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マジェスティック

08.03

マジェスティックのジャケット


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」のフランク・ダラボン監督が、戦後ハリウッド赤狩り時代を背景に、映画をツールとした人間の心の再生と勇気を謳い上げるヒューマン巨編。
 1950年代のハリウッド、新進脚本家ピーター(ジム・キャリー)は、非米活動委員会から共産主義者の疑いをかけられた直後、交通事故で記憶を失い、ある町へとたどりつく。そこで彼は映画館「マジェスティック」館主ハリー(マーティン・ランドー)の息子であり、戦場で行方不明になっていた第2次世界大戦の英雄ルークと間違えられてしまう…。

 【 出演 】
ジム・キャリー, マーティン・ランドー

 【 監督 】
フランク・ダラボン

 【 キャッチコピー 】
自分のことすら知らない男を、町の誰もが「希望」と呼んだ。



 【 感想 】

 この映画「 マジェスティック 」をみなさんは観たことがありますか?この映画は、ジム・キャリーの演技が光るほんとにいい作品ですっ。監督もあの「ショーシャンクの空に」の監督を務めたフランク・ダラボンですし、雰囲気があり感動のある良い物語になっていますっ。

この映画をより楽しむために


 本作品は決してストーリーが複雑ではありませんので、多くの方々に楽しんでもらえる映画なのですが、1950年代のアメリカ合衆国の情勢と時代背景をわかった上で鑑賞すると、より楽しんでもらえると思います。

 + 「赤狩り」とは? +

 「赤狩り(レッドパージ)」という言葉を聞いたことはありますか?第二次世界大戦が終わり、アメリカとソ連が冷戦状態になっていました。この時に共産主義者と同調者への弾圧が激しかったのですが、これは映画界にも影響を与えました。そして、映画界の監督・俳優・脚本家らへの弾圧が始まったのです。

 と、簡単にですが説明させていただきました。このように「赤狩り」によるアメリカの映画産業への弾圧が、1950年代にあったということを踏まえた上で鑑賞してもらいたいです。

ピーター(ジム・キャリー)


 1951年のハリウッドで映画の脚本家をしていたピーター(ジム・キャリー)は、共産主義者と疑いをかけられてしまい、彼は映画界での居場所を無くしてしまいます。そして自暴自棄に陥ってしまったピーターは、飲酒運転で事故を起こしてしまい、川に流されてしまいます。

 彼が流されて辿り着いたのは「ローソン」という町、無事に助かったピーターですが彼は記憶喪失になってしまったのです。こうしてローソンという町で記憶喪失のピーターの物語が始まります。

記憶を失う

 ジム・キャリーが、記憶がない姿、記憶が戻りつつある姿、記憶が戻った姿をすばらしく演じています。ある意味一人二役を演じているジム・キャリーのすばらしい演技に賞賛です。ジム・キャリーの作品は何本か観ていますが、コメディー映画のジム・キャリーよりも、このようなヒューマン映画に出ているジム・キャリーの方が私は好きです。表情豊かなので、表情だけでいろいろ伝えてくれます。

ジム・キャリーの演技

英雄ルーク


 記憶を失い自分が誰なのかさえわからないピーターですが、戦争で行方不明になった町の英雄ルークにそっくりだということで、ルークだと勘違いされてしまいます。しかし、記憶を無くしてしまっているので、自分がルークなのかどうなのかさえピーターはわからないのです。

 記憶を失ったが町のみんなから英雄ルークが帰ってきたと大歓迎されます。戸惑いながらも祝福に喜ぶピーターをジム・キャリーが見事に演じていました。ルークとしてこの町で生きていくことになったピーターが、徐々に町に馴染んで行き、町の映画館「マジェスティック」を再建していくところは良かったです。

街で歓迎される

映画館「マジェスティック」


 廃れた映画館「マジェスティック」をピーターが再建します。静かな町に煌びやかなネオンで輝く映画館は、まさに活気が無くなっていた町と町の人たちに明るさを取り戻すことになります。これはピーターのおかげであり、英雄ルークは町の人たちにとって欠かせない存在となっていくのです。

 赤狩りが映画界にも影響を与えていた時代に、町の人々に希望と活気を取り戻させたのは、ピーターが再建した映画館「マジェスティック」というのが何とも考え深いものがありました。映画というものは人生において必要不可欠なものではないにしろ、映画という小さな娯楽が人々に与えるものはとても大きなものだと感じました。

 そして過去の記憶を無くしてはいましたが、ピーターも映画というものがいかに素晴らしいものなのか、そして映画に関わることがいかに幸せなことなのかを感じていたと思います。

映画館設立

記憶を取り戻していくピーター


 ピーターは映画館を見事に再建させ、恋もして、すっかりルークとして町に馴染んでおり、町にとっても大切な存在となっていたピーターですが、彼の記憶が徐々に取り戻されていくのです。そのきっかけとなったのが「映画」なんです。元々映画に関わっていたということで、ある作品によって彼の記憶が甦ったのです。

 ピーターは記憶を無くしていたがローソンという町でルークとして生きていくことに幸せを感じていたと思います。そんな時に甦った本当の自分。この時のとまどいは大きかったと思います。そんな複雑な心情をジム・キャリーが素晴らしい演技で表現していました。

ルークとピーター


 記憶を取り戻したピーターに、共産主義者ということで審問会への出頭を命じられます。町の人たちにルークではないということが知れ渡り、「身を隠すために芝居をしていた」と誤解され数々の非難と罵倒を浴びせられます。

 町の人たちの落胆の気持ちはとてもわかります。おそらく裏切られたという気分でしょうねっ。しかし、それ以上に辛かったのはピーターではないでしょうか。彼は本当に町のためにルークとして生きていました。彼が町の人たちに見せていた姿は、名前がルークというだけであって、決して演じていたわけではなくピーターの真実の部分だったと思います。それだけに町の人たちの反応には悲しいものがありました。

審問会


 ピーターは審問会に出頭しました。しかし、彼は決して共産主義者ではないのです。ただ認めて反省し転向声明をすることで彼は無実放免になれるのです。彼の答えは決まっていて、転向声明をすることを承諾しました。しかし、彼は結果的に声明はしなかったのです。これは本当に感動しました。

 かつてのピーターであれば簡単に声明していたでしょう。しかし、彼はローソンの町でルークとして生きていたということが、彼を変えたのです。彼はピーターでありルークなのです。ルークがピーターを変えたのです。審問会でのピーターの演説は本当に感動でした。あの演説は何度でも見たいシーンです。そしてラストも素晴らしかったです。

映画「マジェスティック」のDVD・サントラ音楽

先生お世話になります。
「ショーンシャンクの空」の監督でしたか。やはりジム・キャリーは巧いですね。
そしてこの映画は泣けますね。
最後の決断涙なしでは観られません。
この間記憶喪失のピアノマン騒動が
有りましたがこの映画を連想致しました。(><)

それとおかげさまで
ランキングSF部門で2位にUP致し
ました。(SFが好きな物で方向が傾いてます。(><;))
ありがとうございました。
(^-^)V
  • 2006/08/04
  • ワトソンさん
 【ワトソンさんへ】

コメントありがとうございます♪
フランクダラボン監督はやっぱりいいですよねっ♪感動のあるいいヒューマン映画を作りますよねっ♪

ランキングSF部門で2位になってましたねぇ♪おめでとうございます♪
方向が傾いてて全然いいと思いますよっ♪
SF映画が観たくなったら、ワトソンさんのブログを観に行こうっってなりますしっ(^_-)-☆
これからもがんばってくださいねっ♪
  • 2006/08/04
  • パッチさん
先生昨日「ディック&ジェーン」を観ました。ちょっとつらい物が有りました。ジム・キャリーはやはりコメディーよりヒューマンな作品の方が好きです。哀愁を感じさせる演技がもっと観たいです。「トゥルーマン・ショウ」は良かったですが。(^-^)
  • 2006/08/05
  • ワトソンさん
 【ワトソンさんへ】

いつもコメントありがとうございます♪
「トゥルーマン・ショウ」もよかったですねっ♪ジム・キャリーの演技もよかったですし、アイデアもいいですよねっ♪近いうちに紹介したいと思います♪
ジム・キャリーの表情の演技は最高ですもんねっ(^_-)-☆
  • 2006/08/05
  • パッチさん
パッチさん、達也です。
『マジェスティック』いい映画ですよね。
フランクタラボン監督は、『ショーシャンクの空』以来大好きな監督の一人です。
見終わった後に、心をハッピーにさせてくれる、秀作だと思います。

P.S トラックバックさせてくださいね。
  • 2006/08/24
  • TATSUYAさん
 【達也さんへ】

コメントありがとうございます♪トラックバック大歓迎です♪
フランクダラボン監督は「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」などいい作品を作っていますもんねぇ♪
爽快な感動をいつも与えてくれるので私も好きな監督の一人です(^_-)-☆
  • 2006/08/25
  • パッチさん



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  • 2006/08/13