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マルコムX

11.16

映画「マルコムX」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 妨害、中傷などのさまざまな困難を乗り越えて完成にこぎつけた、スパイク・リー監督による入魂の一大力作である。
 あくまで史実に基づいて描かれてはいるものの、本作は単なる伝記映画ではない。マルコムX(デンゼル・ワシントン)の生涯を語ることで、今なお差別にあえぐ同胞にアフロ・アメリカンとしての自覚と誇りを促す、強烈なメッセージフィルムともいえる内容だ。それゆえ、なによりマルコムの精神的成長過程に主眼を置いた作りが特徴的だ。なぜ彼は、チンピラ同然の生活をやめたのか。なぜ彼は、同じ肌の色をした者に殺されなければならなかったのか。監督の主張は、当時とさして変わらぬ状況下にある若者たちの胸へ、ダイレクトに響いたに違いない。ラストに流れる俳優オシー・デイヴィスの追悼の言葉も、深い感銘を残す。

 【 出演 】
デンゼル・ワシントン, アンジェラ・バセット

 【 監督 】
スパイク・リー



 【 感想 】

 みなさんはこの映画『マルコムX』を観ましたか?このタイトルである「マルコムX」とは人名であり、実際に存在した人物です。攻撃的かつ活発な黒人解放運動家であるマルコムXの人生を描いた実話映画です。

黒人開放運動家 マルコム(デンゼル・ワシントン)


 マルコムは白人のような服装に身を包み、白人女を抱き、泥棒して生活をしていたが、空き巣と強盗の罪より懲役10年の実刑を宣告されて服役することになります。

 そして、その獄中でイライジャ・ムハンマドと彼の行っていたブラック・ムスリム運動に出会い、その教えを勤勉に研究したんです。そして歴史上および哲学上にイライジャ・ムハンマドの教えとネイション・オブ・イスラム教団の正当性を発見しましたっ。これがきっかけで黒人解放運動家であるマルコムが誕生したんですねっ。

 その後、刑期を勤め上げたマルコムXはネーション・オブ・イスラムのリーダーであるイライジャ・ムハンマドに出会い黒人解放運動家として頭角を現します。そして、ネイション・オブ・イスラム教団から「X」の姓を授かり、これ以降「マルコムX」を名乗ることになります。

 すごい人生ですよねっ。白人のように縮れ毛を薬品でまっすぐに伸ばすシーンがありましたが、そのときの彼からは想像も付かないような考えの持ち主になりましたねぇ。

 ネイション・オブ・イスラム教団のひとりが警察官に暴行を受け逮捕されたときに、教団はこれに抗議しマルコムを中心として留置所前で仲間を病院へ送るよう要求した場面はほんと印象強く残っています。結果的にこのことがきっかけで、ネイション・オブ・イスラム教団とマルコムは有名になったんです。すごい信念と力を持っている人ですねっ。

ネイション・オブ・イスラム教団 への失望、そして・・・


 ただある事件がマルコムXの考えを変えてしまったんです。イライジャが少女を強姦し子を産ませていたことが判明しマルコムは、今まで誠心誠意尽くし信じきっていたネイション・オブ・イスラム教団に失望するんです。これがきっかけで、マルコムは教団から命を狙われることになります。

 その後、メッカを訪れたマルコムは白人でありながら自分たち黒人を肌で判断しない彼らに感銘を受け、それまでの考えを捨てて、正統イスラム教徒への転向者としてアメリカに帰国し、ネイション・オブ・イスラム教団を脱退します。そしてマルコムとネイション・オブ・イスラム教団の関係は一層悪くなり、マルコムは常に命の危険を感じながら生活することとなってしまいます。

 その後…1965年2月21日、スピーチの途中に15発の銃弾を受け亡くなります。

デンゼル・ワシントンのすばらしい演技


 ほんとにマルコムXはすごい人生を歩んできましたよねっ。そしてこんなマルコムXをデンゼル・ワシントンが演じています。すばらしい演技です。マルコムXのことを知りたければ、この映画を観ればきっと理解できると思います。重くて深い作品が好きな人にはおすすめの映画です。

当時の激しい人種差別の時代に黒人のために尽くしたマルコムXを殺したのが白人でなく黒人だったというのが皮肉です。ひと昔前の黒人=被害者という黒人監督にありがちな映画でないところが良かった気がします。

映画「マルコムX」のDVD・本

ちわ~♪
希少な黒人監督による黒人作品ですね。
今でも強烈に印象に残っている映画です。
スパイク・リー監督の問題提議の表現の仕方は唸らせますねぇ。
「WAKE UP!」
「お前はどう思うねん!」
とずしずし心に響きます。
  • 2006/11/17
  • marikoさん
 【marikoさんへ】

コメントありがとうございます♪
黒人監督なんですか?
初めて知りましたっ(>_<)
でも、黒人の監督だからこそマルコムXという人物をうまく表現できたんでしょうねっ♪

ほんとに表現がうまいです♪
観ている人にドシッと伝わってきます♪
そしてマルコムXを演じるのがデンゼル・ワシントンならなおさらですよねっ♪
この映画を観てマルコムXという人物がいたということたくさんの人に知ってほしいです(^^)
  • 2006/11/18
  • パッチさん
どうもです~
スパイク・リ-の渾身の作品ですね~。
黒人社会や黒人差別など、あらゆる問題提起をする作品を作るスパイク・リ-作品はほぼハズレ無しですね。
また俳優陣もこの作品のデンゼル・ワシントンをはじめ、ウェズリ-・スナイプスやサミュエル・L・ジャクソンも多くの作品に出ていますね。
他にも素晴らしい、奥の深い作品がたくさんありますよ!
この作品が好きな方は特に。自分的には「ドゥ・ザ・ライト・シング」や「ジャングル・フィ-バ-」などもすごくよく出来ていて考えさせられますよ!
(^^)
  • 2006/11/18
  • ユウ太さん
 【ユウ太さんへ】

いつもコメントありがとうございます♪
スパイク・リー監督の作品、ほとんど観てないんですよねっ(>_<)
「ラスト・ゲーム」ってスパイク・リー監督の作品だったかなっ?
あとはもう1つ忘れましたけど、何か作品を観たと思います♪

ユウ太さんのおすすめの「ドゥ・ザ・ライト・シング」と「ジャングル・フィーバー」は観てないんで、ぜひ観てみたいです♪
やはり深い映画というのは見応えがありますもんねっ♪
それに映画を観終わったときに、考えさせられます♪

んじゃ、記事にユウ太さんのおすすめを載せておきますねっ(^^)
  • 2006/11/18
  • パッチさん
こんばんは この作品は前に観た覚えが有ります。先生の記事を見て思い出しました。デンゼル・ワシントンもあまり知らなかった頃でした。そしてスナイプスとジャクソンも出ていたんですね。黒人俳優総出演だったのかもです。監督もスパイク・リーだったのですね。当時の激しい人種差別の時代に黒人のために尽くしたマルコムXを殺したのが白人でなく黒人だったというのが皮肉です。ひと昔前の黒人=被害者という黒人監督にありがちな映画でないところ良かった気がします。善悪に肌の色は関係無いという事ですね。私もユウ太さんお勧めの作品はまだ観てませんので。機会を見つけて探してみます。
  • 2006/11/18
  • ワトソンさん
 【ワトソンさんへ】

コメントありがとうございます♪
今回は思う存分ネタバレで記事を書きましたので、この記事をきっかけにして内容を思い出す人も多いかもしれませんねっ♪

ある意味、マルコムXは黒人にとってのヒーローみたいな存在ですよねっ♪
信念や意志がほんとに強くないと彼のような言動は無理ですよねっ♪

ワトソンさんもユウ太さんのおすすめを観ていないんですねっ♪
私も早く観てみたいです♪

あとワトソンさんのコメントを引用させていただいていいですか?
もし迷惑ならすぐに削除しますのでいつでも言ってくださいねっ(^^)

  • 2006/11/18
  • パッチさん
どうもいつもお世話になってます。引用はOKですが、恐れ入ります。だんだん思い出してきました。教会とか組織は邪魔な物は排除するか洗脳したがるようですね。善人を操って力を握って、いつか勘違いして独裁者が出てきたりしますが、ほんと映画は勉強になります。(^^;)
  • 2006/11/19
  • ワトソンさん
 【ワトソンさんへ】

引用の件、ありがとうございます♪
ほんとに映画は勉強になりますよねっ♪
邪魔なものは排除するというのは、まさにマルコムXはその被害者ですよねっ♪
その結果、殺されてしまいますもんねっ♪

もちろん、元はマルコムXも組織の人間ですから邪魔なものには対抗してましたが、マルコムXに関しては確固たる信念がそうさしていたんでしょうねっ♪
自分の中の正義を貫き通す姿には、マルコムXに限らずかっこいいです♪

この映画から得るものはほんとにたくさんありますよねっ(^^)
  • 2006/11/19
  • パッチさん
どうもです~

自分のお薦めが作品の記事に出てましたね~ ありがとうございます。
どちらも黒人社会の差別問題が大テ-マにあるのでスパイク・リ-作品ではお勧めの作品ですよ。

パッチさんがおっしゃっている「ラスト・ゲ-ム」もスパイク・リ-作品ですね~。デンゼル・ワシントン主演でバスケ好きの方には楽しめる作品ですかね。

自分は音楽とかもブラック・ミュ-ジック、HIP HOPやレゲェ等が好きですし、黒人さん達はとにかく格好良くて憧れておりますのでスパイク・リ-作品を観て黒人社会等を勉強したのです。
黒人社会は今もなお、差別や偏見があって複雑なんですよね~
そうした根っこの深い部分を同じ黒人である監督が描くから凄い説得力のある作品が生まれるのだと思います。

HIP HOPやレゲェなんかのル-ツなんかもそれは深い意味があったんですよね~。

そうした部分を映画等で勉強すると本当に面白く、意義深い事柄を知ることが出来るので沢山の映画を観ているのです。

本当に映画とは知識や心を豊かにしてくれる。

そうですね~大げさかもしれませんが、自分にとって「人生」を豊かにしてくれる素晴らしいアイテムです。
皆さんはどうですか?
(^^)
  • 2006/11/20
  • ユウ太さん
 【ユウ太さんへ】

いつもコメントありがとうございます♪
ユウ太さんは黒人さんが好きなんですねっ♪
ほんとにかっこいいですよねっ♪
黒人の人は特有の文化を持っていますよねっ♪
もちろん肌の色は関係なく白人であったり、私たちのような黄色人種の人たちの中にも黒人の人たちの文化に触れて、魅了されてレゲェやヒップホップなどの音楽を楽しむ人もたくさんいて、昔よりは黒人さんの文化が受け入れられていますよねっ♪
といっても私たち日本人は黒人差別というものに直接触れることが少ないので把握しにくいところもあり実感しにくい部分もあると思います♪
実際今も根強く差別と偏見というのが残っていますもんねっ♪

そういう意味でいうと映画というものはその時代の状況や問題、社会、生活というものを知ることができるのでいいですよねっ♪しかも、いろんな国のことを知ることのできるので本当に勉強になります♪

映画がきっかけで何かに興味を持つ人もいると思いますし、何かへの興味がきっかけで映画を観ることもあると思います♪
ほんとに映画というものはすばらしいですよねっ♪

私にとって映画とはなんでしょうねぇ♪
映画とは…人生を楽しむためのアイテム♪
ユウ太さんと一緒になってしまいましたっ♪
でもそうですよねっ♪
映画はいろんな世界に連れていってくれて、いろんなものを魅せてくれます♪
まだ現実には無理ですが、宇宙旅行だって映画ならできちゃいます♪
私にとっても人生を楽しむ上で大切なアイテムですねっ(^^)
  • 2006/11/20
  • パッチさん



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