ユージュアル・サスペクツ
2007.07.24

船舶の炎上事故を調べていた捜査官クラインは尋問していたヴァーバルから奇妙な話を聞かされる。6週間前に銃器強奪事件の容疑者として集められた5人が、釈放後、協力して宝石強奪を決行。ブツをさばくためにLAの故買屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されるが、宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、トラブルから相手を射殺してしまう。そして恐慌状態の彼らの前に、伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の右腕と名乗る弁護士が現れたというのだ……。
【 出演 】
トッド・ホックニー・・・・ケヴィン・ポラック
マイケル・マクマナス・・・スティーヴン・ボールドウィン
フレッド・フェンスター・・ベニチオ・デル・トロ
ディーン・キートン・・・・ガブリエル・バーン
ヴァーバル・キント・・・・ケビン・スペイシー
【 監督 】
ブライアン・シンガー
【 受賞 】
1995年度アカデミーオリジナル脚本賞、助演男優賞受賞
【 感想 】
この映画「ユージュアル・サスペクツ」をみなさんは観たことがありますか?すばらしいサスペンス映画です。サスペンス映画の中ではとても評価が高く、サスペンス映画の中でもっともすばらしい作品と評価する人もたくさんいます。アカデミー賞では脚本賞・助演男優賞を獲得しました。
タイトルである「ユージュアル・サスペクツ」とはどういう意味かわかりますか?"常習犯罪者"という意味なんです。そんな常習犯罪者である5人がある事件がきっかけで容疑者として集められます。そしてそのあとその5人は手を組んで犯罪を犯すんですが、彼らにある伝説のギャングから刺客が送られるのです。その伝説のギャングとは…"カイザー・ソゼ"。
この映画はほんとに脚本がすばらしいです。私も知人におすすめするんですが、中には内容が理解できなかったという人も何人かいたので少し難しいかもしれませんが、おすすめのサスペンス映画です。そしてかっこいい作品ですので、何回観ても楽しめる作品だと思います。
この映画はほんとに脚本がすばらしいです。私も知人におすすめするんですが、中には内容が理解できなかったという人も何人かいたので少し難しいかもしれませんが、おすすめのサスペンス映画です。そしてかっこいい作品ですので、何回観ても楽しめる作品だと思います。
ユージュアル・サスペクツの解説・詳細・ネタバレ

ある日の夜、カリフォルニアで船が大爆発した。その船はコカインの取引に使われており、争いが起きた結果船が爆発したらしい。その結果27人が…死亡。そして現金9100万ドルが…消えた。
この事件の生き残りは2人。1人は重症、そしてもう1人は無傷で生き残った。一体この事件の真相は…!?
たった1人の無傷の生き残り…
貨物船爆発事故で27人の死人が出たが、27人とも身元が判明できず事件は謎に包まれていた。警察官であるデビッド・クイヤンは事故の真相を確かめるべく、たった一人無傷で生き残った人物"ヴァーバル・キント(ケビン・スペイシー)"を呼び出した。彼は左半身不随で、今まで詐欺師として生活を送っていた。そんなキントにクイヤンは船爆発事故の真相を問いただすが、この事件を語るにはまず6週間前に遡るのである。

" ユージュアル・サスペクツ ( 常習犯罪者 )の面通し " 〜6週間前〜
銃を大量に運んだトラックが襲われる事件が起こった。その事件の面通しとして5人の常習犯罪者が警察署に連れてこられます。しかし残念ながら証拠不十分ということで釈放されるのです。
トッド・ホックニー (ケヴィン・ポラック)
爆破のスペシャリスト。
マイケル・マクマナス (スティーヴン・ボールドウィン)
フェンスターとコンビを組み数々の犯罪を犯してきた。
フレッド・フェンスター (ベニチオ・デル・トロ)
マクマナスとコンビを組み数々の犯罪を犯してきた。
ディーン・キートン (ガブリエル・バーン)
元汚職警官。現在レストランを経営中。
ロジャー・ヴァーバル・キント (ケビン・スペイシー)
左半身不随の詐欺師。貨物船爆破事件で、唯一無傷で生き残った男。
トッド・ホックニー (ケヴィン・ポラック)爆破のスペシャリスト。
マイケル・マクマナス (スティーヴン・ボールドウィン)フェンスターとコンビを組み数々の犯罪を犯してきた。
フレッド・フェンスター (ベニチオ・デル・トロ)マクマナスとコンビを組み数々の犯罪を犯してきた。
ディーン・キートン (ガブリエル・バーン)元汚職警官。現在レストランを経営中。
ロジャー・ヴァーバル・キント (ケビン・スペイシー)左半身不随の詐欺師。貨物船爆破事件で、唯一無傷で生き残った男。
キントはクイヤンに尋問され6週間前にさかのぼり話し始めた…。
釈放後のユージュアル・サスペクツ
面通しが終わり釈放された5人は結束し金儲けを企みます。そして目を付けたのが禁制品を乗せたパトカーの襲撃です。襲撃は成功し大量のエメラルドを強奪することに成功した。
その後大量のエメラルドを現金に変えるためにマクナマスの知り合いのレッドフッドと取り引きを行なうことになるのです。その時にレッドフッドからある儲け話を持ちかけられます。それはテキサスの宝石商の襲撃。あまり乗り気ではない彼らでしたが、迷いながらも実行することにしたのです。
しかし計画は失敗…。死人を出さずに実行するつもりが宝石商とそのボディガードを殺してしまうのです。そしてレッドフッドの話とは違って宝石ではなく麻薬だったのです。話が違うとレッドフッドを問いただすと"コバヤシ"という男に頼まれたとのこと。そしてそのコバヤシとは伝説のギャングである"カイザー・ソゼ"の右腕らしいのです…。コバヤシとは一体…!?そして、カイザー・ソゼとは一体何者なのか…!?
その後大量のエメラルドを現金に変えるためにマクナマスの知り合いのレッドフッドと取り引きを行なうことになるのです。その時にレッドフッドからある儲け話を持ちかけられます。それはテキサスの宝石商の襲撃。あまり乗り気ではない彼らでしたが、迷いながらも実行することにしたのです。
しかし計画は失敗…。死人を出さずに実行するつもりが宝石商とそのボディガードを殺してしまうのです。そしてレッドフッドの話とは違って宝石ではなく麻薬だったのです。話が違うとレッドフッドを問いただすと"コバヤシ"という男に頼まれたとのこと。そしてそのコバヤシとは伝説のギャングである"カイザー・ソゼ"の右腕らしいのです…。コバヤシとは一体…!?そして、カイザー・ソゼとは一体何者なのか…!?
謎の男カイザー・ソゼの右腕 " コバヤシ "
5人はコバヤシの名乗るカイザー・ソゼからの使いの者と会うことになるのです。コバヤシが言うには、彼ら5人は知らず知らずのうちにカイザー・ソゼの所有物を盗んでいたということなんです。そしてその償いとしてある仕事をやってほしいとのこと。実は面通しとして警察に5人を集めたのは、ある仕事をさせるためにカイザー・ソゼが仕組んだのです♪なかなか仕事を受ける気になれなかったが、逃げ出したフェンスターが無数の銃弾を浴びて見つかりカイザー・ソゼの恐ろしさを実感した残りの4人はコバヤシの言う事に従わざるには終えなくなったのです。そしてその仕事とは、ソゼの敵であるアルゼンチン・ギャングが船でコカインの取引を行なうので、その船と積荷を爆破することなんです。もし成功すればカイザー・ソゼへの貸しが帳消しとなり、取引のための現金9100万ドルの分け前をもらうということなんです。
こうしてクイヤンのキントへの尋問が行なわれていた時を同じくして、もう1人の生き残りである全身火傷の重症で病院に運びこまれたコバッシュという男は何かに怯え、ある言葉を呟いていた…。その言葉は「カイザー・ソゼ…カイザー・ソゼ…」。こうして病院にいる捜査官はコバッシュの証言をもとに似顔絵の作成を始めたのです。
これまでキントから船爆発事件に至った経緯を聞きだした。カイザー・ソゼのことを話すのは命を賭けて話さなくてはならないことを分かっているキントは、これ以上話したくない…。そんな半身不随で気弱なキントに対して、怒鳴り散らして強引に船襲撃の日のことを話させようとするクイヤン。こうしてキントは脅されるかのように、船襲撃の時の事を話し始めるのである…。
貨物船襲撃事件の真相…
4人は船の襲撃を開始した。キントは半身不随のため見張り役として残り、あとのキートン、マクマナス、ホックニーは武装し船に向かった。船員であるアルゼンチン・ギャングとの激しい銃撃戦が始まったのです。キートンとマクマナスは船の中にある麻薬を探し、ホックニーは車に詰まれた9100万ドルを探した。しかし、船の中をいくら探しても麻薬は見つからなかったのです…。そしてお金を探していたホックニーは殺されていた…。
船の中に麻薬は一切なかった…しかし、その代わりにカイザー・ソゼの秘密を知っているというマルケスがこの船には乗っていたのです。そんな彼も何者かに殺された…。
甲板にやってきたキートン。そこにマクマナスもやってきたが…何かを呟き倒れた。背中にナイフが刺さっていたのです。その頃キントは静かになった船に向かい、船の近くにあった積み重なったロープの隙間から船を観察したのです。その時、甲板にいたキートンは黒い帽子とコートに身を包んだ謎の人物に銃で撃たれ殺されてしまったのです。そうっ、おそらくこの謎の人物こそが…カイザー・ソゼ…。キートンを殺したカイザー・ソゼはジッポに火を付け船を爆発させたのです…。

船の中に麻薬は一切なかった…しかし、その代わりにカイザー・ソゼの秘密を知っているというマルケスがこの船には乗っていたのです。そんな彼も何者かに殺された…。
甲板にやってきたキートン。そこにマクマナスもやってきたが…何かを呟き倒れた。背中にナイフが刺さっていたのです。その頃キントは静かになった船に向かい、船の近くにあった積み重なったロープの隙間から船を観察したのです。その時、甲板にいたキートンは黒い帽子とコートに身を包んだ謎の人物に銃で撃たれ殺されてしまったのです。そうっ、おそらくこの謎の人物こそが…カイザー・ソゼ…。キートンを殺したカイザー・ソゼはジッポに火を付け船を爆発させたのです…。
クイヤン捜査官はキントの供述を聞き、ある1人の人物の存在が浮かんできた…。それは1度死んだと見せかけたが実は生きていたという偽装事件を過去に起こしていた人物…キートン。そして今回も実はキートンは偽装を行い死んだと見せかけていると言うんです。その偽装を成立させるためにキートンは半身不随のキントを利用したと言うのです。
それを聞いたキントは否定します。確かにキートンが撃たれたのを見たというのです。遠く離れたところから?深夜という暗闇の中で顔を確認できたのか?銃声を聞いたことによる思い込みでは?そして、キントは囁くように言った「すべてはキートンが立てた計画だった…」と。クイヤンはキントの供述を聞き確信したのです。
そう…キートンこそが"カイザー・ソゼ"だと…。


伝説のギャング " カイザー・ソゼ "
尋問を受けていたヴァーバル・キントは釈放された。そう、カイザー・ソゼはキートン。キートンは死亡を装い、まだ生きているかもしれないが、謎に包まれていた船爆発事件は解決したのです。張り詰めていた緊張の糸が切れ、表情も柔らかくなったクイヤン捜査官。たくさんの捜査資料が貼られている目の前の掲示板を眺めながら、コーヒーを飲んで息抜きをしていた。
と、その時!!コーヒーの入ったマグカップが落下…!
先ほどまでのリラックスしていた表情が一変、クイヤン捜査官の顔は引きつり青ざめているのです。そして次の瞬間、突然急ぐように走り出すクイヤン捜査官…なぜ!?捜査資料が貼られている掲示板を見つめていたクイヤン捜査官に何が起こったというのか…!?

乱雑に捜査資料が貼られている掲示板…。たくさんの事件についての資料が貼られている…。クイヤン捜査官にとって初めて見たたくさんの資料…しかし、そこには聞き覚えのある言葉・名前・地名ばかり…。
それもそのはず、先ほどまでキントの口から発せられていた言葉ばかりなのです♪そう…キントは掲示板に貼られた資料の言葉を使って、話を構成していたのです。キントの供述は…すべてが嘘…。そして割れたマグカップの底には"コバヤシ陶器"という文字が…。
と、その時!!コーヒーの入ったマグカップが落下…!
先ほどまでのリラックスしていた表情が一変、クイヤン捜査官の顔は引きつり青ざめているのです。そして次の瞬間、突然急ぐように走り出すクイヤン捜査官…なぜ!?捜査資料が貼られている掲示板を見つめていたクイヤン捜査官に何が起こったというのか…!?

乱雑に捜査資料が貼られている掲示板…。たくさんの事件についての資料が貼られている…。クイヤン捜査官にとって初めて見たたくさんの資料…しかし、そこには聞き覚えのある言葉・名前・地名ばかり…。
それもそのはず、先ほどまでキントの口から発せられていた言葉ばかりなのです♪そう…キントは掲示板に貼られた資料の言葉を使って、話を構成していたのです。キントの供述は…すべてが嘘…。そして割れたマグカップの底には"コバヤシ陶器"という文字が…。
釈放されたヴァーバル・キント…いやっ、カイザー・ソゼは町を歩いていた。麻痺している左半身を引きづりながら…しかし突然、カイザー・ソゼは普通に歩き始めたのです。そして左手を器用に使いタバコに火と付けたのです♪そう、彼は障害者と偽っていたのです。そしてカイザー・ソゼを迎えに来たかのように一台の高級車が止まり、その車にカイザー・ソゼは乗り姿を消してしまったのです。その車を運転していたのは"コバヤシ"と名乗っていた男…。もうコバヤシと呼ばれていた男の本当の名前はわからないが、カイザー・ソゼの右腕だったというのは本当だったんですねっ。

そして、フッ、消えた…
とても長い映画紹介になってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございました。私の周りでこの映画が理解できなかったという人が何人かいたので、丁寧に紹介してみました。分かりやすくするために緑の部分に書いたものは、すべてヴァーバル・キント(=カイザー・ソゼ)の嘘の供述です。
この「ユージュアル・サスペクツ」の見所というのはやはり"カイザー・ソゼ"ですよねっ。一体カイザー・ソゼの正体は?カイザー・ソゼは実在するのか?私はほとんどのサスペンスでまんまと引っかかってしまうサスペンスを楽しむために生まれてきた感じですけど、けっこうこの映画のオチの予想が付いたという人もけっこういますねっ。ほんとにすばらしいと思います。
この映画の見所としてもう1つ、それは"伏線"。サスペンスというのは他のジャンルと比べて再鑑賞する場合には楽しみが減ってしまいますけど、この「ユージュアル・サスペクツ」の伏線は映画通であればあるほど楽しめる伏線だと思います。というのも取調室でのケビン・スペイシー演じるヴァーバル・キントの目線の先にあるものすべてが伏線なんですねっ。伏線だけで1つ記事を作ってみるのもおもしろいかもしれませんねっ。
ケビン・スペイシー 第68回アカデミー賞 助演男優賞受賞
「ユージュアル・サスペクツ」はアカデミー賞で助演男優賞と脚本賞を受賞しました。助演男優賞を獲得したのはヴァーバル・キントを演じたケビン・スペイシー。ではこの映画の主演は?そう、この映画を観た人ならわかりますけどケビン・スペイシーですよねっ。しかし、助演男優賞なんです♪なぜなんでしょうねっ♪もしケビン・スペイシーが主演男優賞を受賞してしまったら、この映画を観ていない人にはオチがバレてしまいますよねっ。なので「ユージュアル・サスペクツ」の主演は"カイザー・ソゼ"ということなんですねっ。ケビン・スペイシーを助演男優にすることによって、まだ観ていない人にも楽しんでもらえるようにと監督の気遣いがあるんですねっ。
アカデミー賞助演男優賞&脚本賞、共に納得の受賞です。
「ユージュアル・サスペクツ」のDVD・サントラCD・ポスター
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