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  2. 2006年10月

デッドマン・ウォーキング

2006.10.25

映画「デッドマン・ウォーキング」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 仲間や若いカップルを惨殺した罪で死刑を宣告されている囚人マシュー(ショーン・ペン)と、彼を救うべく特赦査問会を要請する尼僧ヘレン(スーザン・サランドン)。やがて嘆願が却下され、死刑執行の日が迫るなか、マシューの頑なな心は開かれていく…。
 死刑という社会的テーマに真正面から挑んだ、ティム・ロビンス監督の意欲的傑作。加害者の人権だけではなく、被害者の哀しみまでをも見過ごすことのない慎重な構成が、永遠に解決されることはないであろう問題を、さらに複雑なものとして観る者に露呈させてくれている。キャストの名演も特筆もので、スーザン・サランドンはアカデミー賞主演女優賞を、ショーン・ペンはベルリン映画祭男優賞を受賞している。

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  • [ ヒューマン ドラマ映画 ] 法廷 刑務所 脱獄

シャイニング

2006.10.24

映画「シャイニング」


 【 ストーリー・あらすじ 】

 スティーブン・キング原作のホラー小説を、鬼才キューブリック監督が映画化した問題作。雪に閉ざされたロッキー山上の大ホテルに、管理人としてやって来た小説家(ジャック・ニコルソン)とその家族。しかしそのホテルには、前任者が家族を殺し、自殺するという呪われた過去があった…。
 惨殺された双児の少女の亡霊、エレベーターからあふれ出る血の洪水など、ショッキングなシーンを織り交ぜながら、狂気の世界に取りつかれた人間の心理的恐怖を描き、大きな論議を呼んだ。DVDに収録されているキューブリックの実娘ヴィヴィアンが撮影、監督した約34分のメイキングは必見。映画撮影時のキューブリックやジャック・ニコルソンら主要キャストたちの貴重な素顔を垣間見れる。

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  • [ ホラー映画 ] ホラー スリラー

ラブ・アクチュアリー

2006.10.23

ラブ・アクチュアリー


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 19人の男女が織りなす恋愛模様を、ユーモアとウィットに飛んだ会話と心温まる&切なくなるイギリスのラブストーリー。秘書に一目惚れした新首相の仕事に身が入らない日々、義理の息子の熱烈片思いをサポートする父親、親友の新妻に恋した画家の切ない心、言葉の通じないポルトガル娘に恋したミステリー作家など、年令も職種も違う男女の恋物語は、誰かに共感できるというより、どの人の恋愛にも共感できる、胸が痛くなるエピソードばかり。
 監督は『ノッティングヒルの恋人』の脚本家リチャード・カーティスゆえ、ロマンティックコメディはお手の物。とはいえ、19人の登場人物とその恋愛を裁いた手腕は見事! 首相を演じたヒュー・グラントの軽妙な芝居、夫の浮気に気づいて目を潤ませるエマ・トンプソンの巧さほか、キーラ・ナイトレイ、ローラ・リニー、ローワン・アトキンスン、ビリー・ボブ・ソーントンなどスター総出演。

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  • [ 恋愛映画 ] ラブストーリー ラブコメディ

【第2回アンケート】 おすすめのサスペンス・ミステリー映画は何ですか?

2006.10.18

あなたのおすすめサスペンス映画は何ですか?

管理人のパッチです。
いつもブログを訪問していただきありがとうございます。

前回は「みなさんのおすすめ感動映画はなんですか?」というアンケートを行いましたが、
今回も久しぶりに映画アンケートを取りたいと思います。

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ディープ・ブルー

2006.10.16

映画「ディープ・ブルー」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 太平洋上に建設された海洋医学研究施設では、サメの脳組織を摘出して新薬の研究を行っていた。だが女性科学者が行ったDNA操作で、人間以上の知能をもつサメが生まれてしまう。そして、人間たちに襲いかかってきた。
 『ジョーズ』のサメの恐怖に、『エイリアン』の密室スリラーの要素を加味したような、サスペンスアクションである。『クリフハンガー』『ダイ・ハード2』と、アクションならお任せのレニー・ハーリンが監督した。本物のサメ、アニマトロニクスによるサメ、デジタル合成によるサメを、それぞれうまく融合させたSFXが見どころだ。スター俳優を極力避けて、きわめて普通の人々がサメという凶暴な生き物と戦う。だからこそ「誰が生き残るのか?」というサスペンス要素が、いっそう盛り上がっているのだ。

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  • [ ホラー映画 ] ホラー スリラー

トータル・リコール (1990)

2006.10.16

映画「トータル・リコール」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 2084年地球の植民地となった火星は統治者コーヘイゲンの圧制下にあり、民衆は空気供給を一手に握る彼に隷属していた。一方ダグ・クエイド(アーノルド・シュワルツネッガー)は美しい妻ローリーと地球で平凡な生活を送りながらもなぜか心が火星に引きつけられている。思いあまってある日リコール社を訪れ記憶移植による火星への疑似旅行をしようとするがトラブルに見舞われる。
 そしてこの時、自分の脳からかつて火星に居たという記憶が消されているということが判明。それを妻のローリー(シャロン・ストーン)に告げると彼女は、ダグを抹殺にかかった。彼女はコーヘイゲンの手先だったのだ。事態が理解できないまま追手から逃げるクエイドは自分の分身ハウザーからビデオモニターで「君は俺だ。君はコーヘイゲンによりハウザーとしての記憶を消された。すぐに火星へ飛び奴の息の根を止めろ。」と指示される。火星でレジスタンスのリーダー、クアトーと会ったクエイドが想起した決定的な情報とは・・・。

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  • [ SF ファンタジー映画 ] SF 近未来

21グラム

2006.10.13

映画「21グラム」のDVDジャケット


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 クリスティーナは、ふたりの娘と優しい夫と幸せに暮らしていたが、その愛する家族を交通事故で失ってしまう。ひき逃げ犯は前科者のジャック(ベニチオ・デル・トロ)。更生し、神を信じて真面目に働いていた矢先の不注意による事故だった。しかし、亡くなったクリスティーナ(ナオミ・ワッツ)の夫の心臓は、移植を待っていた大学教授のポール(ショーン・ペン)の命を救う。このことがきっかけになり、クリスティーナ、ポール、ジャックは引き寄せられるように近づく・・・。

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  • [ ヒューマン ドラマ映画 ] 医療 病気 障害

リディック

2006.10.11

映画「リディック」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 恐るべき敵ネクロモンガー艦隊により、次から次へと侵略されていく惑星。その戦いに宇宙のお尋ね者リディックは巻き込まれていく。やがて戦いは全宇宙の命運を分ける、とてつもない聖戦へと発展していくのだが…。
 傑作B級SF映画「ピッチブラック」の続編として作られた本作は、かなり大風呂敷を広げた仕上がり。なんと荒くれ者のリディックが宇宙を助ける“運命の男”として描かれるのだ。それにはツッコミたくなるものの、巨大なセットを実際に作って撮影した灼熱の惑星や地下の牢獄、そしてバロック様式を取り入れたネクロモンガー独特の美術など、世界観の作り込みは見事。むしろ本作は『スター・ウォーズ』で言うところの『帝国の逆襲』であり、続きができてこそ正当な評価ができる作品ではないかと思う。というわけで早く続編を!

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  • [ SF ファンタジー映画 ] パニック モンスター

エアフォース・ワン

2006.10.09

映画「エアフォース・ワン」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 最新のテクノロジーと最高権力の象徴である大統領専用機、エアフォース・ワン。アメリカ合衆国の大統領、ジェームズ・マーシャル(ハリソン・フォード)を乗せた、その「空の要塞」が、テロリストたち(ゲイリー・オールドマン)に乗っとられた。大統領本人を除く全員を人質にした一味は、仲間の釈放を要求する。人質となった家族に、一味の凶刃が迫る。家族への愛か、国家への正義か...。大統領の結論は、単身でのテロリストへの挑戦だった。
 監督は『Uボート』など骨太のドラマが得意な、ウォルフガング・ペーターゼン。スリルあふれる演出と、極限まではりつめたアクションが連続する。主演ハリソン・フォードをはじめとして、テロリストを演じる怪優ゲイリー・オールドマン、留守を預かる女性副大統領に扮するグレン・クローズらの名演も見ものだ。

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  • [ アクション映画 ] 犯罪 テロ 戦争

グリーンマイル

2006.10.06

映画「グリーンマイル」


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 大恐慌の35年。ジョージア州の刑務所で看守を務めていたポール・エッジコム(トム・ハンクス)は、大男ながら暗がりを怖がる黒人死刑囚のコフィーに興味をもつ。あるときコフィーがポールに触れただけで、重度の尿路感染症を治してしまったからだ。コフィーの不思議な力に触れた看守たちは、なんとかコフィーを死刑から救おうとする。
 トム・ハンクスが看守ポールを、大男コフィーをマイケル・クラーク・ダンカンが演じた感動作である。スティーブン・キングのベストセラーを、映画「ショーシャンクの空に」でもキングの小説に挑んだフランク・ダラボンが監督した。ポールの仲間に、好漢デヴィッド・モースとバリー・ペッパーが扮している。注目の若手俳優、サム・ロックウェルの悪役ぶりも強烈だ。3時間8分という長い作品となっている。

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  • [ ヒューマン ドラマ映画 ] 法廷 刑務所 脱獄

ピッチブラック

2006.10.02

ピッチブラックのDVDジャケット


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 3つの太陽が照りつける砂漠の星。そこへ宇宙船が墜落する。かろうじて生き残ったのは、操縦士(ラダ・ミッチェル)、刑事(コール・ハウザー)、そして殺人犯(ヴィン・ディーゼル)を含む数名。やがて彼らは、この星にうごめく怪物の存在を知る。太陽に照らされているこの星が、日食で暗闇にのみこまれる時、モンスターが現れる。死者の数が増えるにつれ、『ピッチ・ブラック』はSFムービーの色が濃くなってくる。
 トゥーヒー監督の映像のとらえ方には、ビデオ映画を劇場映画に変えられるほどのインパクトがある。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のように、観客に与えるヒントを効果的に使っている。モンスターの姿を見せずにおいて、その存在を感じさせるのだ(もちろん、一度そのおそろしい姿を見せるのも効果的だが)。『 ピッチ・ブラック 』は、パニック映画の要素を存分に秘めた作品だ。監督の選んだキャストも抜群。ラダ・ミッチェル(アリー・シーディと一緒に出ていた『ハイ・アート』が記憶に新しい)に、ヴィン・ディーゼル(戦争映画「プライベート・ライアン」のカパーゾ二等兵)は特にきわだっている。その強じんな肉体を存分に見せてくれるヴィン・ディーゼル。彼の役柄の成長が、この映画をグッと引き締めている。

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  • [ SF ファンタジー映画 ] パニック モンスター

コン・エアー

2006.10.02

「コン・エアー」のジャケット


 【 ストーリー ・ あらすじ 】

 妻を護るために殺人を犯したポー(ニコラス・ケイジ)は、8年の刑期を終え、愛する家族の元へ帰るべく連邦保安局の空輸機に乗ったところを、サイラス(ジョン・マルコヴィッチ)ら囚人グループたちにハイジャックされてしまう。ポーは外部の連邦保安官ラーキン(ジョン・キューザック)の協力を得ながら、サイラスらと壮絶な闘いを繰り広げていく。
 空に陸にとド派手なアクションを繰り広げていくヴァイオレンス・アクション大作で、製作は見せ場の過剰連続映画ならお任せのジェリー・ブラッカイマー。監督のサイモン・ウエストは、これがデビュー作となった。クライマックスなどで蛇足な部分もあるが、囚人たちひとりひとりの面構えが個性的でよく、往年のロバート・アルドリッチ監督作品を彷彿させる部分もあり。キャストの魅力で光った佳作である。

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