで「ヤク」のディーラーになります。この時別の麻薬のシマを持つセヌーラと対立し続けてるんです。

 そして相棒のべネは「街一番のいい悪党」ということで街のギャングのトップにいながらもリトル・ゼとは違い殺しは好まないので、街の人たちに人気がありました。でも、恋人と一緒に農場を始めるということでギャングをやめるお別れ会のときに殺されてしまうんですよねぇ。少し悲しかったです。


「終わりの始まり」 (70年代後半)


カメラマン

 ここでは「リトル・ゼ vs セヌーラ」の全面戦争が始まるんです。壮絶な戦いですよっ。リトル・ゼ軍団もセヌーラ軍団も麻薬のディーラーをやっていたんでお金はたくさんあるんですけど、対決に勝つために銃を買って戦力を上げようとするんです。味方になる者には全員に銃を与えるんですけど、まだ小さい子供にまで与えるのは衝撃でしたっ。ここまでくるとまさに戦争です。悲惨なまでの殺し合いです。警察なんてまるで当てにになりません。

 リトル・ゼのラストはすごいです…。「ガキ軍団」と呼ばれる子供たちに数え切れないぐらいの銃弾を浴びて死んでしまうんです。ガキ軍団は仲間だったのに…。しかも、ガキ軍団の使っていた銃はリトル・ゼがこの戦いのために与えたものなんですよねぇ。

 この戦いの写真を収めていたのがブスカペです。彼の写真への思いはすばらしいですねっ。命がけでシャッターを切っていましたっ。


とてもセンスのある映像と音楽


 壮絶な殺し合いです。まさに戦争映画であるかのような作品です。そして重いテーマの作品なのに、いい意味でなぜかそれほど重く感じないんですよねぇ。というのも、映像の中にリアリティよりもセンスが伺えると思います。軽快な音楽ときちんと張られた伏線はすばらしかったです。時間軸もきれいに移動しますし、観ていて飽きません。まさにうまい映画です。

映画「シティ・オブ・ゴッド」のDVD・サントラ音楽

こんばんは★
パッチさん鑑賞なされたんですね。タランティーノの作品に通じる部分があると言う感想、分かる気がします。
僕はこの映画の鑑賞中、ガイ・リッチー監督の作品を思い出すシーンがありました。

話は少々ずれますが、一時期、音楽業界でカバーやトリビュートが流行ったみたいに、映画業界でもリメイクブームが来たら、是非この映画の監督を含め、上記した監督に色々な映画をリメイクして貰いたいなぁ、なんてコメントを書きながら思ってしまいました。
  • 2007/02/01
  • ピクセルさん
 【ピクセルさんへ】

こんばんは、ピクセルさん♪
コメントありがとうございます♪

はいっ、やっと観ることができましたっ♪
ほんとにこの映画はうまいですよねっ♪
監督がすばらしいんでしょうねっ♪
音楽といい物語の構成といい、見事な伏線、カメラワーク、すべてがよかったです♪
ガイ・リッチー監督の作品を思い出しましたか?
わかる気がします♪

この監督やその他のすばらしい監督がリメイクなんて夢のようですねっ♪
ストーリーはすばらしいのになぁと思う作品などよくありますもんねっ♪
きっとオリジナルを越える作品を作ってくれそうですねっ♪
ぜひやってほしいですねっ(^^)
  • 2007/02/01
  • パッチさん
パッチさん(^^)
先日はこの作品のコメントをありがとうございました。

この作品は色々な所でやはり評価が高く、とても気になっていた作品なのですが鑑賞してみてその意味がよくわかりました。

仰るように映像に凄くセンスを感じる作品で、その映像と実話というスト-リ-にとてつもないパワ-を感じましたね。

60、70年代に実際にあった凄まじい社会と事件を扱った重いテ-マの映画なのですが、監督の素晴らしいセンスで一級の作品に仕上がっていると思います。

しかし、サッカ-などでとても馴染みのある国ブラジルであんな酷い事が起こっていたなんて、こうした作品を通して知るものも多いですね。
子供が子供を殺める悲劇。あのガキ軍団は本当に恐ろしく辛いシ-ンでした。また、最後の抗争のシ-ンは戦争映画の様でしたね。

非常にパワ-がある凄い作品でした。

いつも本当にありがとうございます。(^^)

  • 2009/06/08
  • ユウ太さん
 【ユウ太さんへ】

こんにちは、ユウ太さん。
コメントありがとうございます。

この映画の評価は高いですよねぇ。
物語からしてすごいパワーが感じられる作品ですが、
その溢れ出るパワーを、映像やカメラワークのセンスできちんと形にしていたと思います。
実話ということで、とても考えされられる作品ですが、
物語に対して後味の悪さというものは見事に抑えられていますよねっ。
映画として素晴らしい作品だと思います。

ブラジルといえばサッカーですよねっ。
子供たちが裸足でサッカーボールを追いかける姿が印象に残っているのですが、
ファベーラと呼ばれるスラムでは、このようなことがあったのですねっ。
この映画を観るまで知りませんでした。
子供が持つ銃はまるでおもちゃを持っているかのように所持する姿は、
ほんとにその現状を物語っていたと思います。
銃の怖さ以上に状況が怖かったです。

センスがあってこその映画ですよねっ。
素晴らしい作品だと思います。

ご訪問ありがとうございました(^^)

  • 2009/06/09
  • パッチさん



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