大どんでん返しのある映画 22本 (「米EW誌」発表)
米情報誌EW(エンターテイメント・ウィークリー)が、あっと驚く結末が用意された「大どんでん返し映画22本(You got swerved! 22 movies with twist endings)」を発表しましたので、今回ご紹介したいと思います。
やはり大どんでん返しのある作品というのは、サスペンスが好きな方なら大好物だと思います。ラストに待ち受ける大どんでん返しのために、いかに予測させずにラストまでの伏線を張るか。監督vs観客・・・私はいつも完敗なんで驚かされてばかりです。そんな作品が22本紹介されているんで、ランキング形式ではないのが少し残念ですがみなさんも参考にしてみてください。
誰がどのように22本を選んだのかはわかりませんが、有名な作品もけっこう入っていて、みなさんも観たことあるという作品が何本かあると思いますので、チェックしてみてください。ラストにどのような結末が、そしてどのようなどんでん返しが待ち受けているのか、ぜひ楽しんでいただきたいです。
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- [ サスペンス映画 ] ミステリー 大どんでん返し
シャーロック・ホームズ (2009年)
【 ストーリー・あらすじ 】
19世紀末のロンドン。黒魔術を操ると言われるブラッドウッド卿が死刑に処され、数日後に墓場から甦ったという。彼の逮捕に協力したホームズ(ロバート・ダウニー・Jr.)とワトソン(ジュード・ロウ)は、落とし前をつけるべくその謎に迫る。
名探偵シャーロック・ホームズをロバート・ダウニー・Jr.、その相棒のジョン・ワトソン博士にジュード・ロウが扮し、コナン・ドイルの傑作ミステリーを映画化。古典的なキャラクターの殻を打ち破り、興奮のアクションと予想のつかない展開で観客を魅了する痛快アクション・サスペンスに仕上がっている。
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コントロール (2004年)
【 ストーリー・あらすじ 】
主演は「ブロウ」「NARC ナーク」のレイ・リオッタと「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」「スパイダーマン」のウィレム・デフォー。監督は「リバース・エッジ」のティム・ハンター。
レイ・リオッタとウィレム・デフォーが初共演した新感覚サイコサスペンス。死刑を宣告された凶悪犯がその命と引き換えにある医学プロジェクトへの参加を余儀なくされる。新薬「アナグレス」の投与を巡り、犯罪者・リーと博士との心理操作作戦が始まる。
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バタフライ・エフェクト
【 ストーリー・あらすじ 】
アシュトン・カッチャーが、心理学を学ぶ大学生エヴァンを演じる。彼は子供のころの日記を読み返して、自分の過去を訪れ、トラウマになっている出来事を変えることができることに気づき、以前の不幸な結果を良くしたいと願う。だがその代わりに、「バタフライ・エフェクト」というカオス理論による向こう見ずな経験が、悪夢のように続く様々な出来事となる。
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チャイナタウン
【 ストーリー ・ あらすじ 】
ロマン・ポランスキー監督が、ジャック・ニコルソンとフェイ・ダナウェイの共演で描いた傑作ハードボイルド。37年のロサンゼルス。私立探偵のジェイク(ジャック・ニコルソン)は、建築技師の妻・モーレイ夫人(フェイ・ダナウェイ)から浮気調査を依頼されるが…。
ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイも雰囲気充分で申し分なく、事件の核心となる人物を重厚に演じているのは、ロマン・ポランスキーがお手本にしたという「マルタの鷹」の監督でもあるJ・ヒューストン。J・ゴールドスミスのメイン・タイトルも哀感に溢れている。90年に続編「黄昏のチャイナタウン」がジャック・ニコルソン監督・主演で作られた。
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バンテージ・ポイント
【 ストーリー ・ あらすじ 】
スペイン・サマンカのマヨール広場。国際テロ対策の首脳会議が開催される会場にて、アシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)への狙撃事件が発生。事件の鍵を握る重要な目撃者は8人いたが、彼らが異なる地点・立場から見たものは違っていた。現場にいたシークレット・サービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、事件の裏に隠された真相をたった1人で追い始めるが・・・。
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マッチスティック・メン
【 ストーリー・あらすじ 】
名匠リドリー・スコット監督作。詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は、極度の潔癖性のうえ、対人恐怖症の気もある男。あるとき、彼は精神科医の診察をきっかけに、14年前に別れた妻との間に、一度も会ったことのない娘がいたことを知る。意を決して娘アンジェラ(アリソン・ローマン)に再会するロイだが、こともあろうか父の仕事に興味を持ったアンジェラは、詐欺のテクニックを学んでいく。
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ニューオーリンズ・トライアル
【 ストーリー ・ あらすじ 】
ニューオーリンズで銃の乱射事件が発生。犯人は11人を射殺して自殺。犠牲者の家族は大手銃器メーカーを相手に訴訟を起こす。被告側は伝説の陪審コンサルタントのフィッチ(ジーン・ハックマン)を雇い、評決の鍵を握る陪審員に裏工作を開始する。
数あるジョン・グリシャムの小説の映画化作品の中では、間違いなくベストワンといえる傑作。我が国でも近く導入される、陪審員制度を題材に、陪審員のひとりであるニック(ジョン・キューザック)が仕掛ける謎の策謀と、陪審員を意のままに操り判決を有利にせんとするフィッチ(ジーン・ハックマン)とのかけひきは、ワンカットたりとも目が離せないスリルに満ちている。また貫禄たっぷりのジーン・ハックマンと、原告側の弁護士ダスティン・ホフマンの演技合戦も見もの。劇場公開時は短期間で終了したが、ストーリーテリング、編集、演出、演技、どれをとっても一級品のリーガル・サスペンス。
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クルーエル・インテンションズ
【 ストーリー・あらすじ 】
マンハッタンの豪邸に住む義理の姉弟キャスリン(『バフィー 恋する十字架』のサラ・ミシェル・ゲラー)とセバスチャン(ライアン・フィリップ)。贅沢にも飽きたふたりの楽しみは、他人の恋愛を操ること。キャスリンはフィリップに生真面目な少女アネット(リース・ウィザースプーン)をモノにすれば、自分を好きにしてもいいと持ちかける。賭けに乗ったセバスチャンだが、いつしか本気でアネットを愛してしまう。
義理の弟を誘惑するドスの効いたサラ・ミシェルの女子高生ぶりは、悪女の鏡といった感じ。天然で狡猾な女性高生を演じたセルマ・ブレアの演技も光る。
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映画「プレッジ」の解説と解釈
みなさんは映画「プレッジ」を鑑賞されましたか?以前の記事で映画「プレッジ」を紹介しましたが、ジャック・ニコルソンが素晴らしい演技を魅せてくれていましたねっ。ほんとに素晴らしい俳優さんだと思います。
しかし、ちょっと深く難しい作品なのでラストを理解するのは大変だったと思います。なので私の解釈ですが、いろんな謎を考えてみたのでご参考になれれば嬉しいです。またみなさんの解釈と比較などしていただいて楽しんでもらえれば嬉しいです。あと完全にネタバレなので、まだ鑑賞されていないという方は鑑賞後に読んでくださいねっ。
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プレッジ
【 ストーリー ・ あらすじ 】
ジャック・ニコルソンが執拗な元刑事を演じたクライムサスペンス。少女の惨殺死体が発見され、知的障害者が逮捕されたが彼は自殺。事件は解決したかに見えたが、老刑事は別に真犯人がいると感じ…。
俳優ショーン・ペンの監督第3作目。『クロッシング・ガード』に続いてショーン・ペンとタッグを組んだジャック・ニコルソンの迫真の演技にも注目。同傾向のアル・パチーノ主演作『インソムニア』と比較しながら観てみるのも面白いだろう。ショーン・ペンの才能に引かれてか、通好みの名優たちが多数出演しているのも個性派ファンにはたまらない魅力のひとつである。
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映画「メメント」の解説と解釈
映画「メメント」をみなさんは鑑賞したことがありますか?以前ブログ内でも映画「メメント」を紹介しましたが、「10分間の記憶」という設定と過去にさかのぼるという構成は素晴らしいですよねっ。しかし、とても複雑な構成と設定の映画なので、私なりに解説と解釈を交えて映画「メメント」を解剖していきたいと思います。私個人の解釈なので、あくまでもご参考程度に読んでいただけたら嬉しいです。あと完全にネタバレなので、まだ鑑賞されていないという方は、鑑賞後に読んでくださいねっ。
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メメント
【 ストーリー ・ あらすじ 】
およそ10分間しか自分の記憶を保てなくなった男レナード(ガイ・ピアース)。彼は妻をレイプし殺害した犯人を捜し出すため、ポラロイド写真を撮り、メモを取り、大事なことは身体に入れ墨で書き記すなどして必死の行動を始める…と、ストーリーを書いてしまうとこうなるのだが、実際はドラマの展開を逆転させ、いわば連続TVドラマの最終回からいきなり見せられ、ラストが第1話に相当してしまうという、ユニークな構造で推し進めていく新進クリストファー・ノーラン監督によるクライム・サスペンス。
まるでコロンブスの卵のようなアイデアの勝利がきわだった作品だが、予備知識なしで接すると何が何だかわからなくなる危険性も大いにあり。記憶や思い出(=メメント)というものの不確かさを痛感させる心理学論的おもしろさが楽しめる。
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ユージュアル・サスペクツ
【 ストーリー・あらすじ 】
船舶の炎上事故を調べていた捜査官クラインは尋問していたヴァーバル(ケビン・スペイシー)から奇妙な話を聞かされる。6週間前に銃器強奪事件の容疑者として集められた5人が、釈放後、協力して宝石強奪を決行。ブツをさばくためにLAの故買屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されるが、宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、トラブルから相手を射殺してしまう。そして恐慌状態の彼らの前に、伝説のギャング「カイザー・ソゼ」の右腕と名乗る弁護士が現れたというのだ……。
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薔薇の名前
【 ストーリー ・ あらすじ 】
1327年、北イタリアのベネディクト修道院にフランチェスコ派の修道士ウィリアム(ショーン・コネリー)とその弟子アドソ(クリスチャン・スレイター)が、会議の出席のためにやってきた。しかし、そこで連続殺人事件が起きたことから、ウィリアムは究明に乗り出すことになるが・・・。
ウンベルト・エーコのベストセラー小説を『愛人ラマン』などの名匠ジャン=ジャック・アノー監督のメガホンで映画化したミステリ映画。中世ならではのアイテムが次々と繰り出されることで、暗黒の時代色が巧みに醸しだされるとともに、観客を不可思議な迷宮へと誘う演出が。ショーン・コネリーは、80年代の彼の代表作といっても過言ではない名演を見せてくれる。残酷かつ狂気に満ちながらも、どこかユーモラスな、超逸品のエンタテインメントである。
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